ギャラクシー7という製品が、iPhone7に先駆けて発売されました。
ところが、ギャラクシー7は、全世界で発火する重大なトラブルが起こり、緊急でリコールして交換したバッテリーでも再発火する事件が発生致しました。
しかも、寝室内、バッグ内、ポケット内などはもちろん、車両が炎上したり、また、あろう事か飛行機内でも発火してあわや大惨事に...。
あまりにも早過ぎる発売、速すぎるリコール対応には、十分に信頼性の確認実験がなされていたのか、元エンジニアとしては心配していました。
やはり心配した通り、不十分な開発の為に世界の汚点となってしまったように感じました。
私が以前勤めていた会社では、リコールするに当たっては、再現試験をして、原因解明して、十分な対策をして、念入りな確認実験をした上で、対策品をリリースして交換をした頂いていたものでした。
開発の仕事をしていた時には、開発の常識のような事があり、今回再認識しました。
『新製品購入の時は、初期不具合を潰し切った頃、新発売後6ヶ月以上経過した製品を買うべき!』
...というものでした。
今回の事が、この常識に当てはまるかどうかはさておき、これからも、新製品にすぐに飛び付くのではなく、半年ほど様子を見た上で購入を考えようと思います。
(^^)