すごいの一言に尽きる。この美しさ。このボケ。ブログにはメイキング映像もUPされているが、機体の小ささがもたらす機動力が存分に生かされている。これ、従来の動画撮影の常識を覆す、革命的な機種かもしれない。
Reverie Final Cut - 5D Mark ii - High Quality
メイキング映像はこちら
Making of "Reverie" Short film demo, Canon EOS 5D MarkII HD Video
メイキング映像見てください。車のボンネットにへばりついてる5D。こんな簡単にこのショットが撮れちゃうなんて、ビデオカメラでは考えられない。従来ならこの1ショットのために巨大な製作チームが必要だ。それがこの手軽さで、このクオリティだ。
このムービーのすごいところは撮影のための準備はほとんどしていないということだ。『5D MKIIのプロトタイプを手に入れてから「Action!」と言うまで12時間しかかけていない』とVincent Laforet氏は書いている。ビデオ用の3脚以外はスチルカメラ用の機材しか使わず、照明もLEDライト1灯しか使ってないとのこと。バッテリーも1つしかなかったから1個しか使わなかったという。
さらに、ちまたで話題のRED ONEと比べて取り回しの簡単さは絶大で、暗さにメチャクチャ強い、とにかく安い、と彼はブログに書いている。そりゃ暗さには強いだろう。なにせスチールカメラなんだから。
いやこれほんと革命的ですよ。しかもEF LENS持っていれば新たにレンズを買ったり借りたりする必要はない。今ある市販のビデオカメラすべてを駆逐するくらい革命的ではないですか?
僕は買います。いや、いますぐファインダー覗いて撮ってみたい!
もし買われたのであればレビュー&感想を聞かせて欲しいのですが・・・
よろしくお願いいたします
1)液晶が動かない
2)AEで固定されて露出をマニュアル設定できない
3)ズームに難がある(これはレンズの特性上当然ですが、、)
4)音声収録に不安
ということが分かり、それ以外の余りある良い点(明るさと被写界深度)を持ってしても、まだ買い時ではないな、と思い保留にしています。動画撮影に関しては、フルサイズではありませんが、パナのGH1の方がよさげですね。