三浦俊彦@goo@anthropicworld

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モンスター文学&〈AP→EE〉&指定討論

2015-10-01 03:19:00 | 活動メモ
 ●対談

「Interview of gold fishes 第15回 三浦俊彦×遠藤徹対談 モンスター文学を求めて(前編)」『総合文学ウェブ情報誌 文学金魚』10月1日
http://gold-fish-press.com/archives/35934
http://gold-fish-press.com/archives/35971

 ●研究発表

「人間原理から眺める「エンドレスエイト」――コンセプチュアルアートとしてのアニメ」「アニメ国際シンポジウム 日本アニメの歴史と現在」10月3日 和洋女子大学 10:00~17:00 (11:15~11:45)
 http://russell-j.com/miurat/anime.pdf
 http://russell-j.com/miurat/timetable.pdf
 http://green.ap.teacup.com/miurat/html/anime.pdf

 ●指定討論

「精神医学と現象学的心理学から死と他者の形而上学へ」日本質的心理学会第12回大会(宮城教育大学)(10月4日(日)13:30-15:30)
http://ko-taku.wix.com/jaqp2015
(大会HPのプログラム日程にミスがあり、上記の日程が正確です)

会員企画シンポジウム
・企 画:小島康次(北海学園大学)・渡辺恒夫(東邦大学)
・司 会:小島康次(北海学園大学)
・話題提供者1:渡辺恒夫(東邦大学)
「自我体験の現象学からフッサール他者論をへて可能世界論へ」
・話題提供者2:新山喜嗣(秋田大学)
「ソシアの錯覚から開始する他者論の試み-可能世界にいる自己の変異体、そして、不完全な非在としての死」
・指定討論者:三浦俊彦(東京大学)
<企画主旨>
本学会でも臨床死生学が時々話題に上るが、本人の一人称的死生観を確立する必要があるのではないか、科学的唯物論か伝統的宗教的二元論以外に、より洗練された形而上学的な死生観があるのではないか、という問題提起をしたい。企画者二人は、関係論的枠組みでは捉えきれない絶対的な自我の自覚としての《私》研究の可能性を模索してきたが、今年は、《私》を自覚させる臨症例から出発し、一人称的な死と他者の関係を、分析哲学における形而上学の復興とされる可能世界論によって論じている、精神医学の新山を迎え、《死》と《私》そして《他者》の関係に切り込みたい。企画者の一人渡辺も、自我体験・独我論的体験事例の質的現象学的分析を通じ、《私》と《他者》そして《死》の関係について着想を得ているので、これと併せて論じたい。指定討論者には、可能世界論の専門家でもあり渡辺と共に人文死生学研究会を主宰している、分析哲学者の三浦を配した。三浦は、著書『可能世界の哲学-「存在」と「自己」を考える』(NHKブックス)において可能世界論をわかり易く論じた練達をもって、二人の話題提供者による《私》が存在することの不思議さを解きほぐしてくれるものと期待される。