野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

大山夏山

2007-07-28 | 野の花
 梅雨明けを思わせる夏の強い日差しの照りつける中、中国地方の雄峰大山に登ってきた。標高差1000m余りの急な坂道の連続する登山路だったが、8合目付近までは木立も多く緑陰を楽しみながら登ることができた。ただ失敗したのは水分補給。ゆっくり行って5時間弱のコースと高をくくって、500mℓのペットボトル2本しかもって行かなかった。途中水場は全くなかったので、下山路は喉が渇いてしょうがなかった。

 山行概略;7時40分米子駅からバスに乗る→8時半大山寺到着、10分ほど歩いて大山寺橋を渡り夏山登山口へ→大山寺阿弥陀堂による→9時半、5合目通過→9時50分6合目避難小屋で小休憩→10時半、八合目稜線に出る→10時50分頂上→11時10分下山開始→11時20分石室通過→12時前、分岐を右に折れ行者谷へ→12時20分元谷に着く→12時40分大山寺奥の院→1時過ぎ、大山寺バス停到着

 出会った人;自衛隊の2分隊を含め、多数で数え切れず。

 大山寺バス停


 阿弥陀堂


 ヤマブキショウマ


 5合目付近にあった祠と石碑


 6合目避難小屋で休憩する自衛隊の若者たち、途中何度も抜いたり抜かされたりした。


 オトギリソウ


 やっと稜線に出た。眩暈がするほどの強烈な日差しだ。眼下に弓ヶ浜、中海、島根半島が見える。はるか沖合いには隠岐の島まで見える。


 

 アザミ


 イヨフウロ

 
 シモツケソウ


 頂上前の長い木道


 大勢の人が憩っている。


 360度ぐるりと展望がきく頂上では、4歳の子供から見たところ70を越えていそうなお年寄りまで、老若男女を問わず多くの人がゆったりと達成感にあふれた顔で昼食を取っていた。

 弥山頂上(1709m)。この先の剣が峰が1729mで最も高いのだが、崩落で登山禁止となっている。