映像制作に限らず、どんな仕事でも英語は理解できないとかなり不利になるような世の中である。そんなことはこのご時世、当たり前の話で、今更僕がいうほどのことでもないのだが、映像業界で使う英語を勉強する場合、「この問題集を一通りやっておくと損はない」と思う教材があるのでぜひ紹介したい。
映像では算数用語を覚えておくとよい
端的にいうと、映像制作において算数/数学用語は結構重要だ。難しいことを考えることはない。小学校の算数を英語でやってみるというだけのこと。つまり、「足し算」「距離」「角度」「面」「頂点」などの言葉を英語で覚えればいい、というだけの話である。
例えばCGソフトを触ると「polygon」とか「vertex」とかいう単語が普通に出てくる。これらは米国では小学校で習う単語である。
形を表す単語、circle、rectangle、rhumbus、角度を表す単語、parallel、right angle、acute angle、とか。日常生活ではあまり使わないけど、撮影現場ではわりと使うことば。
分数の単語、half、quarter、one fifth、two thirds、、とか。慣れとくと便利。分数はfraction、摩擦はfrictionっていうんだけど、ややこしい。
こういう算数用語は、僕の記憶の限り、日本の英語教育で出てくることはまずない。けど映像制作ではわりとよく使う。
ちなみに平行四辺形という意味のparallelogram。僕が知った中で最も日本人殺しの単語である。「英単語発音素振り」にピッタリの言葉だ。この単語を1万回発音してLとRの言いわけを練習してみよう!あとは算数用語じゃないけど、literallyとdeliberatelyも発音素振りに最適の単語なので各1万回!
小学生向け算数の教科書
というわけで小学生向けの算数の教科書を一通りやっておくと、CGソフトを英語環境にしても全く怖くなくなる、、、はず!
このシリーズはおすすめ。
算数辞書


CGソフト触ったことがある人はわかると思うけど、こういう単語出てきますよね~
聞き取り練習にはこのチャンネル
子ども向けの算数チャンネル「Math Antics」がおすすめ。子ども向けなので内容は簡単。聞き取りやすい英語で、録音も編集もしっかりしており、普通に役に立つ。
特にこの回はぜひ見てみよう。
Math Anticsは他の回のも超オススメなんでぜひ全エピソードみて聞き取り鍛えましょう。
というわけで、算数を英語でやるといろいろ役に立つよ!という情報でした。