野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

柳瀬川を歩く

2008-03-30 | 散歩
 天気が良いので、東京都埼玉の境を流れる柳瀬川(荒川の支流)を歩いた。
 この辺は金山調整池のある付近。春は桜並木、秋は彼岸花がきれいに川の土手に沿って咲き誇る。

もうこぶしの花は散りかけている。


 咲き溢れたユキヤナギが土手の道を白く縁どっている。。


 川遊びやバーベキュー、釣り、散策と人々は思い思いに遊んでいる。


 付近には畑が多くまだまだ自然が残されている。


 少し歩いて武蔵野線の高架下にある滝の城址公園まで来た。
陽の疎らに差し込む林の中にはアマナが咲いている。




 今日の散歩のお目当てはこの花。清楚な姿がいかにも野の花らしい。カタクリと同じ春の妖精といわれ、早春に咲く花の仲間である。


 庭などに植えられているハナニラとは似ているものの、比べてみると明らかに趣が異なる。園芸植物と野の花の違いは歴然としてある。


 林の中では他のスプリングエフェメラルたちも見かける事が出来た。

 ニリンソウは咲き出したばかり。

 スミレも多い。




 スミレを太郎坊というのに対して付けられたジロボウエンゴサク。


 カタクリも保護されてやっと群生の姿を見せるようになってきた。




 ここには釣り池があるので年寄りたちがよく集まって世間話に興じながら釣り糸をたれている。今日は桜でも見に行っているのだろうか。


 自宅への帰り道、色づき始めた柳の色が目に優しかった。