初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

迫る恐怖感

2015年07月18日 18時55分00秒 | コラム、ぼやき
男心と夏の空。

そんな気分になっております。


今日は趣味の活動で出掛けたのです。
気分良く帰宅途中に、突然鬱の暗雲に覆われてしまったのです。
自分では、思わぬ来襲に為す術もない。
ほとんどフラッシュバックのように、気分が反転しました。


一時期に辛い頃のピークが、夏の暑さの記憶に拠るのです。
小さい頃にも何か起きたのでしょう。
鮮烈に青い空を思い出すと、胸が苦しい気分になる。
青年期には消失した感情でしたね。
皆で仲良く青春を謳歌したものです。
バブルも在ったし、猛烈な仕事も、大胆な遊びもできました。
元気ハツラツしていたからです。

ところがその後の失われた20年。
この暗闇の中で、ITバブルやリーマンショック。
そして大震災。
国際情勢の変化の起伏が大きかったです。
自分も沢山翻弄されました。
社会の低層に隠れて生きていたつもりが、渦中の渦に揉まれたのです。
こうならないように、安全策と待避をしていたのにです。
空爆の誤爆みたいなモノかも知れません。

多くの辛い体験が、老年期に向かいフラッシュうバックする。
メンタルヘルスの勉強をしている中で、学んだ事を実体験しているのです。
これが雨雲のように訪れる不安なのでしょう。
視覚的なモノはなく、気分だけが持って行かれる。
抗う事もできない。

今これを書きながら、心の雨雲が去るのを待つばかり。
明日は大事な芝居の通し稽古がある。
かなりローテンションになりますが、何とか通過したいもの。

越えて行けない壁は存在ない。

その事実を反芻しながら、明日を乗り切ります。