
2023年05月13日(土)(一食目)
あいがけ3種
kitchen and CURRY のカレーはカレーでありながらカレーではないと思う
じゃあインド料理とかを便宜的にカレーと呼ぶ感じと同じかというとそうでもない
カレーに到達せんとするシェフやお店もあるけれど
ゆきなさんというかand CURRYはカレーから出発して
カレーと交信しながらもカレーの元型からは離れていく感じで
僕の頭の中だと宇宙探査船が地球を飛び立って離れていくみたいなイメージ
だけど不思議なもんで
食べる時のわくわく感は昔ながらのカレーを食べる時のそれと似ているような気がする
何が何だかわからないけど
とにかくおいしい
まだ食べたことない人は食べてみてください
としか言いようがないかもしれないカレー屋さんのひとつであることは確か
今日も1種盛りで集中して食べるぞ!と思って行った僕を
メニューを開いた僕がすぐに裏切る
そして悩む
一番好きなカウンターの席に座れたし
店内BGMと調理音と他の人が食べる音が心地いいなあ
とぼーっとしてしまうのもあいまってなかなか決められない
しかもオーダー時に「ちなみにメニューには記載ありませんが、新ニンニクとビーフのカレーもあります♪」と言われたもんだから
1種盛りどころか2種盛りも超えて3種盛り
やっぱり将来の目標なんか決めずに今を楽しみたいタイプ
優柔不断とか流されやすいとも言えるタイプ
さておき今日のカレーたちもすごかった
ひじきと手羽元のカレー
は鶏肉とカツオのダブル出汁な感じで
ひじきのアクセントとクミンの梅っぽさが
ふわっとふわふわっと漂う
コールラビ,カイランの豆乳カレー
こんなんもうカレーじゃないと思うけど
作り手がカレーって言ってるんだからしょうがない
ご飯と一緒にだったり他のカレーと混ざった時に本気を出す類のカレー
新にんにくとビーフのカレー
ゆきなさんがまだ月一で間借りカレーやってた頃にもあったけど
牛肉の切り落としの使い方は本当に素晴らしいと思う
塊や厚切りやゴロゴロなんかにはこの感じは出せない
肉じゃがのジャガ部分がニンニクになったような
初めてなのに懐かしさも感じるようなカレー
ご飯の上に乗った副菜たちも
オプションで追加した卵のアチャールも良くて
今日は副菜の一部のセロリが混ぜた瞬間に存在感を出してきて楽しかった
とかなんとか
言語化を試みてみた
というか書きながら思い出して楽しだものの
やっぱり
まだ食べたことない人は食べてみてください
というのがしっくりくる
ごちそうさまでした