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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

テッポウ好きの親父のタワゴトです。

2025-04-30 14:03:17 | Gun

先日、テレビの番組で、愛知県名古屋市で起きた、民家の拳銃篭城事件を再現したドラマを放送していましたが、犯人の持っている拳銃が、カットが変わるたびに変わっているのに呆れてしまいました。

最初は一瞬しか映らないので、気のせいだろうと思いましたが、そうでは無かった様です。

最初、犯人はコルトパイソン2,5インチ銃身のダブルアクションリボルバーの様に見えました。

次は、コルトローマン357マグナムだったし、その次はS&WのM10、2インチ銃身に変わっていました。

パイソンとローマンは同じコルト社の銃ですが、M10は別会社の銃です。

どうすればこんなに銃を間違えて撮影出来るのか?

他にも、この再現ドラマで、SITとSATらしき者が出てきますが、持っている銃がベトナム時代の三角ハンドガード付きのM16A1だったと言うのがびっくり!

本来なら、H&KのMP5を持っているはずなのですが。

狙撃手も、同じM16A1で狙撃しようとしてました。(ゴルゴ13かよ)

ま〜銃の事を全く知らないスタッフが再現ドラマでを作ったと言うのがよく分かります。

真剣な場面で笑ってしまいました。

日本のドラマは銃器のインストラクターがいない様で、デタラメな取り扱いを見せてくれます。

ドラマでも、真剣なシーンでいい加減な銃が出るので、一気にがっかりします。

良く見かけるのが、これ!


この銃はコルト ガバメントM1911A1です。

銃の事を知らない方は、何がおかしいのか分からないと思いますが、この状態で人に向けてなんだかんだセリフを吐いてますが、この銃、引き金を引いても撃てません。

撃鉄が起きてません。

この状態でないと撃てません。

日本の刑事ドラマで、この撃鉄を起こして銃を構えたシーンをほとんど見たことが有りません。

なのに、ダブルアクションリボルバーは、必ず撃鉄を起こして構えますね。

逆なんですけどね。

ダブルアクションリボルバーは、撃鉄を起こさなくても引き金を引くだけで撃てます。

でも上の写真のコルトガバメントM1911A1はシングルアクションなので、最初撃鉄を一回起こさないと撃てません。

それに、銃を突きつけたら勝ったと思い込む犯人。

何で抵抗しないのか?

海外のドラマではたまに見かけるのですが、ダブルアクションリボルバーは、撃鉄を起こしていなければ、

こんな風にシリンダー部分をガッチル握り込んでシリンダーが回らない様にすれば撃てません。

日本のドラマの様に撃鉄が起きていたら、撃鉄とフレームに間に指を入れます。

指が痛いのですが、銃は撃てなくなります。

アメリカのドラマの「マクガイバー」では、撃鉄の間にプラスチックの定規を差し込んで撃てなくしました。

そうして反撃しました。

日本では銃を向けられたら終わりと考えてしまう様ですね。

ドラマを見ながら、手の届くところで銃を向けているから簡単に奪えるのにな〜と、いつも考えてしまいます。

オートマチックの銃に場合、こんな風に、

銃を掴んで、銃口を自分から逸らし、スライドを1センチほど後ろにずらせば撃てなくなります。

大昔、オートマチックの銃は、銃口を手で押せば撃てなくなると言っていた人がいましたが、間違いではないんですが、押す量ですね。

10ミリ以上は動かさないと撃たれます。

それより、スライドとフレームを一緒にガッチリと両手で掴み、銃口を自分から逸らした後に、敵に1発撃たせます。

オートマチックはスライドが動かないと次の弾を装填できないので、2発目が撃てなくなります。

1発撃たせたらマガジンキャッチを押してマガジンを落とし、敵に一撃喰らわして銃を奪います。

落ちたマガジンを拾って装填し、返り討ちにします。

こんなシーンは日本のドラマでは無理ですね。

銃の扱い方があまりにも酷い!!

味方に無意識に銃口向けるし、引き金に指かけっぱなしだし、とにかく「マズルコントロール」が、全く出来ていない。

平気で、味方に銃口向けてますね。(無意識で)

面白いドラマでも、こんないい加減なシーンを見た途端、チャンネル変えます。

刀の殺陣師はいるのに、銃の殺陣師はいないんですね。

以前、「小林源文先生」の「キャットシットワン」という物語のCGアニメを見ましたが、ウサギのキャラクターが見事に銃を操作していました。

日本の映画では「南へ走れ、海の道を」で、岩城滉一さんが見事に軍用のM1911A1を扱っていました。

全弾撃ち尽くすのではなく、必ず薬室に1発残してマガジンを交換するところなんか初めて見ました。

一昔前のアクションドラマなんか見ると、もっと酷いですね。

6発しか入らない銃から、何十発も球が出たり、弾をリロードするシーンと撃つシーンで銃が変化したり、ショットガンなんか、ストックのない物を種子島の様に構えて連射したり、笑えます。

アメリカで、ピストルグリップの付いたモスバーグM500を撃ったことがありますが、撃つ前に射撃場のインストラクターが、顔の前に構えるな!反動で顔面に銃がぶつかるぞという様なゼスチャーをしました。

さぞかし反動がすごいのだろうと思い、しっかり銃を握って腰に当てて引き金を引いたら、

ドーンという音と共にものすごい反動が手のひらに来ました。

まるで、豪速球を打ち損ねた様な、ビリビリとした痛みでした。

でも、2発目も撃ちましたが、爽快でした。

そんなショットガンをエアーガンの様にペチペチ撃っているのが嘘丸出しですね。

誰か、もっと真面目にガンアクションを撮ってほしいですね。

辻本監督にお願いしますか?

 

 

 


美味しそうなプラモデル。

2025-04-29 17:15:19 | 模型

最近「銃」ネタばかりだったので、久々にプラモデルの記事です。

「ガンダム」のプラモデルで有名な「バンダイ」ですが、時々変な物を作りますね。

ゲーム機の「セガサターン」とか、何でこんなものを?と言う様な物を作ってくれます。

今回は、まさかこんなものをと言う様なプラモデルです。

それは、日本が世界に誇る、

実物大のカップヌードルです。

これはプラモデルなので、当然食べられません。

まるで食品サンプルです。

パッケージですが、

何だかカップヌードルの宣伝チラシの様な表示です。

肝心な中身ですが、

これだけのパーツが入っています。

右端麺の上の部分ですね。

左の歯車の様なパーツは、カップヌードルのカップ表面の印刷をプラパーツのはめ込みで表現しています。

つまり、塗装無しで、独特のデザインを表現できるんです。

パーツは全てはめ込み式で、接着剤は使いません。

しかも塗装も必要無し。

これは麺ですが、こんな複雑なものを全てはめ込み式で組み立てられます。

緑色のテープが見えますが、これはネギのパーツです。

裏面ですが、

こんな形で、まるで「レゴ」の様です。

ランナーから丁寧に切り取り、パチパチ嵌め込むと、カップのデザインも全て塗装無しでカラーで仕上げられます。

中の具ですが、

これはタマゴです。

そして「謎肉」です。

ネギなどは紙のテープの様なパーツがあり、それをハサミやカッターで切り抜いてネギっぽく作る様です。

このシールですが、エビの表面に貼るものの様です。

これがエビですね。

カップのパーツですが、

こんな風に立体的になっていて、

こちらのパーツをはめ込みます。

カップのディティールですが、ちゃんと実物の文字などの表示が刻印されています。

これに墨入れしても良さそうですが、ちゃんとシールが付いていて、塗装しなくてもシールを貼って文字の印刷を表現できます。

基本、塗装無し、接着無しで完成させられます。

説明書もわかりやすく丁寧に描かれています。

完成させた後でも、カップのカバーを外して中身を見ることができる様です。

面白いプラモデルですが、作ってしまうのがもったいなくって作れません。

もう一つ手に入れてから作ろうと思いますが、多分、完成しても、本物のカップヌードルと変わらない見栄えなので、案外つまんないかもしれません。

こう言うものって作っている時が楽しいんですね。

完成したら、ほったらかしというパターンになるかも知れませんね。

でも、こう言う物をプラモにしてくれた「バンダイさん」に拍手を送りたいと思います。

他のメーカーも、「餃子」のプラモ出していましたね。

ほとんど食品サンプルですね。

そのうち、ミスタードーナッツとか、マクドナルドのチーズバーガーなんか出たら面白いですね。

そんなの出たらまた買ってしまいそうです。

次は何を出してくれるか楽しみです。

 

 


懐かしいLSのプラモガン パート2

2025-04-28 12:20:39 | Gun

世間は「飛び石連休」が始まっていますが、今日も「懐かしいLSのプラモガン」の話です。

「LS」のプラモデルガンは1975年ごろ発売されていましたが、この当時のLSプラモガンは、外観や内部構造は本物っぽい設計でしたが、火薬は使えない、BB弾は発射出来ないと、ちょっと時代遅れ気味になってきていました。

1984年に、LSもエアーガンブームに合わせて、今までディスプレイモデルとして発売していたAKM や、M16A1などをBB弾仕様に変更し、「弾の出るプラモデルガン」として再発売しました。

今回アップしたプラモデルガンは、1984以降に発売されたものです。

今日は、M16のグレネードランチャー付きのモデルを紹介します。

この上のM16ですが、別売りのM203グレネードランチャーを付けています。

ノーマルは三角ハンドガードが付いています。

そして、このM16は、6ミリのプラスチックBB弾を発射できるモデルです。

このマガジンを引き抜いてBB弾を入れます。

マガジンはロックされていないのでマガジンキャッチボタンはダミーです。

マガジンは単に引っ張れば抜き取れます。

マガジンを引き抜いて、

BB弾を詰めます。

マガジン部分は細いスプリングが入っている部分ですが、マガジン本体はリザーブタンクになっていてBB弾を入れて置くことができます。

なので、動くたびに「ジャラジャラ」音がします。

サバゲで使うには問題ですね。

でも発射性能は意外なほど良いのが凄いです。

もう何十年も撃っていなかったので、久々に撃ってみました。

軽く段ボールを撃ち抜いたので、どのくらい初速が出ているのか?測って見ました。

使用したBB弾は0,12gですので、82メートルも出ています。

0,2gを使用すると70くらいまで下がります。

しかし、40年も前のコッキングガンで、これほど初速が出るのは設計が良かったのでしょう。

壊れてもいませんし、ちゃんと撃てました。

ただ、ホップアップシステムは有りませんので、綺麗に放物線を描いて飛んでゆきます。

命中精度も5メートで、3センチくらいにはまとまります。

この銃は、ABS樹脂を多く使用し、ディスプレイモデルの時よりかなり剛性が上がっています。

しかし、サバゲーで使うほどの強度は有りませんね。

なので、小型化したポンプアクションのモデルも発売されましたが、売れたかどうかは分かりません。

外観はダストカバーを塞ぎ、フレームの強度が上がりました。

グニャグニャするのが少なくなりました。

フレームもビス止めされ、ガッチリ組み立てられます。

オプションのグレネードランチャーもダミーですが形はちゃんとできています。

塗装をすれば、それなりに良いものになりそうです。

グレネードの銃身もちゃんと可動します。

BB弾を撃つには、このチャージングハンドルを1回ずつ引いてピストンとスプリングをコッキングします。

後は引き金を引けば発射出来ますが、引き金はかなり重い感じです。

引き金もプラスチック製なので独特の粘りが有り、壊れるんじゃないかと思うほど重いのですが、「バスン」と言う音と共にBB弾が発射されます。

もう40年以上経っているのに、ちゃんと撃てたのが驚きでした。

どこも壊れていませんし。

と言っても、グレネードランチャーのサイトが壊れていました。

フロントの折りたたみサイトはまだ使えますが、

プラモの銃なので、

銃口のサプレッサーも接着跡が有ります。

塗装していないので、こんな状態です。

このキットですがネジ穴を埋めて、塗装をすれば、外観はしっかりと出来ているので、かなり良いものになると思います。

このまま埃まみれにするにはもったいないモデルです。

今は無き「LS」のビンテージプラモガンなので、大切に保管します。

 

 


懐かしいLSのプラモガン

2025-04-27 17:27:29 | Gun

今日は、懐かしい「LS」のプラモガンの話です。

今の世代は「LS」なんて言ってもわからないと思います。

プラモメーカーなのですが、以前はライトプレーンの様な模型飛行機を製造販売していました。

後に、プラモデルを製造し、有名なのは原寸大のプラモの銃です。

銃刀法の規制のない完全プラスチック製なので、銃口のインサートも無し、カートリッジの真ん中を撃針が叩く方式ですが、全部プラスチックなので、銃刀法も関係ありません。

銃の模型なのです。

しかし、その強度の無さ、軽さ、構えるとギシギシ音がするし、グニャグニャ曲がるし、とうていモデルガンの域には達しませんでした。

ただ、モデルガンでは規制で再現できなかった撃発機能などリアルに再現されていて、今現在も再販を望む声もある様です。

今日はその「LS」のプラモガンを2丁紹介します。

先ずは、これです。

下が、完成品で販売された「AKM」その上が、「M16A1」です。

この2丁は、完全にプラモデルのエアーガンです。

「M16A1」は、普通に組み立て式のプラモデルガンでした。

ランナーからパーツを切り出して、接着剤で接着しながら組み立てるエアーコッキング式のエアーガンです。

もう一つの「AKM」は、組み立て式ではなく完成品のエアーガンで、グリップのノズルに圧縮エアーを繋ぐと、プラスチックのBB弾を連続して発射できるフルオートエアーガンです。

この当時リアルなAKMは無かったので、これを塗装したり改造してリアルにしていた様です。

外観はこの当時にしては良くできています。

銃口はAK47 ではなくAKM の形状になっています。

フレームもAK47の様な鉄の削り出しではなく、鉄板のプレスの様な形状に製作されています。

セレクトレバーは動きますがセミオート(単発射撃)は出来ません。

フルオートのみです。

このグリップのノズルに圧搾空気やフロンガスを繋ぐとBB弾をフルオートで発射出来ます。

エアータンクがないので撃って見ることができません。

ストックは何の工夫もないただの茶色のプラスチックです。

リアサイトは一応可動します。

ボルトハンドルはダミーで動きません。

マガジンは実銃と違い、マガジンの前をフレームに引っ掛けなくても装填できます。

ただ差し込めば装着できます。

AKの方はこんなもんですが、M16A1 は、スプリングをチャージングハンドルで圧縮して1発づつBB弾を発射出来ます。

もう何十年撃っていなかったので、撃てるかどうか分からなかったのですが、試してみました。

初速も測って見ました。

その結果は?

次回にアップします。

 


ドイツの傑作自動拳銃 パート2

2025-04-26 12:46:48 | Gun

昨日はショートリコイルについて分かりにくい説明で申し訳有りませんでした。

日本では銃の所持が簡単に出来ないので、銃の構造や弾丸の発射システムを知らない方が多いと思います。

大昔の鉄砲は、鉄の筒に火薬を入れて、その後に鉛のボールを入れて火薬に点火し、火薬に爆発で、鉛のボールを撃ち出していました。

これでは連続して発射出来ないので、真鍮のケースに火薬を入れ、鉛の弾をケースに押し込み、ケースに発火用の雷管をつけた物が発明されました。

それがカートリッジです。

真ん中のカートリッジが、発車前の物、弾丸を発射した後は右の状態になります。

カートリッジの下の部分に雷管があり、それを金属のピンで叩けば火花がカートリッジ内の火薬に燃え移り、その爆発で弾頭を押し出し、銃身を通る際、螺旋状の溝で弾頭に回転を与えてより正確により遠くまで弾丸を届く様にしました。

なので、弾丸は飛んでいくのですが、空のカートリッジは銃に残ります。

これが有ると次の弾丸を発射出来ないので排出する必要が有ります。

この排出を、弾丸の発射の際起こる反動を利用してスライドを後ろに動かしてそれによって空のカートリッジを弾き出す仕組みを考えました。

その反動利用の方式がブローバック方式です。

しかし、大型のカートリッジをこの方式で発火させると、弾丸が銃口から飛び出す前にスライドが後退すると、火薬の爆発が銃の後方に噴き出す危険な状態が起こります。

それを防ぐために、スライドと銃身を一時的にロックして開かない様にします。

火薬が発火して、弾丸が銃口から発射され、火薬の爆発が銃口から出て安全な状態になってから、スライドのロックが外れてブローバックが始まるシステムがショートリコイルシステムです。

ワルサーP38の場合、発射前は、スライドと銃身がロックされているのですが、スライドと銃身が一緒に後退すると、ロックが外れてスライドのみ後退します。

銃身がここまで後退すると、スライドが開放されて最後まで後退します。

この時、空のカートリッジを引っ掛けて銃の外に蹴り出します。

そうして銃身が空になるので、マガジンからスライドが次のカートリッジを加え込みスプリングの力で、銃身に押し込みます。

この一連の動作がオートマチックの銃のシステムです。

前置きが長くなりましたが、マルシンのP38は、銃身が後退してスライドが開くシステムを再現した初めてのモデルガンです。

モデルガンは弾丸が発射出来ないので、反動が起きません。

なので、銃身の中に火薬の爆発力を後ろに伝えるピストンが有り、カートリッジがシリンダーの役目をしてスライドを後退させます。

この時スライドと銃身がロックされているとブローバックできません。

それではマルシンのP38はどうしてブローバックできるのか?

それは、スライドと銃身がロックされていないからです。

この銃身が数ミリ後退しているのですが、スプリングの力で前後にカタカタ動きます。

スライドを手で後退させると、スプリングが銃身を後ろに押し戻すので、スライドと一緒に後退します。

その様は、まるでスライドと銃身がロックされている様に見えます。

でも実際はロックされいていないので、スライドを後退させた後、銃身を持って引っ張ると銃身が前に動きます。

銃身はフレームの上で自由に前後動するシステムです。

こんな単純な仕組みでショートリコイルを擬似的に再現しています。

このモデルガンが発売になってから、よそのメーカーもこれを真似して、「うそんこショートリコイル」を作りました。

今現在のガスブローバックのエアーガンもこのシステムを使っているものが有ります。

そんなショートリコイルの元になったモデルガンがこのマルシンのP38でした。

このマルシンのP38ですが、他も良くできています。

スライドの後端に残弾指示ピンが有ります。

カートリッジが薬室(銃身の後端)に装填されていると、このピンか飛び出して、発射準備が出来ていることを知らせてくれます。

通常分解もここまで出来ます。

銃身を抜くにはショートリコイルのピンを一本抜く必要が有りますが、それ以外は本物と同じ分解手順です。

モデルガンなので、当然銃身内にはインサートの鋼鉄板が入っています。

カートリッジも、センターを叩くのではなく、カートリッジの後端全体をこの字型の鉄板のブロックで押す形になっています。

スライドを引くと銃身も一緒に下がります。

たったこれだけの事ですが、初めて見た時は感動しました。

安全装置も実銃と同じに作動します。

撃鉄が起きている時にレバーを操作すると、撃鉄が倒れて引き金をロックします。

第二次世界大戦当時、ドイツ軍はルガーを使っていましたが、

ルガーは、製造に、手間がかかるし、強度の点で問題が有りました。

そこで、ワルサーP38が開発されました。

このP38は、今現在のオートマチックの拳銃の基本になっていると思います。

撃鉄のデコッキングシステム、ダブルアクションの引き金、ショートリコイルブローバック、口径9ミリ、など、ベレッタやSIGなどの教科書の様な銃です。

ルガーとワルサーは自動拳銃の基礎になった拳銃だと思います。

子供の頃、この2丁の拳銃はやはりヒーローのアイテムでした。

今はもうビンテージの銃ですが、いつまでもガンマニアのヒーローたちですね。