今日は寒いんだか暑いんだか分からない天気になりました。
着るものに困りますね。
しかも雨まで降っています。
憂鬱な天気ですが、007の拳銃の話です。
映画「007ドクターノオ」日本題名「007は殺しの番号」という第1作目の「ジェームズ・ボンド」が登場する作品ですが、このジェームズ・ボンドの愛用銃が「ワルサーPPK 」です。
我が家には「ワルサーPPK」が無いので、似た拳銃を紹介します。
これですが、
左が「ウエスタンアームズ」の「ワルサーPPKS」です。
その隣がベレッタ1934です。
ジェームズ・ボンドが使ったものはPPKですが、我が家の有るのはPPKSです。
なので、PPKSを紹介します。
ワルサーPPKとPPKSはどこが違うのか?
それは、グリップフレームの大きさです。
PPKSとPPKは使用しているグリップフレームが別物です。
PPKはオリジナルのフレームですが、PPKSはワルサーPPのフレームを使用しているため、ちょっとだけ大きさが大きくなっています。
じゃ〜なんで大きくしているのか?
それは、ヨーロッパで販売されているワルサーPPK は、アメリカに輸入される時、大きさの規制に引っかかるから少し大きめにされています。
アメリカでは、ハンドバック等に入れられる小型の拳銃と言うのが輸入禁止されている様で、PPKサイズの拳銃は規制の対象になるそうです。
そこで、グリップのフレームだけワルサーPPの物を使用して、ちょっと大きめにして規制をクリアして輸入されたアメリカ流通バージョンなのです。
このスライドのマークは、アメリカで流通している品物の証明の様です。
ウエスタンアームズは、このマークを忠実に再現しています。
これが「ワルサーPPKS」です。
写真の物はプラスチック製のモデルガンなので、銃身に改造防止の板が入っています。
このPPKSは、ダブルアクションオートマチックなので撃鉄を起こさなくても引き金を引くだけで撃てます。
撃鉄を起こしたままセーフティをかけると、撃鉄が倒れて、引き金が引けなくなります。
マガジンですが、実銃は9ミリショートの弾が装填できます。
これはモデルガンなので、専用のカートリッジだけ装填できます。
通常分解でここまでバラせます。
スライドを外した内部も細かくリアルに再現されています。
スライド内部は非常にシンプルです。
しかし、薬室にカートリッジを装填すると、カートリッジが装填されている事が分かる「残弾指示ピン」がスライド後部に飛び出します。
スライド側面の刻印も実物に忠実な様です。
これは、ドイツのワルサー社と契約して生産しているからでしょう。
細かい刻印やプルーフマークがリアルです。
スライド上面の反射止めも独特の波打った線で表現されています。
このワルサーPPKSは、ジェームズ・ボンドの拳銃とはちょっとだけ大きさが違いますが、ほぼ同じ物です。
この拳銃は小型ですが、非常に高性能で、第二次大戦でドイツ軍の将校が持っていた物ですが、小型で取り回しも良く、ジェームズ・ボンドの暗殺兵器としてピッタリだと思います。
映画「007は殺しの番号」で、組織の「M」から、PPKを使え!と手渡され、部屋を出てゆく途中で「そのオンボロベレッタを置いて行け。」と言われるシーンが有りました。
つまり、この時、ボンドはベレッタを使っていて、何度か故障等のトラブルで命が危うかったと言う事があった様です。
今後この様な事が無い様に、ベレッタより高性能のワルサーを使え!と言う事でした。
我が家のワルサーPPKSは、まだ火薬を使ったことが無いので作動がどうかは分かりませんが、手動で動かしてみてもスムーズなので問題は無いと思います。
しかし、モデルガンのベレッタの方は、色々有りました。
原作では、ベレッタM418の様な小型の拳銃だった様ですが、映画ではM1934を使っていたと思います。
一瞬しか出て来ませんが、多分1934だと思います。
今回ウエスタンアームズのPPKSと、もう一つ、ベレッタ1934を紹介しますが、このベレッタですが、やはり問題だらけの銃でした。
何が問題だったか?
それは次回にします。
続く!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます