今日は、本屋さんにいっ「ワタシの一行」という冊子をいただいてきました。これは、本の中の心にのこる一行を紹介している冊子です。おもとも多くの本を読んでいるけれど、一冊一冊感想文をつけています。特に心に残る一行を書き記しているので、すごい興味のある冊子でした。その冊子の中の一つでおもとと一緒の心に残る一行がありました。
それは『シャーロックホームズの冒険』の「心でみないからだ」という一行です。これは、おもとも読んだ時ビビッときましたね。ホームズの言葉ですが、おもとの中でホームズは事件にだけ興味があり解決するためには人の気持ちはあとまわしな冷たい人だという印象でした。それに対しワトソンは事件解決より人の心を思うあったかい人。しかし、この言葉をホームズがワトソンに発したことで、ホームズへの見方が１８０度変わる一言でした。事件を起こしているのは人間なのだから、心でみないと解決しないという意味が含まれているように感じます。ホームズの人間らしさを感じました。この言葉をさらっといえるホームズはやっぱりかっこいいですね。
みなさんも本を読んだら自分の一行を探してみてください。おもとは読みながら、いい文はしおりを入れておいて、最後にその本の中のベストの文を決めています。それだけでも、今回はどんな文に会えるのだろうと思ってワクワクしますよ。
