春さんのレアトラ、ニセトラ、レアイージーリスニング三昧

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『雨の訪問者のワルツ』『雨の訪問者』/ミシェル・クレマン楽団

2019-10-21 10:45:34 | 日記
監督=ルネ・クレマン
音楽=フランシス・レイ
演奏=ミシェル・クレマン楽団

出演=チャールズ・ブロンソン
ジル・アイルランド



この上のレコードは以前にも紹介したことがあるが、その時はマンダムの『男の世界』の方を紹介してしまったので、今回はカップリングされている『雨の訪問者』の紹介です
見てお分かりの通り、『男の世界』の方は、『雨の訪問者のワルツ』がミシェル・クレマン楽団によって演奏されており、もう一つの「3本立てロードショー」の方には、『雨の訪問者』が収録されてます
ミシェル・クレマン楽団には、こうしたレコードの好きな私には、いろいろ楽しませてもらっています
当初、フランスの楽団指揮者と思っていたのが、利根常昭と林一編曲指揮のフイリップス・スタジオ・オーケストラが正体なのですから

もともとこの楽団、都倉俊一が影でやっているという噂話というか、都市伝説があったが、実際にはこうだったという、ある意味の笑い話があるわけで、この後輩のクリス・カーペンター楽団にも同じことが言えるのかも知れませんね

おそらく『雨の訪問者』の方が後に録音されたのでしょう
『雨の訪問者のワルツ』は、レコードが400円の時代で、『雨の訪問者』は、1975年に制作されていますから


なお、先だって貴日ワタリさんをご招待した時、クリス・カーペンターの写真は、もしかするとチャキート楽団のチャキートじゃないかと、おっしゃっておられました
『雨の訪問者』オリジナル・サウンド・トラック
ミシェル・クレマン楽団 カスタム・デラックス『チャールズ・ブロンソンのすべて』



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4 コメント

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Unknown (ボルナ)
2019-10-22 07:26:26
「雨の訪問者」は例によってメロディアスな仕上がりが魅力的な一方で、不穏だったり鋭かったりの音作りが混ざっていて楽しいですね。実際にはフランシス・レイってかなり幅広い作風を示しているのは知ってますけど、このサントラでは一般にフランシス・レイと聞いて連想する感じの部分も多かっただけに、却って、別種の部分を意識することになりました。

「狼の挽歌」はホントラに似つつもおとなしい感触ですが、こちらの方を好む向きもいそうな気がします。
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Unknown (862831)
2019-10-23 18:49:21
ボルナ様。ここでは数年の歳月を経て、ミシェル・クレマン楽団が先に「ワルツ」を録音し、その後「テーマ」を演奏したということで取り上げてみました。ちなみに、この映画のサントラの中では、短いですが「ドップスの情景」が大好きです。SLC から二枚組のフランシス・レイのサントラと銘打った作品集が出ていましたが、『雨の訪問者』や『ある愛の詩』が意外なアレンジで収録されておりました。
何かクレマン演奏のチャールズ・ブロンソンのゴールデンカスタム、YouTubeでは何故か内容が支離滅裂でしたね。
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Unknown (こめへん)
2019-10-31 01:39:56
リンク先のミシェル・クレマン楽団のアルバム、「サン・セバスチャンの攻防」なんかも入ってて渋いですね。俳優さん単位の企画ものでは、思わぬマイナー作が入ってたりしますね。
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Unknown (862831)
2019-10-31 01:48:36
こめへんさん。お久し振りです!どうなさっていたのか、ずっと気にはなっていました。このアルバム、確かにエンニオ・モリコーネの『サン・セバスチャンの攻防』など、カバーのないナンバーというのも収録されていますね。ミシェル・クレマン楽団は、1976年に『ロビンとマリアン』でクリス・カーペンター楽団にバトンを渡すまで、息の長い活躍をしていましたから。もともとフィリップスもミシェル・クレマンはフランスの楽団として売るこんでいましたから(笑)
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