三浦俊彦@goo@anthropicworld

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将棋

2011-04-05 23:13:00 | アドホック日記
 『論理パラドクシカ』の問085の背景と余韻については、 http://members.jcom.home.ne.jp/miurat1/ の「将棋哲学者・山口恵三との序説的討論」をご覧ください。
 直通は↓
http://members.jcom.home.ne.jp/miurat1/yamaguchi-keizou.pdf

 ところで、昨日、うちの学生(『論理パラドクシカ』p.164で指示したのと同一人物)に将棋のルールを教えてから、19枚落ちを指しました。覚えたての人の通例に違わず、百手ほどでむこうの玉は詰みました。
 次に、「歩三兵」を指しました。まずこちらが8六歩。今までの例だと、初心者はこの歩を取るのが通例で、角道を開けるなどの次善の策を取った人もいたが、今回は驚いたことに(驚くほどのことはない?)、7八銀と受けました。
 「えらい」と褒めてあげました。
 驚くほどのことはないかもしれませんが、なにせ19枚落ちで負ける手合いですから。それに、歩三兵でこの正着に出会ったのは私は初めてだったので。
 「なぜ歩を取らなかった?」と訊ねると、角の頭を指差して「ここに打たれるから」と正しい答えを致しました。
 19枚落ちのときに「飛車を取られて失敗したのがヒントになった」のだそうです。
 やっぱりえらいと思いました。