サイパンの従軍看護婦だった菅野さん「国のためでも、何のためでも、命を捨てるのは間違っています。そう断言できます、今の私は。」
サイパンの浜辺で山内さんの認識票を戦後拾い、本人に届けたベス・ネパイアルさん「多くの日本兵が捕虜になることを恥じて、自殺したことは知っています。でも恥なんて皆、毎日かきながら生きている。人間ですから。とにかく私は、タケオが生きていてくれて、うれしい。」
元戦艦大和乗員の八杉さん「たとえ腐っていても、平和の方が戦争よりもいいに決まっている。でもね、腐り過ぎると戦争が始まるんですよ。」、「生きることの意味を自分で考えてください。どんなに小さくてもいい。この世に生きた証しを残してください。」
沖縄戦で日本兵による住民虐殺を目撃した瑞慶覧さん「歴史は、残そうとする努力があってはじめて残るもの。」
珠玉の言葉が満載の、とてもとても良い特集です。
こちらをご覧下さい。
#当時少年・少女だったみなさんもすでに80歳前後になり、戦争の実相を語る人たちが減っているのは事実です。だからこそ、「本当の事」を伝えるこう言う特集は、大変素晴らしいのではないかと感じています。
サイパンの浜辺で山内さんの認識票を戦後拾い、本人に届けたベス・ネパイアルさん「多くの日本兵が捕虜になることを恥じて、自殺したことは知っています。でも恥なんて皆、毎日かきながら生きている。人間ですから。とにかく私は、タケオが生きていてくれて、うれしい。」
元戦艦大和乗員の八杉さん「たとえ腐っていても、平和の方が戦争よりもいいに決まっている。でもね、腐り過ぎると戦争が始まるんですよ。」、「生きることの意味を自分で考えてください。どんなに小さくてもいい。この世に生きた証しを残してください。」
沖縄戦で日本兵による住民虐殺を目撃した瑞慶覧さん「歴史は、残そうとする努力があってはじめて残るもの。」
珠玉の言葉が満載の、とてもとても良い特集です。
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#当時少年・少女だったみなさんもすでに80歳前後になり、戦争の実相を語る人たちが減っているのは事実です。だからこそ、「本当の事」を伝えるこう言う特集は、大変素晴らしいのではないかと感じています。
父亡き今は
戦時中の話は主にいつもお世話になっている床屋の親父さんから聞くことが多いのですが、語り継ぐことは出来なくても何らかの記録を残しておかなければいけないと最近感じています。
日本や諸外国において、広島・長崎の原爆被害は良く知られていますが、通常爆撃による被害はあまり知られていないのが現状ではないかと思います。
東京、名古屋、大阪、神戸と、大空襲で灰燼と化した都市は沢山ありますし、そう言うあまり知られていない事例こそ、これからは記録に残して広く伝えていかないといけないのではないでしょうか?
#「残虐を隠す事は、次の残虐を生む」のです。
昔、高校生の自分に読んだ本だったと思うのですが、羽仁五郎の本のタイトルで「君の心が戦争を起こす」というのがありましたが、最近のナショナリズムの台頭(国内・国外を問わず)を見ると、このタイトルは的を得てるなと思います。
#本の内容はかなり首をかしげるものもありましたが…
そういう状況を作りだそうとする「誰か」はいつの時代もいるのでしょうが、もっとも危険なのは、それについていってしまう「自分」なんですね。立ち止まるのは、まだ一応「自由」な今のうちですね。5年後はわからない…。
>このタイトルは的を得てるなと思います。
ご紹介の本は未読なのですが、確かにそうですよね。
>立ち止まるのは、まだ一応「自由」な今のうちですね。
東京新聞の記事でも書かれていますが、今の雰囲気は太平洋戦争前の雰囲気に大変似ていますね。
今上天皇が某教育委員@有名棋士に「君が代の強制は望ましくない」と園遊会(だったと思います)でおっしゃったのは、天皇なりの今の雰囲気の危うさへの警告なのではないかと思います。
#かわぐちかいじのジパングで「太平洋戦争は、天皇が起こしたのではない。国民世論が望んだからだ。」と登場人物に語らせているのは、あながち間違いでは無いと思っています。