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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

エイリアンゼノモーフを作る Part08

2025-09-02 12:38:11 | 模型

アシェットの「エイリアンゼノモーフ」の製作もいよいよ終わりに近づいて来ました。

今現在98号まで完了しました。

その姿がこれです。

両腕が付きました。

今度は首の可動部分の製作です。

Youtube の動画で、首がもげてしまったと言っている人がいました。

それに「立たない」とも言ってましたが、関節の締め付けが緩いのだと思います。

我が家のエイリアンはしっかりとたっています。

首が外れたのは、

この首の回転軸のベアリングの間に有る金属ピンが刺さっていないからだと思います。

その方の動画をよく見ると、やはりベアリングの間のピンが抜けているのか?最初から刺さっていなかったのか?有りませんでした。

なので首がすっぽ抜けたのだと思います。

説明の動画を見ながら首の部分のモーターの組み込みをしかけたのですが、モーターの回転位置が悪かったので、検査用の基板を接続して回転させようとしたのですが、全く動きません。

「なんで??」先日は問題なく動いていたのに、なんで?

他の部分はどうか?

インナーマウスは?・・・動かない。

頭のLEDの発光は?・・薄く光っている。

と言う事は、単純に電池の電圧が下がっている?

まさか、ついこの間買って来た新品なのに。

仕方がないので近所の電気屋から9ボルト電池を買って来て繋いでみました。

そしてスイッチを押したら、全く問題なく動きました。

この検査用の基板は電池を繋いでいるだけで電池が放電して行く様で、繋いでいるだけでどんどん電気が無くなって行く様です。

使用しない時は電池を外しておかなければならない様です。

このキットを製作し始めた頃、ちょっと時間が空いて、久々にインナーマウスを動かそうと思って基板を接続して見たら、全く動かず、発注主様に交換部品を取り寄せて頂いたのですが、単純に電池切れだった様です。

製作も終わりそうなこんな時に、この様な事がわかると言うのがなんとも言えませんね。

本来、組み立て説明書が無く、ネットの動画のみで製作すると言うのも色々問題がある気がします。

製作していると、動画がどんどん進んでしまい、いちいち戻したり、止めたりしなければならないのが煩わしいですね。

キットのLEDもインナーマウスも、首のモーターも、電池を新品にしたら問題なく動きました。

関節のネジもしっかりとねじ込んでいるので、立たないと言う事は有りません。

しっかりと立ちます。

今現在、98号まで来て、首のない状態までになりました。

次回は首を取り付け、リモコンを組み立てる様です。

他の方の製作動画を見ると、リモコンの反応が良くない様で、ボタンを押しても反応しない事がある様です。

接触不良や、配線の不具合のない様に気をつけなければならない様です。

完成まで後ほんの少しです。

頭部のカバーも出て来ました。

ラップに包まれたプラスチックカバーですが、ちょっと気になる部分があるんです。

それは組み立ててから確認します。


エイリアンゼノモーフを作る Part07

2025-08-30 12:47:41 | 模型

今日も激暑の日になっていますが、来週はもう9月なのにいつまでたっても暑さがおさまりません。

そんな最中ですが、地道に「エイリアンゼノモーフ」の製作が続いています。

昨日までに92号まで組み立てました。

96号まででボディと、展示用ベースの組み立てをしました。

先ず展示台ですが、

裏面に大きめのジョイントパーツをはめ込み、ネジで止めます。

しかしここで使用するネジが、

ほとんど見分けが付かない同じ様なネジが二種類有ります。

左がエイリアンのボディに使用するネジ。

右がベースを繋ぎ合わせるネジですが、見ただけではほとんど同じに見えます。

虫眼鏡等でよく見ると、ネジ頭が、ベースに使うものはドーム型の丸い頭のネジです。

エイリアンのボディーに使う物は、ネジ頭が平らになっています。

唯一ここで見分けられます。

ネジも若干サイズが違う様で、ボディーに使う物は少し細い様です。

展示ベース用のネジでボディをねじ止めするとネジがかなり硬くて捻じ込めません。

みなさんここで間違われる様です。

エイリアンのボディは裏面から楕円形のジョイントパーツで繋ぎ合わせて組み立てます。

写真の楕円形のパーツがジョイントパーツで、ネジ頭の平らな方でねじ止めして行きます。

これがボディーの裏面。

表は、

こんな形です。

まさに「H,R,ギーガー」のエイリアンです。

なんだかモトクロスの防具の様な形です。

後部は背中の突起を取り付けるための出っ張りが有ります。

この突起に、このパーツが付きます。

今の段階では邪魔になるのでとりつけません。

ここまで来て組み立て説明の動画のミスや、どうしてもねじ止めできない部分が出て来ました。

腰の前後のパーツですが、ネジ5本で止めなければならないのですが、ドライバーが届きません。

3本は問題なく絞められたのですが、腰の左右のネジ穴が深すぎてドライバーが全く届きませんでした。

そこでドライバーが穴に入り込む様にドライバーの付け根部分をを削りました。

ここまで削らないとビスを締め付けられませんでした。

元々の付属のドライバーはもっと短かったので全く使えません。

それと、ボディーの肩パーツの表現が間違っていました。

ゴムパーツを接着となっていましたが、プラのパーツでした。

このパーツ、この後の説明動画でもう一度出て来ます。

先に組んでいた下半身と、胸のパーツを仮組して見ました。

かなりデカいですね。

これに、

この背中のパーツが付きます。

これは磁石でくっ付く様です。

ここまで組むとすごい迫力です。

まだ両腕と頭部が付いていませんが、この時点でかなりの迫力です。

ここまでで、97号です。

全100号なので、後少しになりました。

先日、アシェットから、「エイリアンゼノモーフ」の全パーツを13万円で販売するとメールが来ましたが、微妙な値段ですね。

組み上げて行くにつれて、だんだん手放したくなくなって来ます。

思いの外迫力が有り、このまま我が家に置いておきたくなります。

と言っても、完成したら発注主様に送り出します。

完成まで後少し、完成が楽しみでもあるのですが、ちょっとさみしくもあります。

 

 


エイリアンゼノモーフを作る Part06

2025-08-26 17:09:27 | 模型

連日猛暑が続いていますが、10月まで暑い様です。

良い加減涼しくなってほしいですね。

そんな最中、「アシェット」の「エイリアン」の製作は続いています。

前回70号まで組み立てましたが、今回、やっと80号まで組み立てました。

「ディアゴスティーニ」の「零戦」と違い、パーツを組み合わせるだけで組み上がるのが助かりますが、パーツのピンと受け穴がシビアで削らないとうまく入らなかったりします。

しかし、それほど組みにくくは無く、割とサクサク進みます。

今現在下腹部と尻尾の製作の段階になっています。

今現在出来上がったパーツは、

足が長くて尻尾もデカい。

金属パーツも多く、完成したらかなり重いと思います。

身長が1200ミリなので、実物の半分の身長だそうです。

それでもデカい。

足を股間のパーツにくっ付けて見ると、

メチャクチャ足が長い!

足の出来もなかなかです。

しかし、関節を可動させるため、こんなパーツ割になっています。

足首は軟質樹脂のシートで段差が出来ています。

スネですが、

ここは上手く処理してあります。

これでちゃんと関節が動きます。

これはスネの裏側ですが、ディティールが細かく入っています。

ジャバラ部分は金属製で重みが有ります。

この写真は、パッと見たらどこのパーツか分からないと思いますが、股間部分に尻尾を取り付けたところです。

尻尾はグニャグニャ曲がるのかと思っていましたが、多分ポリスチレン製の硬い樹脂で出来ています。

このパーツは左右モナカ構造で接着する仕様ですが、割と隙間も出来ずピッタリ合います。

しかし、継ぎ目は出るので、パテ打ちして色を補修したいところです。

胴体と下腹部ですが、エイリアンのディティールが細かく再現されています。

肋骨は亜鉛ダイキャスト製で金属です。

ここまでで、80号になりました。

次の81号で、股間に両足を取り付ける作業になる様です。

本当にでかいです。

完成が楽しみですね。

 


エイリアンゼノモーフを作る Part05

2025-08-19 19:04:28 | 模型

アシェットのエイリアンの製作も、61号から70号まで進めました。

61号までで、右手、左手、頭部、肋骨などを作ってきました。

次は左足を作ります。

細かい製作は諸略しますが、組み立てると大まかにこんなパーツに分かれます。

真ん中のジャバラのついたパーツが内部の骨格になります。

これに関節のジョイントが組み込まれ、膝を曲げることができます。

下のパーツは、外皮です。

マグネットを裏面に貼り付け、内骨格内部の磁石と引き合う様になっていて、被せるだけでくっ付きますが、力が弱く、気休め程度の吸着力です。

腕と足の細かいピッチのジャバラは亜鉛ダイキャスト製で重みが有ります。

外皮のニトリルゴムと合間って、組み上げると結構重量が有ります。

今現在ここまで組み立てました。

腕や、足の関節には、

ジャバラのカバーがあるので昔のガンプラの様に穴が開く様な事は有りませんが、大きく関節を動かすと外皮がかなり引っ張られるので、接着面が裂ける可能性が有ると思います。

なので、派手なポーズはしない方が良い様です。

これは肋骨を裏側から見たところですが、アバラのパーツは全部亜鉛ダイキャスト製なので小さなネジで全て止めてあります。

ここまできて何ですが、パーツのサイズをお見せします。

先ず足ですが、長さが635ミリあります。

腕ですが、

520ミリあります。

重量も割と有るので、関節がかなり硬く出来ています。

頭部ですが、前後の長さが、450ミリ有ります。

これも重量が有ります。

小さなモーターで動くかどうか?組み立ててみないと分かりません。

ここまでで、70号まで出来上がりました。

全部で100号なので後、30号です。

この他にも「ディアゴスティーニ」の「零式艦上戦闘機も、後10号ほどで完成なので、こちらもぼちぼち進めて行きます。

でも、エイリアンの方が簡単に完成しそうです。

まだまだ製作依頼品が有るので、時間を見て進めてゆきます。

 

 


エイリアンゼノモーフを作る 番外編2

2025-08-15 17:50:02 | 模型

z連日猛暑日が続いていますが、今日もエイリアンの番外編です。

前回は、「竹谷隆之氏」の「エイリアンパイル」を紹介しましたが、今回はこれです。

1979年に発売された「mpc」のプラモデルのエイリアンです。

このキットは、エイリアンの上映に合わせて発売された物で、発売当初大人気で売り切れ続出で、何処にも売っていませんでした。

私も、京都の「ボークス」まで買いに行きましたが、売り切れでした。

この当時、「ボークス」は、田んぼの真ん中に建つ民家で、一階の部分を店舗に改造した様な店でした。

「mpc」のエイリアンを買いに行ったのですが、売り切れで、落胆していたら、お店の方が、「こんなのが有りますが」と言われて見せてくれました。

ちょっと前に紹介した「ケナー社」の「エイリアン」です。

大きさが大きく、高さだけでも475ミリ有ります。

インナーマウスがが飛び出すギミックも有り、せっかく京都まで来たのだから、買って帰りました。

でも、やはり「mpc」のプラモデルは欲しかったのですが、買えませんでした。

それから数十年後、リサイクルショップに有った「mpc」のエイリアンを買うことができました。

肝心な中身ですが、

これが組み立て説明書。

全部英語です。と言ってもイラストで組み立て方は十分わかります。

パーツもそれほど多く無く、

作るのは難しくは無い様です。

しかし気になるのは、

特徴的な頭部です。

何が気になるかといえば、

写真ではイマイチ分かりにくいと思いますが、頭部の横幅が大きい様に見えます。

それに前後の長さがちょっと短い気もします。

左右接着方式の頭部ですが、接着面を削って細くと言うことも出来ないし、改造がかなり難しいですね。

ボディーですが、

肋骨など特徴をよくとらえている気がします。

頭部の横幅の広さも見る角度によってはあまり気にならない様です。

なので、下手に改造するより、「mpc」の設計の通りに素組みした方が良いのかも知れません。

昔良き時代の海外製プラモです。

作るのがもったいないですね。