お久しぶりでございます。ちょっと私用で遠方へ出かけておりましたので、2、3日留守しており、ブログ更新できませんでした。また、今夜から再開しますので、宜しくお願いいたします。
監督=サム・ペキンパー
音楽=チップ・デイヴィス
イメージ主題曲=は
覚えていらっしゃる方もいるでしょうが、こんなレコードがありましたね。
覚えていらっしゃる方もいるでしょうが、こんなレコードがありましたね。
U.S.CONVOYS/『コンボイ』のテーマです。もちろん、サントラでもカバーでもありません。イメージソングという言葉もなかった頃、実質初めて作られた、国産イメージ・テーマ曲ですね。作曲はユーミンの旦那さんの松任谷正隆氏。ユーミンに惚れ、ユーミンがダリアの花が好きと知り、ダリアの花をプレゼントしてプロポーズされましたね。
出演はクリス・クリストファーソン、アリー・マックグロウ、アーネスト・ボーグナイン、バート・ヤング、マッジ・シンクレア、フランキー・アジエイといった面々です。
サントラの方はC.W.マッコールことチップ・デイヴィス。サントラ盤はキャピトルから発売されていましたね。しかも、制作にあたっては、シャーマン兄弟の作詞家ロバート・M・シャーマン、助監督にジェームス・コバーンが務めてますね。
決して和調臭くなく、なかなか洒落たフュージョン・ミュージックです。B面の「デンジャラス・カーブ」も、どこかボブ・ジェームスみたいな洗練されたサウンドを聴かせてくれます。サントラ以上にこちらが好きと言う方も多いほどです。実際には、ラジオCMのテーマとして使用されており、いわば黒澤明監督の『影武者』で、完全に音楽が出来ていなくて、「軽騎兵」序曲などが予告編で使われていたようなものでしょうか。なお、チップ・デイヴィスの音楽も、これもなかなかいいですね。
『コンボイ』のテーマ/U.S.CONVOYS
『コンボイ』/C.W.マッコール
『コンボイ』のテーマ/U.S.CONVOYS、これいいですね。これまたよく中古屋で見かける盤でしたが、映画の印象が薄いので買わずにいました。たしかにユーミンの曲のアレンジと共通点がありますね。C.W.マッコールの曲のほうは、うーん自分にはちょっと男くさいかなw
私が初めてイメージソングというものの存在を知ったのは1987年のテレビアニメでしたが、その時は「全く関係ない曲引っ張ってきて売り込んでるだけじゃん」としか言いようのない代物でした( ̄д ̄;) /~~~~~~~ そういう例は他にもありますが、それに比べてこれは随分良心的な作りなので助かります。
「デンジャラス・カーブ」は映画内の音楽と言われても違和感がない気がします。歌詞にコンボイという語が複数回出てくるせいもあるのでしょうが、冒頭含め曲調がホントラと幾分似てることも大きいのでしょう。