春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

お世話になりましたねえ「ミシェル・クレマン・オーケストラ」

2019-07-12 23:58:28 | 日記
昔、まだシングル盤が500円だった時代、「3本立てロードショー」と題した600円のシングル盤があったのを覚えていらっしゃる方は、
何人ぐらいいらっしゃいますかな?

そんな中で、ミシェル・クレマン・オーケストラの演奏を中心にしたのが、このレコードです

まあ、買ったとき、「騙された」とか「がっかりした」と思った方も多かったでしょうけど、私は結構気に入っておりました

ミシェル・クレマン・オーケストラは、その正体はクリス・カーペンター・オーケストラと同じフィリップス・スタジオ・オーケストラ。ただ、編曲者が違い、利根常昭と林一の二名が担当しており、この利根常昭さんは高知県の出身。ミシェル・クレマンはフランス人ではなく土佐の生まれかということになりますが(笑)

主に利根さんの仕事はフィリップス・スタジオ・オーケストラの編曲指揮をして、尾崎紀世彦の伴奏をしておりました。こんなレコードも出ていました

そう、マンダムで有名な『男の世界』。これは尾崎紀世彦も歌っており、このカラオケとほぼ同じアレンジの演奏。思わず笑いこけてしまいました

LPも出しております
こちらは結構安い❗️

一時期ミシェル・クレマンは都倉俊一ではないかという噂もありましたが、利根常昭も林一もグループサウンズの作曲・編曲者なのですね。この通り、ニセトラやカバー曲などの作曲家やアレンジャーは、ジャズやGSに多かったんですね

ミシェル・クレマン・オーケストラの演奏をどうぞ

『ベニスに死す』
https://youtu.be/qM0OyBHZfoc
『燃えつきた納屋』
https://youtu.be/Mf98nW8CLm4
『黒帯ドラゴン』
https://youtu.be/4BXDAEX5kNk
『シンジケート』
『ダーティ・ハリー2』
『ビック・ガン』
https://youtu.be/ZHk9ekrdh1w
『男の世界』尾崎紀世彦

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こめへん)
2019-07-13 02:28:34
私が最初に買った映画音楽のLPが、この楽団の戦争映画音楽集のLPでした。(「あれ、サントラじゃないんだ」)。
それで懲り(?)「3本立てロードショー」は、いかにもサントラ「ではない」波を感じて買わなかったので、再会したのは、近年の中古屋やら、ガレージセールでした。「荒野のドラゴン」のカバーなんて、それ自体が珍しいですw
『シンジケート』/『ダーティ・ハリー2』/『ビック・ガン』の3曲というのも渋いなあ。
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Unknown (862831)
2019-07-13 04:38:58
こめへんさま。ミシェル・クレマン楽団はサントラが当時発売されていない映画の音楽をよく録音していたので、それをサントラの代用品として聴いたいたマニアも多かったですね。それが結構よくできていて、『ダーティ・ハリー2』や『黒帯ドラコン』などは、その代表的なものですね。尾崎紀世彦が歌う『ゴッドファーザー』の「愛のテーマ」のカラオケヴァージョンは、そのままミシェル・クレマン楽団のレコードにメロディ付けているだけなんですw
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Unknown (ボルナ)
2019-07-13 04:42:53
イージーリスニング調があるかと思えば、ジャズにディスコ調が混ざったようなものもあれば、映画音楽風だったりと幅広いですね。まぁ、映画音楽自体が幅広いスタイルなので、ある意味当然なのかもですが。
ちなみにミシェル・クレマン・オーケストラの音源では、「4チャンネル/愛の映画音楽ベスト」というレコードが個人的には好きです。
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Unknown (862831)
2019-07-13 09:50:18
ボルナさま。『ベニスに死す』ではイージーリスニング風、『燃えつきた納屋』ではクリスチャン・ゴベール風、『黒帯ドラコン』ではジャズ・フュージョン風とバラエティーに富んだ演奏を聴かせてくれましたね。4ch のミシェル・クレマンのアルバム、以前持っていました。特に『大列車強盗』がサントラそっくりの演奏でしたね。効果音がなかなかいい臨場感を出していましたね。
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