ったく自分で言うのもなんだけどほんとマニアックな話題で恐縮だ。そもそもドリーショットと言って分かる人がどれだけいるのだろうか。そしてセンターフォローなどという専門用語はほんとにあるのかどうか僕自身も知らん。なんとなく使ってる。それがどういうものか口で説明するのは超絶面倒で、さらにビデオを作ってUPするなどめんどくさくて仕方がないのに今からそのエントリを書こうとしている。
映画のメイキングを見ると必ず出てくるこういう風景

ドリーショットとは移動撮影のことで、つまり人間が歩きながら見ているのと同じような映像のこと。ところが人間の眼は優秀で、足が地面に着くときの衝撃を勝手に吸収・補正して見てくれるので、まったくブレがない。が、同じ映像をビデオカメラで捉えると、アホみたいにブレてゲロゲロに揺れた映像しか撮れず、つまり素人投稿のような映像になってしまう。
それを防ぐために考えられたのが、いわゆる「レール」であったり「ドリー」であったりするのだ。電車と同じ原理で、レールを敷いてその上にトロッコのようなものを載せることで、揺れを防ぎスムーズなカメラ移動を実現する。
が、考えてみてほしい。まいどまいど撮影現場で地面にレールを敷いて、ドリーを動かして、、「うーんちょっと位置が違うなあ」ってまたレールを移動して、、、あああああ超めんどい!めんどいだけじゃなくて専門機材と専門職の人間を雇って金も時間もかかる。ほんとメンドイんですよ。ありえない。
さらにもっと面倒なのが直線ドリーと曲線ドリーでは全く撮れる絵が違う。直線は、その名の通り平行移動するレール。曲線は弧を描いて回るので中心が常に一定なのだ。それが記事タイトルでもある「センターフォロー」を実現する。(画像をクリックすると大きくなります。)
平行移動

円形移動

分かるかなあ。。。
円形移動だと、被写体が常に画角の真ん中にいる。それをセンターフォローという。
僕が最近使っているポケドリはこのセンターフォローができないんです、基本。でどうするかというと、三脚の上にポケドリを載せて、三脚を回すとセンターフォローができるんですね。その説明は次回ということで。
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あまりにBlog放置状態だったんで、ずいぶん昔に書いた記事を頑張ってリファインしてUPしてみましたー。ほんとは動画を貼りたいんだけど、なかなかそこまでやる時間が、、、
続きもがんがって書きまっせ~