初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

さまよい人なのか?

2018年04月09日 17時45分45秒 | 道すがら思う

 
悲劇の主人公話や、人生相談ではありません。
スーパー等での買い物に関して書きます。
 
行き慣れない店舗だと、何処に何が売られているか分りません。
店員に聞いても、大型店舗だと分らないモノです。
まして店員の殆どは、パートやアルバイトです。
商品管理を担当している社員ではないのです。
 
こうなると自力で探すか、行き慣れた店に移動するしか無いです。
 
そこで根性を入れて、店内をくまなく見て回ることが重要になります。
一時期流行した「●×芸人」みたいに、店や商品に詳しくなる機会だからですね。
休日に暇を持て余していたら、探検隊気分で店を詳細し調べて回るのです。
 
これが彷徨い人みたいなものなので、タイトルにしたのです。
これが百貨店系だと、店員が怪しい客に気が付いて声掛けして来ます。
探し物のサポートや、万引き対策になるのです。
 
こうした状況であれば、暇潰しだと答えて店員と世間話をすれば良いのです。
店員の方が迷惑で面倒な暇人だと思って貰えれば、自然と離れて行きます。
そして次に訪れた時は、その店員に視線を送ってアイコンタクト取れば二度と近寄って来ません。
自分の仕事の邪魔になるから、傍に訊ねたりしないのです。
 
これで店の常連です。
たいてい何も買わない客なのですがね。
それでも店内をくまなく歩けば、歩行距離は稼げます。
亡くなった「やなせたかし」先生は、こうしてショッピングモール内を散歩していたとか。
雑誌のインタビューに書いてありました。
 
商品に感心が無くとも、客や店員に関心を向ければ良いのですね。
人間観察や世間の流行り廃りが見えて来ます。
ファッション誌には流行の服しかありませんが、店には定番の文化が根付いています。
これが創作活動の基本になる訳です。
 
単に歩いて歩行距離と歩数を稼いで健康に貢献しているだけではないのです。
作家気質や芸術気質は、世間や風俗が基調ですからね。
今を見ないと未来は見えないと「コピーライター」や「プロデューサ」が語ります。
次の一手は、世間の中に兆しとして存在しているのだとか。
私には見えませんが。
 
そんな事で、気晴らしで歩くなら自然の中も良いけれど、人混みの中も貴重な場所になります。
欲しい商品を探して歩きながら、違う目的も被せて実行していみる。
それほど無益な行為でも無さそうなのが「彷徨い歩き」なのでした。