自在に難聴と惚けを操る当主越後屋と
幼稚園児の精神年齢のまま 齢80までお局の座に居座り続けた元女将にも
満遍なく愛想をふりまくあたり
銀座N01か・・
といわんばかりの気配りの達人(達猫?)であるため
1日猫の姿を見ないと 日頃どんなに癒されているのか
その有り難みは3者3様ではあるものの
痛いほど身に染みているようである・・・
目やには治ったが いつになっても嚔、鼻水、鼻づまりは
治ることがなく1年が経過した
死にかけた野良猫を何度か保護したせいもあり
家の周りには野良猫がうじゃうじゃいる
サカリの時期などかなり睡眠を妨げられることも珍しくはない
勿論この肉食獣の群れの中に 子羊を放つわけにはいかないので
完全に家猫として飼っているわけだが
異常に人懐っこい性格のため
不意の来客にもひょこひょこ付いて行きかねない
そこで庵ではいつもドアには鍵を掛けるようにしているのであるが・・・