日々“RYO”好

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遼「アイアンのうまい選手が上位に来る」

2013年07月25日 | Ryo log
「RBCカナディアンオープン」の開幕前日、プロアマに出場しなかった石川遼は、会場でショットとパットの入念な練習を行い、明日からの開幕に備えた。


先週の「サンダーソンファームズ選手権」2日目から、パッティングにクロスハンドグリップを取り入れた石川は、現在1日500球の打ち込みを課題としている。「慣れるには10万球くらい打たないといけないと思うんですよ。1日1000球打っても100日掛かりますよね」。この日は2時間近くパッティンググリーン上で過ごした石川。これは、腰の状態が良好なことも物語っている。

その後はレンジへと移動し、ショット練習。ただし、ドライバーは打たずに3Wまでに留めた。「今は、(ツアー選手権の前週に45インチから)46インチにしたドライバーが一番良いタイミングで打てていて、3Wもシャフトが長くてヘッドが小さいので、多く打つとドライバーが長い感じがしなくなるので」と、その理由を説明した。

昨日と一昨日、9ホールずつをラウンドし、コース攻略のイメージも湧いている。「グリーンもフェアウェイも綺麗で、特徴はグリーンが小さいこと。狭い区域にピンを切ってくるので、アイアンのうまいプレーヤーが上位に来ると思います。アイアンの距離感と方向性がポイントですね」。

今週は松山英樹も参戦し、日本メディアも増えて注目は高まっている。「僕も頑張らないといけないですね」と石川は少しはにかんだ。(GDO)

松山英樹と石川遼、それぞれの現在位置

2013年07月25日 | Ryo log
 25日(木)、カナダにあるグレンアビーGCを舞台に「RBCカナディアン・オープン」が開幕する。同大会には先週の海外メジャー「全英オープン」で6位タイに入り、日本人初のメジャー2試合連続ベスト10という快挙を達成した松山英樹が参戦。国内男子ツアー「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」に続いて松山と石川遼が同じ舞台に立つことになる。

 今季松山が海外で参戦した試合は「ソニー・オープン・イン・ハワイ」「全米オープン」「全英オープン」の3試合。アマチャアとして参戦した「ソニー・オープン・イン・ハワイ」こそ予選落ちに終わっているものの、その後のメジャー2試合は前述したように共にベスト10入りを果たし、10位タイ、6位タイという好成績を残している。

 現在、松山の獲得しているFedexCupポイントは“176pt”でこれはFedexCupランキング165位に相当する。また稼いだ賞金は417,906,82ドルでこれは賞金ランキング136位相当、シード権について制度が移行する今季はFedexCupランキングか賞金ランキングどちらかで125位以内に入ればいいので、賞金ランクに注目すればシード権獲得まであと一歩のところまで来ている。

 一方で米ツアー本格参戦初年度の石川は19試合に参戦して予選通過は10試合、ベスト10はわずかに1回と苦戦が続いている。ランキングではFedexCupランキングで153位、賞金ランキングは149位となっている。FedexCupランキングこそ松山よりも上位ではあるが賞金ランキングについては136位相当の賞金を稼いでいる松山が上位。来季シード獲得を目指す上では松山の方が優位にいるといえる。

 またこれから「ブリヂストン招待」や「全米プロゴルフ選手権」などビッグトーナメントへの参戦を控える松山に対して、石川はその裏開催となるトーナメントへの参戦になる。特に予選落ちのない「ブリヂストン招待」ではFedexCupポイント・賞金ともに大きく稼げる可能性が高いだけに、その面でも松山が有利であることは間違いない。現状、来季のシード権獲得に近い位置にいるのは「ツアーカード」を持つ石川ではなく、「ノンメンバー」の松山なのだ。

 今週の「RBCカナディアン・オープン」で再び同じ舞台で戦う松山と石川。現在位置には大きな違いがある2人だが、目指すものが来季のシード権獲得であり、米ツアーの初優勝であることは変わらない。互いに刺激しあって上位進出を果たすのか、それとも先の「日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills」のような結果となるのか、プロとして2度目の対決に注目だ。

 

<ALBA.Net>

苦境の石川遼が告白「今の自分に足りないのは・・・」

2013年07月25日 | Ryo log
先週、「全英オープン」で松山英樹が日本人として初めてメジャー大会2戦連続トップ10入りを果たす6位タイに入った裏で、「サンダーソンファームズ選手権」に出場した石川遼は、カットラインに2打届かずに予選落ちを喫していた。
今季、米ツアーメンバーとなりフル参戦を果たしている石川遼。だが、ここまでの戦績は「HPバイロンネルソン選手権」での10位タイが最上位で、19戦して予選落ちが9回。フェデックスカップランクは153位と低迷し、シード獲得の125位を目指す苦しい戦いが続いている。

「RBCカナディアンオープン」の練習日、石川は松山英樹と練習ラウンドを共にした。松山のプレーを目の当たりにした石川は、「すごくシンプルだけど、ドライバーが飛んで曲がらない。アイアンの距離感がいい。パットが入る。でも同時に言えば、僕も09年、10年はあれに近いプレーが出来ていたと思うので、今の僕が出来ていないだけ。常に練習しているし、高いところを見ているし、なにかきっかけというか、待つしかないのかな」とちょっぴり寂しそうな表情をのぞかせた。

中学生の全国大会で初めて出会って以来、戦う場は変わってきたが2人の関係性は変わらない。

「英樹を見ていてすごく羨ましいし、でも英樹は英樹なりに努力している。僕は僕のゴルフ人生っていったら大げさかも知れないけど、そう考えると複雑感はないですね。割り切って、調子が良さそうだなって感じです」。

「全英オープン」で受けたペナルティと、それを乗り越えたプレーぶり。それでも、先週の話題は今の自分と松山との間にある差を、わずかに浮かび上がらせたようだ。

「細かいことを気にしない性格なのか分からないけど、自分に関係無いことを切り捨てる力を持っていると思う。今、自分で言って気がついたけど、そこかなと」。ショットもマネジメントも、米国に来て確実に向上している手応えは掴んでいる。だが、結果だけが伴わない。

「順位ということではなくリザルト。フェアウェイに行って満足、ラフで失望ではなくて、ゴルフをやろうと普通に考えられるかどうか。ボールが止まっている状況によって自分の気持ちが左右されてしまうのがゴルフ。その状況を受け入れて、100%ベストを尽くすってことが、今の自分に足りないと思う」。

その一方で、来季のシード権獲得へ向け、結果こそすべてというのがもうひとつの現実だ。「でも、そこで上に行けないのはそれだけの選手ってこと。あと数試合で結果は出したいけど、焦っても意味がない。この6~7ヶ月の集大成をここから1~2ヶ月で出さないと。どういう結果だとしても、それが自分の実力だと思えます」。

レギュラーシーズンで125位以内に入れなければ、ウェブドットコムツアーのファイナルシリーズがあるが、「そこくらいまでは見ています」と石川は言う。来シーズンの米ツアーも10月には開幕する。「11月とかに日本の試合に出たい気持ちもあるけど、こっちもはじまるからそれも大事にしないといけないし・・・」。

もうひとつ、石川にとって大きなポイントは、来季で国内ツアーのシード権が切れるということ。「それは意識に入っています。もちろん、無くすわけにはいかない。賞金王を獲って得たもので、その5年間でここまでしかこられなかったわけで・・・。日本もキープしつつという気持ちはあります。難しいことではあるけれど・・・」。

そんなもやもやを切り捨てて、いかに無心で目の前の一打に向き合えるか。「今週は自分の気持ちを整理して、シャットダウンするところと集中するところを明確にしたい」。石川の正念場の戦いが始まっている。
(GDO)

松山英樹、石川遼が同組で練習ラウンド

2013年07月25日 | Ryo log
PGAツアー「RBCカナディアンオープン」の火曜日、松山英樹と石川遼は午前7時55分から揃って練習ラウンドを行った。松山は18ホールを完走、石川は前半9ホールで切り上げると練習場へと足を運んだ。

前日月曜日に会場で遭遇した2人。松山は日曜深夜に到着したばかりとあって、月曜日は練習のみ。「連絡先を知らなかった」という石川だったが、進藤キャディ経由で連絡を取り合い、この日のラウンドが実現した。

「宍戸の時と変わりはないけど、ゴルフ全体が充実しているように見えました。僕も調子は良いのでお互い良い感じでやれました」と石川。「特に小技ですね、アプローチとパッティングをお互いにやりました」。米ツアーで一緒に練習ラウンドをこなすのは、昨年のマスターズ以来。「全英オープン」のプレーぶりもテレビで見たという石川は「自分もメジャーには出たことがありますが、最高は20位タイ。すごいなと思います」と、メジャー大会2戦連続でのトップ10入りに素直に賛辞を送っていた。

一方の松山は、さすがに疲れを隠せない様子。後半は暑さと疲労でアップアップになりながらも、明日はプロアマでラウンドが出来ないので、なんとか18ホールを回りきった。「ティショットで池が絡んでくるところが多いけど、しっかり打てればチャンスはある。今日のショットを作っていければ上位にいけると思うけど、なかなかうまく行かないのがゴルフですからね」。

松山が18番ホールに戻ってきたとき、石川のことが話題に上った。「まだ練習していたら、本当に尊敬しますよ」と松山。だが、遠くパッティンググリーンをのぞき見ると、そこには確かに石川の姿があった。「刺激を受けないわけはないですよね」。松山は静かに漏らした。(GDO)