NHK大河ドラマを見て、現在の橋本市長の行く末を想像した。
平安時代は天皇や貴族や寺社が荘園を独占し、庶民はど貧乏という超格差社会・既得権・身分社会・物々交換の社会でした。武士は貴族の用心棒にすぎない。
そんななか平清盛と組んだ身分の低い「信西入道」が理想を掲げてなり上がる。
「百姓であっても優秀であれば出世できる宋の様な国づくりをめざすんだ」
と叫んでいました。
彼の目指すところは、大学寮を作り、幅広い人材を登用。 宋の国との貿易、遣唐船の復活。 格差の是正。貨幣経済と流通経済の勃興。
(1000年前に中国はもう、身分制度を廃止し、誰もが科挙に受かれば出世できる。貴族制度を廃止して、納税は宋銭でおこなう貨幣経済が浸透、百姓も骨の髄まで商売のうまみを知りました)日本は1000年遅れている?!
ただしこういう新しい改革者が出てきた時、ああだこうだ足を引っ張るのは、過去の利権構造に群がる電力会社・官僚機構・自民党民主党などの既成政党のような方々です。
荘園という制度は、地元豪族が税を免れるための温床であり、名義料を受け取る藤原摂関家の不正な不労所得であった。日宋貿易で得られた宋銭で、清盛は貨幣経済を創始した。しかし清盛の政策は、古い秩序に慣れた底辺の武士階級の反感を買った。そして源平合戦で源氏が勝ち、平氏が敗北した。宋銭が廃止され、ふたたび物々交換の時代へ逆戻り…
日本は混乱期に、既得権益者を打ち崩す改革者が現れる。歴史の必然です。
南北朝動乱期。→百姓も鉄職人も商人となって諸国を放浪し商品を貨幣にかえ、それで別のめづらしいものを買って故郷で売る。口上が得意にならなければ売れないから商人≒芸能者→歌舞伎ものとなってゆく…
幕末(士農工商)→明治にきら星のごとく、身分の低い層から、若き政治家が現れた。
戦後のどさくさに、ソニー森田氏・パナソニック・本田など若き経営者たちが財閥を飛び越え世界に活躍。
いまや赤字国債を発行し続け、国政が疲弊。霞ヶ関は入替制度が無いため省益に奔走し天下り先を確保する。政治家は世襲により小粒となり、比例当選者はど素人のため官僚のコントロール下にある。
霞ヶ関ABCを作って政権ごとにチェンジしてほしい。道州制で地方が自立・考える経営をすべき。1000年前からなれしたしんだ「お上依存。」護送船団方式をやめよう。
信西の様に改革者はいつも守旧派(既得権益派)に殺されるのがこの国に繰り返されてきた歴史でありましょう
橋本さんはいかに?
上は天下りで退職金を国からかすめ取り、
下は偽装離婚等で12万円/月の生活保護を国からかすめ取り、
納付<給付で孫から年寄りが年金をかすめ取り、
国の金蔵が底をついたらIMFが乗り込んできて姥捨て山となろう…
この国の未来はいま、改革者を応援することしかない。我が身にもつらいが…
日本の若者は商人としてしたたかに生きよう
ノマド(遊牧民)的したたかさをもって。
★さすれば日本の未来はきっと明るい!