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50歳の新米パパ

毎日電話してくる父

ここ1週間ほど、夕方になると
毎日、父から電話がかかってきます

最初は、母が入所している介護施設に関すること
だったのですが、最近は、父の明日の行動予定など

私は電話が苦手で、昔からそっけないのと
夕方は、子供の相手をしてたりで、あまり余裕がなく
父も、その辺はわかっているようで
5分ほどで、電話を切ってくれます


梅雨もあけて猛暑なので
熱中症になっていないかとか、何かと心配ではあるのですが
まるで、自分の安否連絡のように電話をかけてきます

父が倒れた直後のような、怒鳴り合いの電話になることも
もう無く、むしろ遠慮がちに穏やかに話します

ずいぶん変わったな、と感じるのと
すっかり毒気がぬけたような感じに、
そろそろ終焉が近いのか?、なんて勝手に思ったり


終焉は、誰にでもいつかくるもの
本人は穏やかに、まわりはちょっと寂しいくらい
で迎えられるといいな、などと思ったり

どんなに尽くしても、もっとあれこれやって
あげればよかったのに
と思うこともあるのだろうな

父からの電話に、あれこれ考えてしまう今日この頃なのです
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