というわけで問題なく撮れてた。スタート/ストップのやり方がわりと特殊でそれをつかむのに時間がかかったのだが、とにかく全然撮れてる。32GBのカードでは理論上3分ちょいしか撮れないはずで、ほとんど実用的でないのだが、とりあえず今の段階で「実用」を考える人はいないと思われる。つーかマジックランタンチームもほんと口を酸っぱくして「素人はやめとけ」「このフォーラム読んでもできないやつはとにかく何も触るな。黙って待ってろ」的なスタンス。かっけーーおめーら職人だよ!って感じ。周囲のブログやニュースサイトが親切な解説記事を書いてたりするんだが、やめといたほうがいい気が。。。僕も含めて。。
いやしかしこれはおもしろいわ。ほんとただRAWってだけでこんだけ皆が興奮するの分かる。写真でRAWのパラメーターいじるときと同じことが動画で出来る。あーおもしろい。
が、おもしろいけど、これ、時間がかかって仕方がない。。
5D3+マジックランタン最新情報
さて、マジックランタン続報。もうね、凄まじいスピードで進んでいるんです。やばすぎる。仕事しながらだともう追いつくことできない。そして奴らの英語はハンパなく難しくて、正直理解しようとしてるうちに、次のbuiltが出来上がっているって状態。オレの中途半端な英語能力では追いつけませんわ。お手上げ。。。速すぎる。。。。
で、僕が拾った断片情報。
断片情報 1)
皆、1000xのCFは高いのでKOMPUTERBAYのCFを使っているが、64GBが最速らしい。なので128GBはやめとけと。ただしCinema5Dさんは128GBを2枚使ってさんざんテストしてるがフレーム欠落はほとんど見受けられなかったと。
断片情報2)
いままでは撮ったら撮りっぱなしで、DNG連番を動画化するまで見ることができなかったんだが、プレビュー機能を実装したと主犯のa1exさんがカキコ。。。だけどオレの能力ではその最新buildをどこからダウンロードできるのか分からん。
断片情報3)
5D2や7Dは今はやらないって。なんか遅すぎてCFに書くスピードが足りないそうな。12Bitにしたらできるかもしれないけど、複雑なので今はやらない。1~2年かければできるかも。だってさ。ただし5D2や6Dで撮ってる猛者たちはいる。
断片情報4)
音は後回し。SDカードに音だけ収録するってことはアイデアとして出てるが、今はとにかくRAWを安定させることに注力。誰も音については気にしてない。
などなど。明日の朝起きたらまたすさまじく進んでるんだろう。。。もうね、これ追いかけ続けるの疲れてきた。。。orz
さて、いちおう前回の続き。
1)動画記録サイズの設定
RAWビデオモジュールを起動してビデオアイコンのところに行くと、RAWビデオの項目ができてる。そこをクリックすると縦横サイズを設定するところがある。

デフォルトは720

1080に変えよう。
あ、そうそう。マジックランタンを入れる前にカメラセッティングをリセットしちゃった場合、ちゃんと24fpsに直さないといけないので注意。

で、1080に設定をしてスタートのところに合わせると。。。。

なにこのメッセージ、、、orz
2)オーバーレイさせてスタート!!

気を取り直して、通常のStart/Stopボタンを押すとオーバーレイが始まる。この状態でSETを押してスタートさせると録画が始まる。。。。。
3)止め方が分からん!!!
が、どうやって止めるんだ~~~~!!と、最初はわけわかめ。どうやら現状では止めるのはゴミ箱ボタンか、プレビューボタンを押して、マジックランタンを解除するしかないらしい。。。まあ朝起きたら進化してるかもしれないけど、、、
4)DNG化は意外に簡単

で、カードをPCに入れると見事にRAWファイルができてる。こいつを、あらかじめ用意したRaw2dng.exeにドラッグ&ドロップすると。。。

ほらできた!

あとはこの連番をAfter Effectsに放り込むと、1フレーム目をいじることができるので好きなようにカラーグレーディング!もう青でも赤でも自由自在!!
いやあ面白い。RAWを舐めてましたすみませんごめんなさい。おもしろいよ確かに。。。
と、とりあえずここまで。。。さて。。モアレとか低照度とかの検証なんてやってられんですほんと。EOSHDとかCinema5Dとかそのへんのサイトにゴロゴロ転がってるんでぜひご参照!!!!サンプルクリップなんて作れないよ~~~orz
※追記
今回の5D Mark III RAWはマジックランタンがいままでやってきたDSLRの足りない部分を補う、、的なことではなく革命的なことだと捉えられていると思う。なので周囲の期待も超絶に高く、いま件のスレッドは全世界が注目している。
確かにこのマジックランタンをプロダクションで使えるようになるまでは道のりは長いかもしれないが、僕がここ数日見てきて、かつてない情熱がスレッドにほとばしっていると感じる。開発者側もテストする側も、それこそみんな自分の5D Mark IIIがどうなってもいいという雰囲気だ(僕もどうなってもいいと思った)。
もしかしたら考えているよりもずっと早くにアルファ、ベータが出てくるかもしれない。それをまた、どう捉えていいか、、、
僕としては今回の出来事はカメラの性能以上のことを考えさせてくれること、、と思っている。周囲の人々がどう思ってみてるか、どんな記事を書くのか、それを含めて注視している。
今晩東京タワーでも撮りに行こうかなーとか思ってたら気がついたら酒飲んじゃいました(笑
いや実はプレビュー機能が実装!ってのがスレッドで上がっててそれを探しているうちに時間がめっさ経っちゃったという。。
まだほんと合計で数時間も触ってないのです。。orz みんなすごいっすよねホント。。呆れるくらい!
切り込み隊長今後もよろしくお願い致します!
毎日チェックしてます。
個人でブン回せるカメラでここまで撮れる時代になったのはホントありがたいですが、ボクの場合自分のスキルが追いついていないので(苦笑)、5D3RAWが安定する時期に間に合うよう勉強&練習します!!
今後もお時間ある範囲で情報アップよろしくお願いしま~す!
もうね凄いですこの進化。。アルファなんてあっという間に出るんじゃないかという勢い。。。かつてないくらいダウンロードされてるんじゃないですかね。。
ただあいつら技術者だからぶっきらぼうで、しかも今仕事しながら(本業なに??)、コード書いてるのか主要メンバーのコメント読んでもちゃんと頭から読まないとよく分からん。。。。
今はプレビューのbuildを探してます!!
僕なんてもう演出が本業なんで(たぶん)、もう専門的なことかかれると全然ついていけない。。そしてスキルっていわれると、、、orz
ぜんぜん知識が追いつかないのだ!(笑
でも何かの役に立つに違いないきっといつかどこかで。。と思いながら。。
でも4K RAWをなぜ皆が追い求めるのか、少し分かりました。BMCC 4Kがなぜか視野に。。
多分世界中からすごい資金が集まるんじゃないかと、、、
それでProResまで対応できるバージョンまで作ってもらって、、、
夢は膨らみますね。
僕の想像ではカメラ好きのプログラマーが集まってるんだと思うんですが、物凄く優秀な連中ですよね。
ぜひDonateしましょう!!
「もの好きなギーク」だけじゃなくて、モノホンのプロフェッショナルたちもボチボチ無視できない動きになってきてるっぽいです。。
そしてきっとハリウッドなんかはそのうちバンバン使う気がする。使い捨てカメラとして!
5D3は強力な映像エンジン、広帯域なバス、高速なCF書き込み性能を備えていたのが幸運というか強運でした。
キヤノンからすれば規格外 想定外の記録方法なのでしょうけど、モアレが出ないだけの物足りなくて 甘い画質の動画機能がここまで化けるか?というのが正直な感想です。
こんな尖ったカメラが欲しかった・・と思ったらもう持っていた。って感じです。
ほんとうですね。「もう持ってた」っていい表現でしbれます。
つーか、あんなに評判が悪かった5D Mark IIIだけど、買って使ってて良かった~~~~と思ってます。今となっては壊れようがどうなろうが全然構わないし。。
他の機種ではCFやSDの書き込み性能が追いつかないみたいですね。5D3、怪物だったってことですか。。
本文にも書きましたがもうプレビューもできるし、アルファの正規版がボチボチできるんじゃないですか?
5D3の読み出しはどういった処理方法なのか詳細はわかりませんが 5D2や6DはラインスキップのせいでRAWでもジャギーやモアレが気になります。
画素数をフルHDの3倍に合わせ3:2の比率になるようにしたこともこの素晴らしい画質につながっているのではないでしょうか。
丁度、フルHDでRAWを記録できる能力を持っていたことも合わせ、奇跡的に完璧な動画画質のカメラになれたように思えます。
それは知らんかった!てっきり5D2と同じかと思ってました!
が、ジャギー/モアレは「眠い」せいかもともとほぼ気になりませんでした。。
なるほど~
早く安定して欲しいですね~ いまは4GBを超えると、Raw2DNGが機能しないのをなんとかしようとしてるみたいですが、、
現場での安定性が見えるなら(特に海外では)プロジェクトのサイズを問わず重宝されるのではと思っています。ハック機材なんてと慎重にならざるを得ない現場もあるでしょうが、遅かれ早かれでしょうね、きっと。
なんてったって5D3は元々防塵防滴強い子カメラですからねぇ(笑)。外部レコーダだなんだかんだ一切なしでモアレも少ないRAW素材、誰だって撮りたいですよね、どう考えても。
ボクは導入を見送った典型的なパターンの人間ですが、毎日マップカメラの中古状況を見てます(今あっちへの投資を考えているので予算がないw)
もう音声ファイルもWAVかなんかで撮れるんでしたっけ?ホントすごいペース!
当初はカメラギークとか「ブロガー」のネタ程度だったのが、なんとなくハリウッドの本職たちも「気になって仕方がない」話題になってきてるっぽい印象です。
「安定」「信頼性」
は、最大のファクターではあるけど、でもじゃあRED ONEが出てきたときはどうだったのか?というと、もしかすると今の5D3RAWと似たような状況とも言えなくもないし。。
いやあ逆にハリウッドだったら「使い捨てカメラ」として使える値段だから、ばんばん使うんじゃないですか??(笑
当初 5D3があまりに酷い評価だったのは、RAWで撮った写真を付属のDPPで現像すると5D2より解像しなかったからで それをモアレが出ない動画を引き合いに出して「ローパスが動画用に強くなっている」と勘違いした人が多かったようです。問題のDPPが修正された後も「5D3はローパスが悪い」という間違った評価がいつまでも付いて回っていたように思います。
実際は5D3でも5D2と同等のモアレが写真では若干出ますので「写真を犠牲にし動画向けのローパスを付けている」ということはないはずです。あとローパスを1枚外すと動画が解像したという話もありましたよね。それほどの大きな差が出るとは考え難いですが。
1D Cは4Kなどクロップされた時の画質は非常に高精細なのですが フルサイズでの画角は5D3同様 画質が甘いようです。
もしかすると DIGIC5+の処理の何処かに問題があり そのため1年ちょっとでもうDIGIC6が登場したのかもしれないな という気もします。
確かに出たときにEOSHDさんあたりが「眠い眠い」って大騒ぎしてローパス取ったりしたのがだいぶ影響しましたよね。。
あの風評被害ってけっこう大きかった気がします。ローパスは結局ほぼ変わらなかったという結論だった気が。。
が、まあ動画ユーザー的にはほとんど5D2から進化がなかったのも事実。
今回の騒動で眠れる獅子が目を覚ましたということでしょうかね。僕はまだまだフルHDには程遠い感じですが、、、