三瓶自然館サヒメルからの発注で、アンモナイトの復元模型を製作することになりました。
模型の素材として、スタイロフォームを使用しました。
この様な形なのですが、このままでは展示できないので、専用のスタンドを作りました。
素材は鉄製で、柱はネジで高さを変えられる様にしました。
この様に、空中に浮いた感じになります。
スタイロフォームですが、加工するのに「ヒートカッター」を使用しています。
コレですが、
ペン先の曲がった針金の様な部分が高温になり、
この様にスタイロフォームを溶かして切る事ができます。
先端のヒーターは色んな形状の物があり、
カットする形に合わせて交換できます。
まっすぐな線を掘る時は直線のヒーターで、
この様な線を掘る事ができます。
この道具で加工して行きます。
もう一つのアンモナイトですが、
コレは、アンモナイトの殻の中の隔壁です。
こんな複雑な形をしています。
コレが何枚も連なっています。
大体こんな感じです。
大きな部分の接着は、発泡ウレタンスプレーを使いました。
接着と隙間埋めの同時作業ができます。
こちらのアンモナイトと同時進行で製作します。
ここからが大変面倒な作業になります。
アンモナイトは、タコやイカの先祖と言われているので、イカの形状を参考にしました。
実際にイカを買ってきて、足の形状や、肌の質感を調べました。
コレが非常に細かい。
吸盤など、とても沢山付いているので、コレをどう再現するか?
試行錯誤の連続です。
続く!