人間性を育てる精神文化について

2012-05-25 07:31:38 | 講演・事例発表・研修会

みやま市文化協会の平成24年度総会後の講演会に参加しました。講師はみやま市瀬高町本吉の淸水寺住職の鍋島隆啓さん。演題は「人間性を育てる精神文化について」です。
先ず、有明新報記事をご案内します。(5月24日号引用)
児童文学まつりなど開催
文化協会が講演会 ”人生に目標持って”
みやま市文化協会(横倉弘吉会長)の平成24年度総会が23日、同市山川市民センターで開かれた。同年度事業計画案などを承認し、與田凖一児童文学まつりや芸能文化フェスタの開催を決めた。総会後は、「人間性を育てる精神文化について」と題した講演会があり、人生に目標を持って生きる大切さを考えた。
総会は23年度事業報告や決算、監査報告、24年度事業計画案、予算案を審議し承認。本年度は「市民文化の意識高揚」「郷土文化遺産の顕彰」「部活動の活性化と育成・助長」が重点目標。10月に郷土出身の與田準一を顕彰する26回目の児童文学まつり、11月は市の秋の三大イベントで催される同市文化祭、来年2月は第6回芸能文化フェスタを計画に挙げている。
また講演会は、同市瀬高町本吉の淸水寺住職、鍋島隆啓さんを講師に迎えた。講演の中で、尼僧の大石順教さを紹介。大石さんは明治時代、事件に巻き込まれて両腕を失ったが、口で字を書く訓練を重ねた。結婚や子育てを経験後、尼僧になり、日本画家としても認められるが、手が無く無学、貧乏で無財と「不幸の条件」と思われる事柄を「無形の財産」と呼び、この財産が大石さんを幸せにしてくれたという。
大石順教尼記念館(ここをクリック
鍋島さんは「人生に良き目標を持つか、持たないかで変わる。世のため、人のために自分が役に立て、必要とされる人間になったとき大きな喜びと幸福を感じる」などと来場者に伝えた。
(以上、有明新報記事を引用)
▲講演から2日が過ぎましたが、今一番印象に残っている鍋島住職の話の一つとして、「三つ子の魂百まで」です。三歳までに人間としての基本を、頭ごなしに押しつけること。この幼い時に身に付けた性質は老年まで変わらない。私の歳にになりますと、よくよく理解できます。子育ての大切さが・・・・。そして自分の生き方をそう簡単には変えられないことも・・・・。
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▲同上ブログみやま日和(淸水寺住職の講演
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