このニュース、知りませんでした。そして、アップルが本当にこの会社買収したのなら、ありとあらゆるカメラメーカーが危機的状況になると思われる。すごい。InVisageという会社。カタカナ読みすると「インビセッジ」と読むのかな。技術的なことは僕にはよくわからないけど、出てきてる絵を見たら未来が見える。
シリコンに替わるQuantumFilmなる新センサー
ほんと技術的なことは全くわからないのだが、これまでセンサーに使われてきた素材であるシリコンは光を吸収するには非常によろしくない素材らしい。他に替わる素材がなかったので研究者たちは何十年もシリコンで四苦八苦してきたのだが、そろそろ限界に来ている。
そこで、光を吸収するのにもっと効率の良い素材があればいろいろな問題が解決できる。
というわけで実現されそうなのが、QuantumFilmなる新素材ということだ。
このQuantumFilmはシリコンの弱点を克服。ものすごく深黒のQuantum Dotという素材をコーティングし、シリコンの8倍もの速さで光を吸収することができるのだそうだ。
そのおかげで、「ハイダイナミックレンジ」「グローバルシャッター」「薄型小型化が可能」という夢のようなカメラモジュールができるらしい。
やばい映像です
実際、撮影された映像がこれ。パッと見てこのダイナミックレンジ、すごくないすか?
メイキング、、、というか技術解説がこちら。この冒頭の比較映像見るだけでこの技術がやばいのがわかる。
ネタ元の記事はこちらなんだけど、まだアップルが買収したかどうかは確定ではないらしい。
Apple has acquired imaging sensor startup InVisage Technologies
でもすでに、このQuantumFilmの量産製造工場は台湾にできてるらしく、どこぞのスタートアップの眉唾な技術とかそんなレベルではない。
このカメラがiPhone X2についたらもうウチのカメラぜんぶ売っぱらいますよ、まぢで。
出てくる画がストレートならダイナミックレンジもどちらかというとHDRですね、ここまで行くと^^
どちらにしても重いカメラが要らなくなる未来は近いかもですね(汗、、、)
どもです!
いまUPされてる映像は去年のものですが、おっしゃる通り、現代の基準からいうとシャープさがぜんぜん足りないし、ハイライト部分の階調も怪しいし、ところどころ破綻してるっぽく見えるところもある。
アップルが買収したから即座にiPhoneに、などというのは先走りすぎな考えで、まだまだこれからの技術でしょうねえ。新技術と特許の囲い込み的な側面が大きいのかと。
でも、これ注目ですよね。
この映像を最後にInVisageのSNSやブログ、公式リリースが途絶えたそうなんで、もしかしたら映像が出た瞬間からアップルとの交渉が始まったのかも?という憶測らしいです。
新iPhoneの動画性能が劇的に向上したとかのニュースが出たら、「これだ!!!」と。
いやあ楽しみです。
フィルムルックってのもそろそろはやらなくなると思うんですよね。多くはフィルムルック=instagram的に色と階調を劣化させた味のある雰囲気ってだけだし。新技術なら新しいイメージを見せて欲しいところ。
あと、ミドルより引き絵が全然解像していないですね。小さい画面で見るとかなり綺麗ですが、画面全体に網目みたいなのも見えるし、まだまだ開発中なんでしょうね。(にしてもコンベンショナルはそこまで酷くないだろと突っ込みしたくなるw)
しかしカメラの進歩はすごいですね。最新のカメラでさえ「すげえのが出るまでのつなぎ」として買う心持ちです。
コメントありがとうございます!
一見して「60年代の映像?っぽい?」って感じですね。撮って出しってことはないでしょうが、こういう絵が出てくるんでしょうね。グレーディング含め後処理はどれくらいしているのか、、、確かに解像度的には4KどころかFHDも怪しい感じがしますね。
そしておっしゃる通り、既存技術との比較では、「iPhoneの映像加工してね??」と(笑
技術お披露目的な要素が強いのでしょうが、でもこれ見てアップルが興味を持つっていのはわかる気がする。なにしろ「小型化」という点ではiPhoneにピッタリだし、ソニー製じゃない独自のカメラモジュールを使うとなると他社との差別化になるし。
トロント大学で研究されてたそうなので、技術的な裏打ちはありそうです。
いやあでもこれが本当に完成されてiPhoneに載ったらカメラメーカーもそうだけど、映像制作業者もヤヴァいなーという。。orz DSLRはそれでもまだ敷居が高かったですが、iPhoneはみんな持つし。。。