阿呆理詰日記3529

知って、好いて、急いて、添って、裂けて、強いて、啜って、競って、反って、去って、知って。


愛の証しは、疑ってくる相手を信じられるかどうか。
寛容の証しは、信じきってくる相手を許せるかどうか。


いくら遠くても、居れば安心。
いかに近くても、居なきゃ安全。


破滅への道はたいてい秘密なのに……。


好奇心で未知へと近づく前に、まず未知の好奇心に近づかねばなるまい。


結果を出せたかどうかより、結果を入れられたかどうかが真の勝負。



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　　2011年４月14日
「言語表現」（金曜３限）受講生の作品へのResです。
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阿呆理詰日記3528

肝心なときに感情を裏切るところに、愛の知的価値がある。
枢要なところで理性に逆らうところに、愛の情緒的意義がある。

　　　　　　　　　　　　　←『論理パラドクシカ』p.220　★０２３