自称米子のプロモデラー

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旧ソビエト時代の傑作ライフルSVD

2024-06-03 08:57:33 | Gun

今日もまた鉄砲の話です。

私は「スナイパー」が主人公の映画が好きでよく見ます。

前回紹介した「Cheytac M 200」と言うライフルですが、映画「山猫は眠らない7」にも登場していました。

この「山猫は眠らない」のシリーズも全部見ました。が、はっきり言ってだんだん面白く無くなって来ているような気がします。

やはり一番最初の物語がよく出来ていると思います。

最初の「山猫は眠らない」は、トム・ベレンジャー扮するトーマス・ベケットが布で偽装した「M40A1」を使用しています。

相棒のビリー・ゼイン扮するオリンピックの射撃選手リチャード・ミラーと犯罪組織のボスを狙撃、暗殺すると言う物語ですが、ミラーの持っているライフルが、ドイツのH &K社のG3を改造してでっち上げたPSG1らしき物を使っています。

上の写真は上から、

旧ソ連、ドラグノフSVD(ガスブローバック)WE-TECH製

上から2番目が、ドイツH&K PSG1(電動)東京マルイ製

その下が、イギリス、L96 338ラプアマグナム(ガス式)well製

一番下が、アメリカ、M24ソーコムライフル(エアーコッキング)クラフトアップル製

です。

これらは全て合法的なおもちゃの銃です。

エアーソフトガンと言う物です。

日本国内で合法的に入手出来ます。

今日は、この中の「ドラグノフSVD」をレポートします。

このドラグノフライフルですが、台湾の会社WE-TECHと言うエアーソフトガンを製造している会社の製品で、日本仕様にパワーダウンした物です。

海外製のエアーソフトガンは、海外ではかなりのパワーなので、日本国内では違法になります。

なので、弾丸の初速を60メートル〜90メートルくらいに抑えて販売しています。

このWE-TECHのドラグノフは、ガスブローバック式のエアーガンですが、ブローバックの方に力が行きすぎて弾丸の発射が安定しません。

銃身の長さとガスの放出量のバランスが悪く、弾道が不安定です。

インナーバレルを40センチくらいにカットすれば、かなり精度が良くなるそうですが、私の場合、モデルガン的にいじっているのが好きなのでそこまで加工はしません。

このドラグノフですが、内部構造もかなりリアルに出来ています。

ストックとハンドガードは木製です。

工具無しでも、ここまで分解出来ます。

まるでパズルのような構造になっています。

フレームのも、狙撃ライフルとは思えないくらい薄っぺらく弱々しいのですが、これで機能を果たしているんですね。

なので実銃も重量が4,310kgと、狙撃ライフルにしては軽い物になっています。

実銃のPSG1などは、重量が8,1kg有ります。

なので、命中制度は???と言うところも有るのですが、軽量の狙撃ライフルで、シューターの体の負担は少ないでしょう。

映画にもアニメにもこのドラグノフは良く登場します。

独特の形状で、

何だかすごくかっこいい!!

無駄にメカニカルで、他の銃には無い魅力が有ります。

でも、大抵敵の兵士が持っているんですね。

映画「アメリカンスナイパー」でも、市街地で狙撃合戦になった時、アメリカ側は、M24とM40A3 ボルトアクションライフルですが、敵はこのドラグノフでした。

「ハートロッカー」も、「山猫は眠らない」もですね。

敵国の銃ですが、根強いファンの多いライフルです。

今回アップしたエアーガンのドラグノフですが、ガスの圧力で軽快にブローバックします。

250gの重いボルトが高速で動くので、撃った時、反動と言うか振動がしっかりと伝わります。

おもちゃですが、小口径の実銃のを撃ったような感触が伝わります。

撃っていて楽しくなります。

それに、このエアーガン、実銃のサイズを忠実に再現しているようで、実銃用のスコープが「ポン付け」出来ます。

大抵のエアーガンは、一部加工しないと実銃のパーツは付かないのですが、このドラグノフは、すんなりとスコープが取り付けられました。

これが、ベラルーシ製の実銃用のスコープですが、軍用ではなく、一般的な民間用販売の物のようです。

これが全体の写真です。

レティクル(スコープ内の照準線)を光らせる電池が、一般的な単三電池です。

リチュウムのボタン電池では有りません。

スコープを覗いてみると、

レンジファインダー(物を利用して距離を測るメモリ)が付いていますが、軍用の物とはちょっと違います。

でも外観は軍用の物と同じマグネシウムで出来た物だそうです。

これを見ると、本当に本物?と思います。

配線が露出しています。

雨に濡れてショートしないのか?と心配になります。

裏面のマウント部分です。

取り付けの際レバーを回しますが、それのテンションを調節できます。

スコープを取り付けるとストックのほお付けが出来なくなるので、チークパッドが付いてます。

ただ、製品のままだと、ゴムの塊だったので、牛革を巻き付けました。

実銃もエアーガンも狙撃銃としてはイマイチの銃ですが、このデザインから多くのファンがいるようです。

今現在、中華製のスポンジ弾を飛ばす薬莢式のドラグノフが安く発売しているようです。

こちらも面白そうですね。

プラ製なので、塗装して古びた感じにしたり、プラのストックを木製っぽく塗ったりして楽しめそうです。

それに薬莢が飛び出すドラグノフは、このスポンジ弾を飛ばす物しか無いんですね。

そのうち入手して塗装してみたいですね。

いや〜やっぱり狙撃銃ってかっこいいですよね〜。

 

 

 

 

 

 


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