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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

コルト パイソンハンターガスガン

2025-05-31 18:06:11 | Gun

今日ははっきりしない天気でした。

いよいよ梅雨に入るかもしれません。

憂鬱な日が続きそうですが、今日はちょっと変わったリボルバーのガスガンの紹介をします。

これですが、

「タナカワークス」の「コルトパイソンハンター」です。

銃身には、

「パイソンハンター」と刻印が有ります

銃身長は8インチです。

銃身の反対側には、

「タナカワークス」の刻印が有ります。

このタナカのパイソンですが、非常に面白いシステムが組み込まれています。

まず、これですが、

マイナスの溝が彫られた銃口のパーツをネジって外すと、

銃身が分解でき、長さの違う物と交換できます。

残念ながら短い銃身のをどこかに無くした様で、交換ができませんが、このシステムは、「ダン・ウェッソン」という実銃のシステムそのものです。

一丁で何種類もの銃身ので射撃が出来るという画期的なアイデアでした。

それと、もう一つ、このリボルバーは、ガスガンなので、グリップの下からガスを注入して、撃つのですが、弾は何処にという事です。

BB弾ですが、銃身の下の部分にスプリングが仕込んで有り、それを圧縮してBB弾を流し込みます。

こんな風に銃身の下の「おもり部分」がマガジンにアレンジされています。

引き金を引くと、シリンダーが回転し、銃身下のBB弾を1発くわえて回転しますが3回引き金を引かないと、発射位置までBB弾が上がってきません。

シリンダーはいつもフリーなので、手で回転させても弾を送る事ができます。

久々に引っ張り出してきたので、ちゃんと撃てるかどうか分からなかったのですが、試しにガスをグリップから入れて見ましたが、派手にガス漏れしました。

注入バルブが劣化しているのか、バルブから生ガスが噴き出しましたが、ある程度吹き出したら止まりましたので、早速初速を測って見ました。

平均的に54メートルくらい出ています。

リボルバーなので、シリンダーに6個のゴムチャンバーが有り、それぞれ硬さが違うので、集弾性があまりよくないのが普通です。

なので、5メートルからの着弾ですが、

こんな感じで結構バラつきました。

左右に39ミリ、上下で73ミリ。

と言っても、数十年投げっぱなしにしていて久々にガスを入れて撃ったので、壊れていないし、ちゃんと撃つ事が出来たのが優秀です。

ガス漏れは修理できるし、シリンダーのゴムチャンバーに多少注油するなりすれば、多少マシになるかも知れません。

しかし、このパイソン、外観はかなりよく出来ています。

まずグリップですが、

下の物が実物グリップを付けたMGCのモデルガンで、上がタナカのガスガンです。

かなり形状が似ています。

それと、撃鉄ですが、

倒れた状態だと本物っぽい形状ですが、起こすと、

こんな変な形です。

上の写真は左がMGCのモデルガン、右がタナカのガスガン。

撃鉄のスパー部分(指をかける部分)が、タナカの方が薄くてリアルです。

外観は、タナカのガスガンの方がリアルな感じがします。

マニュアルセーフティーはこの撃鉄の後ろに有ります。

このスイッチを押し込めば撃鉄をロックされ、撃てなくなります。

 

以前にMGCのモデルガンの銃身を継ぎ足して8インチにした物と並べてみると、

上がMGC、下がタナカです。

MGCの継ぎ足した銃身はちょっと短い様です。

銃身のイメージも、タナカのガスガンの方がリアルな気がします。

このタナカワークスのパイソンですが、 1987年発売なので、もう、38年前のガスガンなので今の物と比べられませんが、このシステム、おそらく「六人部登さん」の設計だと思います。

リボルバーは6連射だという常識を破る設計で感心します。

マルイより早く連射できるリボルバーを作ったタナカに拍手したいと思います。

やはり「タナカワークス」のトイガンは面白いですね。

今後の作品に期待します。


熱中症?

2025-05-30 17:27:39 | 日記

先日、早朝4時くらいでしたが、目が覚めた時、目の前がグルグル回ったような状態になり、吐き気もしたので、「熱中症?」と思いましたが、気温はそれほど高い事は無く原因が分かりませんでしたが、しばらくの間目の前がぐるぐる回り、治りませんでしたが、しばらくして少しずつ治って、吐き気もしなくなったので、もう一度寝ることにしました。

朝6時30分ごろ目が覚めましたが、まだ少しフラフラする状態でした。

でも、30分ほど起きた状態でいたところ、少しずつめまいも治りました。

寝ている状態からいきなりだったので、全く原因が分かりませんでした。

そこで、「就寝、目がまわる、吐き気」などと検索したら、「BPPV」という文字が出ました。

これは、「良性発作性頭位めまい症」という症状のようで、内耳の「耳石」の結晶が剥がれて、三半規管のリンパ液の中に入り込んで、正常な感覚を失う症状だそうです。

寝ている時に突然なったので非常に苦しかったですね。

それに、以前真夏の35度の現場で半日いた時に、「熱中症」になった事が有りましたが、その時の症状にそっくりだったので、「熱中症」とか、「脱水症状」と思いました。

調べて見て「良性発作性頭位めまい症」という一時的な「病気」だというのが分かったのですが、なんでこんな事が起きたのか?

その前の日、隣の島根県まで1人で車を運転して「過払金」の手続をし、帰ってきて夜まで仕事をして、かなり疲れていた様で、寝返りも打たずに横向きで寝ていたせいで、耳石が三半規管に入り込んだとしか思えません。

うちの「かみさん」も一度かかった事が有り、MRIで頭を見てもらった事が有りますが、一過性の物の様で、それ以降は症状が出ていません。

やはり歳を取ると、あちこちにガタが来ますね。

無理が効かなくなってきました。

以前、いつもと同じ様に食事しただけなのに体に「蕁麻疹」が出たことも有ります。

これもしばらくしたら、自然に消えましたが、やはり疲労とストレスが原因の様ですね。

最近気温の上下が激しかったり、季節の変わり目で、自分でも気が付かないうちに疲労が蓄積している様です。

ここいらでちょっと休んだ方が良いのかもしれませんね。

皆さんも体に気をつけてください。

 


もう一つのスタビライザーカスタム

2025-05-29 16:26:11 | Gun

連日スタビライザーカスタムの記事を書いていますが、まだもう一つ有りました。

これなんですが、

なんだか見た事の無い銃と思います。

これは「マルゼン」からの発売された「APSー1ドミネーター」という競技用のエアーガンで、実際には無い形の銃です。

いわば、「マルゼン」のオリジナルデザインの銃です。

フレームや銃身はプラスチック製です。

ハンドルやスライド部分はガラス繊維入りの強化プラスチックになっています。

内部構造は至ってシンプル。

スプリングを手動で圧縮し、引き金を引いて圧縮されたスプリングを開放し、ピストンを前進させ、その時の圧縮空気でBB弾を発射する仕組みです。

ただ、銃身の精度を上げ、引き金の構造も出来るだけ軽く動く様に工夫がされています。

全長は410ミリ、重量は、スタビライザーを付けているので、オリジナルより若干重く、1230gです。

フロントが若干重くなり片手で構えると割と狙いやすくなります。

ただ、グリップが、

これです。

一見パックマイヤーのゴムグリップに見えますが、「マルゼン」のオリジナル製作のゴムグリップです。

今現在はこの形ではなく、手に馴染むエルゴノミックデザインのグリップになっています。

この銃は、おそらく実験的に発売した物では無いでしょうか?

まず精度の高い、エアー競技に特化したエアーガンを発売したら売れるのか?という観点から、取り敢えず発売したという感じが否めません。

でも、面白そうな銃だったので、買ってみました。

この銃は基本単発式で、1発撃つごとにBB弾を銃身の上から入れて、ピストンをコッキングして撃つという方式です。

付属のマガジンを銃身の上に取り付けると、12発まで、連続で弾を発射できるようになります。

この部分にBB弾を入れます。

そして、

この撃鉄を起こします。

次に右側の大きなレバーを上に90度上げます。

レバーを上げたら後ろに引きます。

結構スプリングが強いので、しっかり左手でグリップを握り、レバーを後ろに停まるまで引きます。

カチっと音がしたらピストンがコックされます。

その後はレバーを前進させて下に下ろします。

これで、発射準備完了です。

引き金がかなり軽いので、不用意に触れない様に気をつけて、ターゲットを狙います。

4発ほど撃って見ましたが、

6時照準で、こんな感じに当たりました。

距離は5メートルです。

照準を黒丸の下に合わせたのでちょっと下目に当たっています。

黒丸に直接照準を合わせた方が良かった様です。

この銃も、もう数十年構っていなかったので、久々に取り出して撃って見ましたが、結構当たるもんですね。

左右は1センチほど、上下は3センチほどにまとまりました。

ピストンに注油したり、銃身を掃除したりすればもう少しまとまると思います。

発射の初速ですが、

66,72mです。

大昔の銃なので、パワーが控えめです。

でもよく当たります。

使用したBB弾は、

この安い物ですので、もっと精度の高い、0,25くらいの弾を使えばもっと集弾が上がると思います。

インナーバレルですが、

こんな肉厚の真鍮製です。

フロントサイトなんかライフルの物みたいです。

スタビライザーですが、銃身と干渉する部分を大胆に削っています。

程よく重いのでバランスは良いと思います。

リアサイトは上下左右に調整出来ます。

ただ、ちょっとゆるゆるな感じです。

そのため、ボール紙を切ってサイトの下に噛ませて締め付けて、ガタが出ないようにしています。

この銃は現実には無い物ですが、弾を飛ばすおもちゃなので、こんな物もあっても良いかと思います。

グリップ部分はガバメントそのものですので慣れ親しみんだ形ですが、やはり物たりませんね。

今現在は、可動式のグリップになって、もっとターゲットピストルっぽくなっています。

それらの銃が発売されるまでに試作品的な銃だったのだと思います。

たまにはこんな銃で、空き缶など並べて撃つのも楽しいですね。

 

 

 


MGCのスタビライザーカスタム パート2

2025-05-28 12:19:03 | Gun

今日も朝から非常に良い天気で、夏の様になって来ました。

でも、まだ梅雨が来るんですね。

このまま夏になって欲しいですね。

そんな事より、昨日アップした「MGCスタビライザーカスタム」ですが、もう一丁あるんです。

シルバーのスタビライザーカスタムです。

これです。

こんな銃です。

スタビライザー部分はアルミの削り出しで、表面はアルマイト等の仕上げは有りません。

アルミの地肌の状態です。

銃本体は、MGCのウイルソンカスタムです。

内部スプリングを交換し、引き金も軽くなっています。

スタビライザー部分ですが、

角が丸くなっていてよりカッコよくなりました。

ガスポート部分も大胆に大きく開口しています。

アルミの塊から削り出し手いる感じがよく分かります。

 

グリップですが、

パックマイヤー製で、実銃用のゴムグリップです。

実銃用なのですが、限定品なのか、コルトの刻印とメダリオンが付いています。

メダリオンももちろん実物です。

チャンバー部分は、ウイルソンカスタムのままなので、

WILSON45 ACPと刻印されています。

リアサイトもウイルソンのままなので、一般的なボーマーサイトです。

フロントサイトにはドリルで丸いへこみを付けて目立つ様にしました。

そして、

撃鉄ですが、ワイヤー放電でカットされた、スチール製の物と交換してあります。

カスタムガンと言えばリングハンマーが多いので、あえてスパー型の物にして見ました。

案外かっこいいですね。

引き金ですが、

ノーマルは3つの穴が並んだタイプですが、全部繋げて「ナショナルマッチ」の引き金の様にしました。

MGCのハレットシステムのガバメントですが、こんなカスタムが沢山あるんです。

今はもうシューティングマッチで使う事はないんですが、愛着のある物ばかりです。

このまま大切に保管します。

 


MGCのスタビライザーカスタム

2025-05-27 15:09:32 | Gun

今日は朝から非常に良い天気になりました。

若干寒いくらいですが、私にとっては一番良い天気です。

そんな事はどうでもいいのですが、私は以前、大阪に住んでいて、よく神戸は三ノ宮に行っていました。

三ノ宮に、今は有りませんが、「MGCボンドショップ」が有り、新製品が出ると買いに行っていました。

大阪にもモデルガンショップは沢山あるのですが、MGCのカスタムガンは、MGCの直営店でないと買えない物も多く、月に一度くらい用がなくても行ったりしていました。

ある日、特に新製品など出ていませんでしたが、なんとなく三ノ宮まで行ってMGCのショーケースを眺めていたら、ひときわ 目を引く銃が有りました。

これですが、

以前、超ヘビーなガスガンを紹介しましたが、それのバリエーションみたいな物です。

ただ、フレームの下に付いている「スタビライザー」が、丸くなっています。

以前の物は、

こんな角ばった物でしたが、今回の物は角が取れてよりカッコよくなりました。

スタビライザーんか上のポートは、

楕円形で左右に一個あります。

穴からインナーバレルがちょっと見えます。

気になるようなら黒く塗装でもすれば良いかと思います。

スライドには、

スプリングフィールドのマークが刻印されています。

金属のカバーのついたチャンバーは、

BARSTO45と刻印されているので、45口径の様です。

この銃がカスタムケースの上に乗せられて展示してありました。

価格が、確か2万円を超える物だったと、記憶しています。

見た時、「高いな〜」と思いました。

しかし、なんだかその場を離れられず、結局買いました。

もう40年くらい前の事です。

なんだかこの銃が気になってしょうがなかったんですね。

どうって事のないガスガンなんですが、妙に引かれて買ってしまいました。

各部も、

グリップがヘレットタイプの木製グリップで、これまたオシャレなグリップです。

マガジンは至って普通のマガジンです。

リアサイトは「ウイチタ」の可動式サイトです。

撃鉄も、至って普通のリングハンマーですが、黒染めしてあります。

スライドの動かないガスガンなので、スライドガードなんか必要ありませんが、

パックマイヤータイプが付いています。

スライドのフロントセレーションは、金型の整形ではなく、機械加工で彫ってあります。

マガジンを挿入するグリップ底部には「ウイルソンカスタム」と同じマグウェルが付いています。

ここくらいはもう少し上等な物を付けて欲しかった。

 

そんなに特別なカスタムではなかったのですが、この青黒く光るカスタムガンに一目惚れしてしまいました。

なので、この銃はホルスターには突っ込まず、戸棚に保管しています。

スプリングのチューンはしてありますし、インナーバレルもガタつきをアルミテープを巻いて精度を出して有ります。

なので5メートルで、2〜3センチくらいに集弾します。

手にした時も程よい重さで取り回しやすく、私のお気に入りの一丁です。

でも、まだ同じ様なカスタムが有ります。

そちらはシルバーのカスタムで、印象が全く違う物です。

それは次回に紹介します。