ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

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2006年10月14日 | つぶやき
美しい国へ

文藝春秋

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わたしは、つねに「闘う政治家」でありたいと願っている。
という一文からすっかり言葉だけが新聞やテレビで強調されております。

安部首相が総理になる前に、たぶん意識して筆を執ったのでしょう。
政治家を志した安部首相がこうありたいと願う日本国の姿を語っております。
自らを「開かれた保守主義」の立場であると置き、
単なるイデオロギーではなくて、日本の長い歴史のなかで育まれ、
紡がれてきた伝統がなぜ守られてきたのか、日本および日本人について
考える姿勢が安部首相が思う保守の精神なのです。

北朝鮮拉致問題、靖国参拝、日中関係、日米同盟、自衛隊、憲法第九条、
日本国憲法改正、天皇制、少子化問題、教育改革、年金問題、
再チャレンジの可能な社会・・・
まさに直ぐにでも手をつけなければならないテーマについて、
安部首相の思いを語りかけております。

この本を読んでから今行なわれている第165回国会(臨時会)を
見ていると安部首相の答弁が面白くなってきます。
経済関係のテーマにあまり触れていないのが心配ですが・・・