裸。

気分よく起きたのにイスに右足の小指を思いっきりぶつけた。
痛い！ちくしょう！と声が出た。
品がない。言葉の持つ力を信じてるがちくしょう！はよくない。
飯は喰う　御膳はいただく　だから日本語は美しい。
あいさつの言葉で相手がいい気持ちになる。
あいさつにはなんの技術もいらない。
どげんかせんといかん！の国立競技場は白紙にもどったらしい。
オリンピックに間に合えばいいな。
どうしてもダメだったら運動会みたいに万国旗飾って石灰で白いライン引いてやればいいさ。
政治家さんや官僚さんが国民という言葉を使うときにはその中に自分たちは入っていないのだろうなぁ。
逆に国民のひとりが国家を相手取って裁判でも起こすときにはそこに自分も帰属しているという意識はあまりなんだろうなぁ。
目の前に大量のＡ４サイズのメモ帳がある。
古くなったメニューの裏なのだがなかなかいろいろ落書きできて面白い。
相合傘を書いてみた。何十年ぶりだろう。
三角の頂点から縦に棒を通すやつだ。
左側に自分の名前を書いてみた。右側に堀北真希と書いてみた。
あまりうれしくなかった。
もう一つ書いてみた。次は内緒の名前を書いてみた。
あまりうれしくなかった。
これは一人でやるもんじゃないなぁ。
教室の黒板に書かれてると赤面したらうつむいたりするかもな。
今日は雨だ。観光の方には気の毒な雨になってしまった。
仕方ない泡盛の味でも覚えて帰ってください。
だいじょうぶ　きっとすべてがうまくいく。