春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

レアなサントラやニセトラ、そしてイージーリスニングをご紹介するブログです✨

『ジュリア』『愛と喝采の日々』/クリス・カーペンター・オーケストラ

2019-08-22 18:51:20 | 日記
またまたお馴染みのクリス・カーペンター・オーケストラの登場です
『ジュリア』Jullia(1977 アメリカ)
監督=フレッド・ジンネマン
音楽=ジョルジュ・ドルリュー

出演=ジェーン・フォンダ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ

リリアンとジュリアの友情、作家のダシール・ハメットの愛を描いた作品。この作品でヴァネッサ・レッドグレイヴはアカデミー助演女優賞を受賞したが、その際にPLOの活動に関する政治的発言のスピーチをしたことでも、話題になった作品

音楽はジョルジュ・ドルリュー。渋くて美しい旋律だが、クリス・カーペンター楽団はこの映画の音楽も演奏していたのですな

この楽団は結構ブラスが全面的に出る演奏をするけど、クリス・カーペンターはどのような演奏しているか興味あるなあ

『ジュリア』メイン・タイトル
クリス・カーペンター楽団の演奏がないので、オリジナル・サウンドトラックで

『愛と喝采の日々』The Turning Point(1977 アメリカ)
監督=ハーバート・ロス
音楽=ジョン・ランチベリー

出演=シャーリー・マクレーン、アン・バンクロフト

家庭に入ったディーディーと仕事一筋のエマ。バレエ界を舞台に対照的な二人の女性の生き方と、母親の情愛を描いた作品

音楽はジョン・ランチベリー。あまり聞かない名前だけど、劇中で使用されるクラシックのバレエ曲だけではなく、この人のオリジナル・スコアもまたいい

これは『ジュリア』のB面に収録されているようだが、ロンドン交響楽団とあるだけで、誰が指揮して、誰がピアノを弾いているか不明

サントラの音源が見つからなかったので、予告編から

ミシェル・クレマンの時もそうだけど、クリス・カーペンター楽団の36回転のLPは何故かなく、必ず一曲は違う演奏も入っている

クリス・カーペンター楽団のLPといえば、45回転のオーディオ・チェックシリーズだけのよう

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こめへん)
2019-08-22 23:58:39
「ジュリア」は大好きな曲なので、カバー聴いてみたいですね(カバーあったのか!w)。
「愛と喝采の日々」の予告編、あれれ、ルグランの「三銃士」の愛のテーマがずっと流れてますね。
ジョン・ランチベリーは、バレエの指揮や編曲で有名な人で、クラシック曲をランチベリーが編曲・指揮してたのかな。(サントラ盤ではローレンス・フォスターが指揮してましたが)

imdbではこうなってますね、

John Lanchbery ... music adapted by / music conducted by
The Los Angeles Philharmonic ... music performed by
John Lanchbery ... composer: additional music (uncredited)
Lionel Newman ... music supervisor (uncredited)
返信する
Unknown (862831)
2019-08-23 15:14:37
『ジュリア』をまさかクリス・カーペンター楽団が演奏が演奏していたとは、私も知りませんでした。もうすぐこの盤が届くので、聴くのが楽しみです(本日落札しました)。一方、『愛と喝采の日々』は、この盤ではボルナさんの情報によるとロンドン交響楽団が演奏しているのはチャイコフスキーの『白鳥の湖』が収録されているらしいです。ジョン・ランチベリーという人はバレエ曲の編曲や指揮が得意とのことで、おそらくこの映画では音楽監督を務めていたのかも知れないですね。サントラは確かキングのロンドンレーベルから出ていますね。
返信する
Unknown (ボルナ)
2019-08-23 22:43:38
「ジュリア」の音楽は味わい深くていいですね。話の舞台がヨーロッパや19世紀でも馴染みそうな感じです。加えて(例えば「スターウォーズ」辺りと違って)小編成でもよさげなので、クリス・カーペンター楽団には合いそうに思われます。

ところで、「愛と喝采の日々」の方はちょっと話が違ってそうです。
件のレコードA面にはドルリューによる「ジュリア」の曲が確かに入っているものの、「愛と喝采の日々」の方はジョン・ランチベリーの曲ではなく、ピエール・モントゥー指揮の「白鳥の湖」が収録されてるらしいです。ジャケットの表にはそう書いてあります。とんでもない大物指揮者の登場ですが、フィリップスで既にあった音源ですので、要は版権で問題にならない音源を引っ張り出したということなのでしょう。言ってみれば「ジュリア」の方はいわゆるニセトラ、「愛と喝采の日々」の方は「ソング・オブ・ノルウェー」や「がんばれ!ベアーズ」のようなものでしょうか。
返信する
Unknown (862831)
2019-08-24 14:40:25
ボルナさま。オークションで落札したので、間もなくこのレコードが届く予定です。クリス・カーペンター楽団の『ジュリア』は、どんなのか聴くのが楽しみです。これもフィリップスお得意のクラシック曲とのカップリングですね。かなり昔、1960年代はクラシックのシングル盤があったのですが、何時しかなくなり、こういう場合しかクラシックをシングルで聴くことなんて、ないですからね。この場合、カバー曲とは言い難いですね。どのように言うのでしょうか?
返信する

コメントを投稿