読了して嬉し涙を抑えられないオカンでございます。
漸く彫り上がった型紙を妹に持ち出され、
挙げ句、呉服商いから締め出された五十鈴屋店主の主人公幸(さち)。
二年の歳月をかけて新作を売出し大成功。
おまけに奉公人の縁組まで、盛り沢山な「あきない世傅 金と銀」第10巻合流篇です。
友人Pちゃんに勧められて読み始めた髙田郁の作品たち。
オカンはどっぷりハマっております。
昨日、その友人Pちゃんに文庫本カバーをもらいました。
これの前にもらったのは、使い込んで洗っても手垢が落ちませんでね。
そろそろ新しいのをと思っていたところのグッドなタイミング!
早速、防水スプレーを吹きかけて陰干ししました。
そうすると汚れが付きにくいですもんね。
Pちゃん、まいどありがとう。
そうそう、山椒味噌も美味しいです。
こちらも毎度ごちそうさまです。
大阪天満の呉服屋の主人公が江戸に支店を出して、
江戸は金、大阪は銀が流通貨幣ということで、題名はそこから。
型紙は小紋の柄を彫ったもの。
柄に依って藩名が分かるほど武士のものだった小紋を
庶民にも広げようと知恵を絞って出来上がった模様の型紙なのよ。
金と銀とあるけど、全くわからんの。ごめん。