国の借金は一千兆円

2011-08-21 14:39:34 | 社会・経済
 日曜日、天気が悪い時には、新聞の切り抜きをしている。これが結構楽しい。目にとまったN新聞の記事は、国の借金総額は2011年度末に一千兆円に達する、との政府見通しが今年1月に国会に提出されたという内容である。
 米国も借金総額が日本円換算で一千兆円を超えた。このため返済能力の限度である法定上限に達したので上限を引き上げた。(8月1日、期限ぎりぎりやっと国会議決→米国債初の格下げ→市場は混乱→歴史的な円高→世界経済不況???)
日本と米国との借金総額は同程度であるが、深刻度は日本の方が上で、とも聞く。
米国の借金総額は、国内総生産額(GDP)とほぼ同じレベルである。
日本の借金総額は、国内総生産額(GDP)の2倍である。
国家予算規模では、米国は4倍弱、日本は10倍強である。
 収入に応じて支出しなさい、という意味のことを昔からことわざふうにいう。「入るを量りて出ずるを為す」、入るを量らず出ずるも制なかった国がどうなるか、の例を日本に見ることもできる。
 日本の民主党は無駄使いの徹底削減を掲げて政権を奪取した。削減分を新たな財源にして種々約束したことの実現に使う、はずだったが、削減はままならず「入るを量りそこね」「出ずるにまかせ」ている。と報じている。
 因みに福岡県の借金総額は、2兆9490億円(10年度普通会計決算見込み)
   みやま市の借金総額は、155億7400万円(11年度一般会計予算)
   みやま市議会定例会が9月早々に始まる。改選後初議会に注目したい。
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