なんとなく予想はしてたけど今年のNABはつまんなかった。淡々と細かいスペック違いの新機種が発表されただけで、新しい特機も新しいカメラもなんもなかった。NABはNational Association of Broadcastersの略で、放送機器展。どうも「うち放送ちゃうしシネマやし」というメーカーは「Cine Gear Expo」に照準を合わせてきてるのじゃないか?という気がする。
発端はRED
そもそも昨年6月、早々とREDの社長が「来年(※2017年のこと)のNABには出展しないよ!半年前にチケット買う人もいるだろうから早めに言っとく」と表明 。「我々にとって重要なのはNABではなくCine Gearだからそっちに力を注ぐ」と、世間を驚かせた。
理由の1つはNABがあまりにも巨大になりすぎてニュースリリースが埋もれてしまう、というのもあるのだろう。また、NABはラスベガスで開催、Cine Gearはハリウッドで開催、という地の利も大きいのかもしれない。
いずれにしてもREDはNABではなくCine Gearを選んだ。どんな展示をしてくれるのか。
Panasonicの新しいカメラがCine Gear 2017でアンベール
NABではシルエットだけの発表だったパナの「バリカムLTとGH5の間を埋める」というシネマカメラ。こいつはCine Gearでアンベールされる。
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うーむ、NABには間に合わなかったから?GH5が出たばかりでまだ次のカメラを発表するのには早い?それともやっぱりCine Gearのほうがパナにとっては重要だったから?
というわけでCine Gear楽しみだなー
キヤノンがCine GearでC200を発表する?という噂
これは全くもって真偽は定かじゃないんだけど、EOSHDさんところで「C200発表は確実!」って書いてる人 がいて、ほとんかなーと思いつつも、C100 Mark IIが発売されてもう2年以上経ってるし、何かが出てもおかしくない頃でもあるなと。
本当かどうかは分からんが、おもしろい噂の一つ。
今年のNABの気になったこと
さてそんなこんなで個人的にはあまり大きなニュースがなかった今年のNAB。なかでも気になったことをいくつかピックアップ。
Avid Media Composerがついにタダになった!
ProToolsに続いてなんとあのAvid社の代名詞、Media ComposerにもFirstバージョンが登場 。タダで使えるようになる!
これ、発表自体は昔も聞いたことあるぞ?と今調べたら2015年のNABで一度発表してたんだが、その後リリースされずじまい。今度はホントらしく、6月にはダウンロードできるようになるとのこと。
こちら から!
ついにAvidがタダなんて、、、、Avidにウン百万かけてきた人たちにとっては感慨深いのではないのだろうか。いちばん安かったAvid DVにしたって十万以上してたもんね。
はあ、なんという時代。
Manfrotto Nitrotech N8 Video Headがやたらカッコいい
フラットベースの三脚ヘッド、あまりいいのがなくて困ってたんだけど、マンフロットがこんなカッコいいの出した!これはほすい!B&HですでにIn Stock !
Nitrogen Piston Technologyってなんやねん?と思っていろいろ見たら、エアガンで使われている技術 らしい。窒素を詰め込んだピストンということだ。
なにより見た目がいいっす。
Aputureのmini 20cが小さくていい!
最近モノブロック・タイプのLEDビデオライトたくさん出てるけど、これはなかなかいい!
このビデオで最初に紹介してる「300D」は消費電力300Wで2K相当の明るさとのことで、これもすごくいいんだけど、6分くらいから出てくるmini 20cが小さくていい!ぽいっとバックパックに3灯入れて一人でインタビュー行ける。ほすい。
いつも超テンションが高いAputureのTedさん。
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ちなみにTedさん、Aputureブースを紹介するどのビデオ見ても同じことを同じテンションでしゃべってて、お疲れだろうなあ、、、、、と気の毒になる。
というわけで6月1日スタートのCine Gear を楽しみに待ちましょう!
価格は100万超えそうな・・・C300MK2が高すぎ^_^;
何が搭載されるか?
そう考えるとC100MarkⅢの方が現実的な感じもしますね。
FHDに特化して。
あ、話変わりますがアフターのフィールドスローのバグ、今回のアップデートで直りました^_^;おそっ!
まあ、なんでEOSHDのフォーラムみたいなマイナーなところに書き込んでんの?というよくわからない意図なので、C200、ほんとに出たら笑いますが、本当と思いたい自分もいて。。
そもそもキヤノンがCine Gearで発表するとは思えないんですよね~ ただ「ハリウッド向け」という意味ではCine Gearの地位が知らない間に向上しているのかも、、という気もします。日本からは計り知れませんが、、、、
C200のナンバリングの意義はもしかしたらおっしゃる通りUHDとFHDの差別化なのかもしれませんね。100番台はFHD、200番台はUHDという。
> フィールドスロー解消
お~!良かったですね!!!僕はいまだにAECC2014ですが、、、、2017にしてみようかな~
ま、ソニーも6月に色々発表らしいし、3RDさん仰る通りCine Gearが表舞台となって行くのでしょうか。
と、書きつつボク個人はシネ単大豊作で連日楽しくてしょうがなかったですね。
中でもAtlas Lens co.のOrion 2xアナモ!この発表で三杯飯食えました。あのアナウンスあっただけでありがとうNAB!でした。
2019年予定の第二弾(32、50、85mm3本セット)、今から貯金して待ちます!
「オレの光学パクりやがって!」てJohn Barlowに噛みつかれてるケドなんとか第二弾まで発表を願っております。
CP.3も出ましたしね!
Orionレンズは美しいですよね~。。ただ全く手の出せない値段なので、「あのレンズが美しいのはモデルさんのおかげだ」と思うようにしました。
ただ思うのですが、高ければ高いほどレンズって値段が下がらないので、それこそブランドのバッグや貴金属みたいな資産価値があるんじゃないかなーと。そう思うと高いの買ってもいいのかな、、とか。。。
歳とって稼げなくなった時に高く売りさばけそうなのって、電子性能のない高いレンズ、、、、、
いかんいかん自分を納得させようとしてはいかん。。。
シネギア楽しみですよね。LAで行きやすいし、いつか行きたいです。
今はGarageBand とLogic Proですが、無料は
有り難いですが、最近Avid元気ないですね。
太っ腹ですよね。ProToolsが高くて別の、、、というのは僕も同じです(笑 Avid DVも高くて買えませんでした。そうこうしているうちにほかの性能が上がって、、、盛者必衰ですね。
AVIDですが2年ほど前に破産だったか上場廃止だったかしてましたよね。
いま検索したら1年前にも従業員解雇してたみたいです。
https://www.thelayoff.com/avid-technology
Media Composerはでもまだまだ業界スタンダードだと思いますので、どっかが買収するのでは、、、、
もしかしたら辞めた技術者たちが某BM、、、、、(以下略
私の払うお布施では足らんかったのか・・・。
今のところちゃんと,というよりもむしろかなり頻繁にアップデートされているので,まったく心配してませんでしたが。フレーズファインドとスクリプトシンクっていう,しばらくAvidのお金の都合で(たぶん)なくなっていた機能も復活しましたし。
フレーズファインドは,テキストを入力すると,その言葉があるところを検索してくれるという機能で,僕はどうせ英語だけだろう,と思っていたんですが,日本語にも対応してるみたいで。別途お布施が必要になるので,まだ入れてませんけど,これがあれば,うるせークライアントや代理店が,もっと違うコメントないのかとか言ったときに,キーワードでクリップを検索して,すぐさま,ございます!とかできるわけで。
で,無料のMedia Composer firstですけども,同じく無料のPro Tools firstがそうだったように,おそらく,クラウド上に1プロジェクトしか保存できない,みたいな感じの,使い方を覚えるためのものじゃないでしょうかねえ。これだとたぶん,かえって人気を落とすと思います。というのは,Avidは基本,楽しいことや派手なことは,単体ではまったくできないから。過去の仕事を改訂したり,バージョン違いをたくさん作ったり,何十時間分の素材から作品をまとめたり,延々とカット編集を続けたり,バージョン違いの音楽を付けて試写したり,24トラック分の音をAAFでMAのPro Toolにボリューム情報とエフェクト情報付でそのまま送ったり・・・とかして始めて,ありがたみがわかるソフトですから。
無料のツールなら,やっぱDaVinci Resolveなんじゃないでしょうか。今度の14では,音の部分がフェアライトになっちゃって,しかも画の再生能力が10倍に・・・。見た目も楽しそうだし。カラコレ以外の部分がめっちゃ進化してますねえ。うらやましいです。
今探したら2014年2月のニュースでした。
http://bit.ly/2qDU0CA
破産ではなく上場停止(上場廃止)のようです。記事を改めて読むとこの頃の業績が最悪で、決算報告ができなかったため、上場停止に至ったようです。このことは予測されていたそうで、その後再上場の申請はする予定とのこと。
現在、Nasdaqを見るとちゃんと株価が出てきますので予定通り再上場されているようですね。。ただ、昨年解雇があったのは間違いないかと。、ProToolsの技術者たちが辞めたそうです。あと業績悪化の責任を取ってCEOも辞職したというニュースもありました。
http://bit.ly/2qEme01
> 過去の仕事を改訂したり,バージョン違いを(以下略)
やばい申し訳ないですがめっちゃ笑いましたwww 日々のお仕事のご苦労が。。。いやあどこもそうですよね。。うちもそんな仕事ばっかりです。バージョン違いを3つ作ったらそれぞれにさらに直しが入ってバージョンが派生して、1か月後にはどれがどれだかわかんなくなってる、、、
> やっぱDaVinci Resolve
いま、もっともイケイケなのではないですかね。もしかしたらプロツーやAvidの技術者が移っている可能性も、、、そういえばVegasでいうと、その昔ACIDっていうループシーケンサーのソフトがありましたが、その技術者がアップルに移籍してGarage Bandを作ったという経緯がありました。。ACIDはその後開発が止まってディスコン宣言はされてませんが、もう亡きモノとなってます。。
ダビンチはAfter Effectsとうまくハマれば使うのですが、、、、安くなったし、、、