9月定例学習会は、みやま市議会産業建設常任委員長瀬口健氏を迎えて、まちづくり懇談会を開きました。(道の駅みやま 28日 10時~13時)
瀬口健氏は、大牟田市役所定年退職後、みやま市誕生後の平成19年7月に行われた最初のみやま市議会選挙において見事に初当選され、総務文教常任委員会に所属され、新生みやまの発展に寄与されました。
その後、昨年夏に行われた第2回みやま市議会選挙においても上位当選を果たされ、現在、産業建設常任委員会の委員長として活躍されております。
先ず、同委員会所管の環境経済部(農林水産課・環境衛生課・商工観光課)、建設都市部(建設課・都市計画課・上下水道課・国土調査課)の主な事業について、詳しく説明をしていただきました。
現在、鋭意進められている、消防庁舎、高田庁舎、さくら団地、統合学校問題、柳川市と共同で取り組んでいる「ごみ焼却場」建設計画、メガソーラー誘致を含む企業誘致、観光振興、再生可能エネルギーなどについて、説明をしていただきました。これらの事業は、多種多様な課題を抱えながらも、一歩ずつではありますが、まちづくりが進んでいることが理解できました。
この中から、企業誘致、観光まちづくりなどについて、意見交換をしました。
▲ 意見交換の内容
■ 企業誘致
・現、経済環境下など、誘致の困難性は十分に理解できる。
・現在ある地場産業の振興・発展に力点を置いた取り組み強化。
・地域資源を生かした特産品の開発など、新たな地場産業の育成への取り組み。
・後継者育成など、ソフト事業へ力を入れた取り組み。
■ 観光まちづくり
・観光振興計画に基づく観光まちづくりの強化。
・イベント中心に力を注がれている。
・目標へ向けた一貫性のある取り組み。
・観光まちづくりに力点おいた総合的なな取り組み強化。
・各課がバラバラ、横の連携の強化。
・県道 飯江長田線は観光道路として重要な路線。(この道路の説明会を開きました。ここをクリック)
今年から、福岡県の事業として、淸水山入口の本吉交差点から国道209号に接続(松尾仏壇店付近)する道路が新設されている。
この道路を「観光みちづくり」という視点から建設を進めるため、商工観光課と建設課との横の連携に福岡県との連携も加えて、観光振興の一環として強力に取り組みを進め、観光集客力の高い「観光みちづくり」を進めることがみやまの明るい将来へつながる。
・メガソーラー立地に伴う、旧有明鉱跡地の櫓の撤去。
櫓の撤去するにあたり、歴史・文化・観光などの視点から保存の可否について、行政では深い議論されたのであろうか・・・。特に観光という視点からみれば、商工観光課には、観光係と企業誘致係が併設されている。報道では、撤去の理由は発電効率が落ちるからとされている。孰れにしても撤去は残念なことである。保存してほしかった。
・ここも見てみよう(みやま市民憲章)
■ まちづくり懇談会の場景