◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

ありがとうございます。

2010-06-13 00:01:42 | 退院後 つぶやき
このブログは、同じ病気の方の参考になればとブログ名にわざと
「腎臓癌」という言葉をいれてあります。
それは、ネット検索で”「腎臓癌」ブログ”などで見つけてもらいやすいようにです。

◆SORAの腎臓癌日記◆というブログ名にしてあるせいか
毎日の訪問数はほぼ200~300 閲覧数は200~600あります。
きっとそれだけ、腎臓癌の情報を求めてらっしゃる方がいるんですね。


このところ検査の結果の報告日記になっていて
1ヶ月に1度くらいしか更新しないブログを
多分・・・
毎日覗いてくれて、応援ボタンをクリックしてくださってる方がいます。
そこの「あなた!」
日記の更新は、滞っていますがコメントやメール、応援クリック数や訪問数などは
ほぼ毎日覗いています。
こんなに更新してないのに 毎日応援クリックしてくださって

「ほんとうに ありがとうございます。」

私は、有難いことにほぼ元気な人と変わらない生活をして
週の半分を短い時間ですが 仕事にも行っています。
元気いっぱいの日も
落ち込む日も不安がひょいと横切る日も 
そんな暖かいランキング応援クリックに励まされています。

「そこのあなた!ありがとうございます。」

ずっとお礼を言いたいと思っていました。
(*^-^)感謝していますღ





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シェェェェーヽ( ̄▽ ̄*丿四十肩?五十肩?

2009-11-10 22:28:53 | 退院後 つぶやき
相変わらず 右肩「痛い

どうもそらです。

右上腕の骨が痛いのって
骨への転移と一人で本気で心配していましたが
昨日の日記のコメントに皆さんから
「四十肩」とか「五十肩」じゃないの?
と言われ
今日、職場でも「右肩が痛いの~」と言ったところ
「ソレって、四十肩とちがう?」
と言われ





シェェェェーーーヽ( ̄▽ ̄*丿


もしかして この痛みって!?


四十肩 五十肩かい!!!!


20日に腎臓の方の検診があるので、
その時に主治医に症状を話してから 整形を受診してみます

だってさぁ~
癌の事が色々書いてあるサイトに

骨の痛みを感じたら癌を患った方は、
「骨転移」かもしれないので手遅れにならないためにも
主治医に必ずつたえましょう。


って書いてあったから・・・
本気で心配してました( ̄へ ̄|||)アセアセ


皆さんから、四十肩、五十肩とご指摘して頂いて
なんだかホッとしています。

「四十肩」「五十肩」みついて一応ネットで調べてみました↓

http://www.ces55.com/kata-supporter.html

◆四十歳を超えたら肩の痛み(五十肩・四十肩)に注意

◆中高年に多い肩のトラブルだ。←中高年という言葉に少々いやかなりショック

◆肩関節の老化は、運動不足だと進みやすい。←老化という言葉に これまたショック

◆五十肩・四十肩の痛みの原因は炎症(肩関節周囲炎)




四十肩、五十肩の場合は冷やさないようにしないとダメなんですね
冷湿布で冷やしてました





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骨転移

2009-11-09 14:14:13 | 退院後 つぶやき
昨日、今日と仕事が休みでした。
何だか あまり外出したい気分じゃなくて2日とも家でひきこもり気味

暇を弄ぶようにPCで久しぶりに腎臓癌について書いてあるサイトやブログを検索して廻った。

以前1~2度お邪魔したことのあるご自身の腎臓癌について闘病の様子を綴られていたブログを何気に覗いた。
ブログを書かれているのがブログ主ではなくブログ主の奥様に代わっていた。
このブログ主の方は、私と同じ時期に腎臓癌を告知され、手術された方だった。
今年の9月にご主人が亡くなられた事が書き込みされてあった。
凄くショックだった・・・。

私は、手術後あまり同じ病気の方のブログを見なくなっていた。
特に意識はしていないけれど、それぞれに症状も違うというのもひとつ。
それと、少し読むのが怖いという気持ちもあったかもしれない。

2~3週間前から、右上腕が痛い。
痛いと言っても じっとしているぶんには痛みはなくて
上に手を伸ばしたり、角度によって痛いのだ。
「痛っ」って感じ。
その痛さをかばってるせいで
最近は、首周りや肩が凝ってるようなだるいような感じ
この「痛っ」は、ある朝突然あらわれて
起きて、腕をついた瞬間に「痛っ」ってなった。
はじめは、寝違いか何か?と思っていた。
でも、全然治らないので今度は、年のせい?と思いだした。
でも、なんだか心配になってきて骨転移?なんて考えが頭に・・・
そのうち背中も少し痛いような???気がしてきた。
背中が痛いと肺転移????

で、休みの昨日、今日とPCで骨転移の症状なんかを
あれこれ検索してみた。
骨に転移すると、痛いと書いてあるけれど、具体的にどんなふうに痛いのかあまりわからなかった・・・。
あるサイトでは、最初は筋肉痛のような痛みで、だんだん痛みが強くなる。と書いてあった。ある人のブログでは、ヘルニアかと思うような痛さだと書いてあった。
骨盤に転移した方などは、痛くて歩けないようになって腫瘍が見つかった。と書いてあった。
色々読んでいるうちに、何だか怖くなってきた

腎臓腫瘍について書いてあるサイトで いつも気のなる腫瘍の大きさと生存率。
あらためて12センチもの腫瘍を持っていた自分が不安になる。

次第にテンション
ヾ(・ε・。)ォィォィ!
最悪な方へと意識が行き過ぎちゃうんかい
前にブログ友さんから言われた想像妊娠ならぬ「想像転移
あかん、あかん


今月の20日、11ヶ月検診まで痛みが続いたら先生に聞いてみよ。

あ~休みが続くとろくなコト考えないなぁ。。。
せっかくいい天気なのになぁ。。

ちょっと気分転換しなあかんね

久々の日記が暗くてごめんね~ごめんね~

多分、明日には気分になってるはず!

あんまり暖かかったり寒かったり気温差が激しいから
気分もコロコロとアップダウンを
繰り返すんだと思う。


少しお昼ねでもして本でも読みます



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年間で腎臓の腫瘍はどれだけ大きくなる?

2009-08-17 10:04:39 | 退院後 つぶやき
ある掲示板を拝見していて

(゜д゜)ェェェェェェェェエエエ!!

と思う書き込みがあった。

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腎臓癌は、すぐには大きくなりません。おおむね進行がんに移行するまでは、年間5ミリ位大きくなります

2センチの癌として発がん後4年くらいは経っていることになります。


------------------------------------------------

腎臓癌の進行は、他の癌と比べると非常に進行のスピードがゆっくりなのは
本を読んだり、ネットで調べたり医師から聴いて知っていた。

でも、年間5ミリとは知らなかったなぁ・・・

逆算して自分の腫瘍がいつから発症したものか考えてみたら
私の場合
12センチの腫瘍だったから、
12÷0.5=24


私の腫瘍は発がん後24年経っている!?

工工工エエエェェェェェェェ(゜Д゜)ェェェェェェェエエエ工工工

私は、24年前から爆弾育ててた?
私が生きてきた半分以上の歳月は、癌を育てたのか?
子育てより長い間、私の身体は腫瘍育てしてたんかい

子供を授かって出産してから、どうも体調が悪くておかしいなぁ。。と
しばしば思いながら子育てに家事にと日々過ごしてきたのだけれども
専業主婦は、健康診断受けることなく過ごしているので
少しくらい疲れても、まさか腫瘍があるとは思わないし
な~んかビックリです(゜Д゜(゜Д゜ノ(゜Д゜ノ)ノ

掲示板の内容が正確ならば・・・だけどね。\_(。・o・。)ここ重要!

そういえば、私の友達が
「癌っていうのは、症状が出て見つかった場合は、少なくとも10年前くらいからその腫瘍があったって事らしいよ!」
って言ってた。


ブログ友達の方からは、子供さんの腫瘍が
短期間に急激に大きくなったという事実も聞いているけど、
その方の子供さんは腎臓ではなかったので、進行のスピードも早かったのかもしれないなぁ。


今更、そんな事をあれこれ考えても仕方ないけどね


何気に その掲示板を読んでいて計算してたら
朝からビックラこいた




今頃、そんな事を知った私って、なんかドンクサイというか~
あまりに急な手術だったので、何もわからないまま手術してたのね



今日は、朝から

あらまぁーと驚いた。
驚いたわりには、朝から眠いんですよ。

相変わらず眠気に襲われる日々を過ごしております。



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[ハグしてあげたい。」

2009-06-03 20:18:15 | 退院後 つぶやき

去年の今日と何ら変わりのない穏やかな天気に
なんだか裏切られたような気持ちになる。


私に何が起きようと世界は変わらず前に進み続けるんだ。


春がきて桜の花が咲いて ハラハラ散って葉がそれを隠してやがて夏がきて・・・
そんなわかりきった日々が何十年も繰り返されてきた。
そしてこの先もずっと季節は移り変わっていくのだと思う。


私の周りの景色だけが
どんどん変わって行くのを感じた。



時々、心が「ポキッ」と折れそうな気持ちに襲われる私は
少し置いてきぼりにされた気分になる。
がん告知を受けて
腎臓摘出手術を乗り越え手術も成功した。
今のところ術後の経過もよいのに
何故だろう?
時折押し寄せる感情に行き場を見失いそうになり
ある意味 私は立ち止まったままだ・・・。

このブログをはじめて色んな方が訪問してくださって
コメントを残してくださった。
ブログを通して知り合った ある女性とメールでやりとりをするようになった。
いつも ため息をぐっと飲み込むように
心の奥に押し込めてあった家族にさえ明かすことのない
行き場を失っている感情を彼女にポツリと打ち明けた。




「ハグしてあげたい。」



そうメールの返信がかえってきた。
とっても嬉しくてほんわかしてスッーと心が軽くなった。


写真素材 PIXTA(c) かめらん写真素材 PIXTA



小さい子供がママやパパに抱っこされて安心して眠る・・・。
そんな感じ。


立ち止まったままの自分
置いてきぼりだった私に季節が少し近づいて
私も少し前にすすんだ。


「ハグしてあげたい。」


何て安心する言葉なんだろう。
その一言に心がほんわかあったかくなった。


心から「ありがとう。」



いつも訪問ありがとうございます
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腫瘍が見つかるまでのサインを振り返る

2009-05-08 10:36:55 | 退院後 つぶやき
腎臓に腫瘍が見つかるまでを振り返ってみて
あの症状も身体の不調を訴えていたひとつなのかな?
今になってそう思うことを考えてみた。


腫瘍が見つかる直接的な症状は
私の場合「血尿」だった。
それも凄い色の血尿。赤色を通り過ぎて茶色も通り過ぎて黒褐色の血尿。
血尿に混じる血の塊。
腰に何とも言えぬ鈍痛。

そんな症状が出る前はどうだった?
腫瘍が見つかる ひと月前くらいは頭痛がかなり酷かった。
毎日、毎日、頭痛薬を飲まない日はなかったかもしれない。
しかも1日に1回じゃなく2回、鎮痛剤を飲むことも多かった。
その頭痛の原因は?
今から考えると血圧の上昇に伴う頭痛?
腎臓の腫瘍から血圧を上昇させるようなホルモンも分泌されていた可能性もあるって主治医から聞いた。

もっと前、ずっとさかのぼって考えてみると
子供の頃から母親に
「そらちゃんは、日によって顔が違って見えるねぇ~」と
よく言われていた。正直自分でも鏡を見てそう感じる事が多かった。
よく腎臓の働きが悪いと、浮腫みが出るって言うよね。
子供の頃からこの病気が見つかるまで
尿検査でも何もひっかかった事などなかったけれど、
あまり腎臓の働きは良くなかったのかな?
なんて思ってしまう。
今でも息子なんかには、
「お母さんは、日によって顔がスッキリ見える時と、ぶく~ってして見える時があるよな。」なんて言われる。

貧血だったというのも
腎臓癌の症状にあげられているから、
これに関しても若い頃からあった症状だ。


よくストレスも癌の原因のひとつに挙げられるけど、
これは、結婚で関西から東海へ嫁いで主人以外は知らない土地に行ったことで
かなりストレスがあった。仕事も転勤し、職場の人間関係でも心労が重なった。
また、主人の両親や祖父母や義弟との同居、それから義父の闘病生活の介助や
祖母の痴呆や寝たきりの介護生活など、このストレスということに関しては
書ききれない程のストレスを抱えながら今日まできた。
言葉にしてしまえば、このストレスというのは簡単に片付いてしまうけれど
実際は、そんな簡単なものではなかったと思う。介護の辛さや大変さは経験した人じゃないとわからないからね。


人間関係でのトラブルで思い悩んだり後悔したりなんていう事も
何年か前にあって かなりそのことを引きずったり・・・
表面的には出さなくても精神的にイカレテたのも事実。


出産を機に疲れ具合も元気な人とくらべると
かなり疲れやすくて
自分でも「どうして こんなに疲れるんだろう?」と思っていた。
でも、これは子育てとかで疲れるんだ。と思い込んでいた。
でも、振り返って考えてみると やっぱり疲れやすさは半端じゃなかった気がする。


今になって ゆっくり考えてみると
腫瘍が見つかるまでに
身体は少しづつサインを送っていたのかもしれない。
でもどれも、決定的な何か病気に繋がる症状でもなかった。
結局は、腎臓は物言わぬ臓器のひとつ。
進行してからでないと決定的な症状というのは出ない場所らしい。
だから、きっと腫瘍も息を潜め大きくなっていったのかもしれないなぁ。


な~んて振り返ってみたけれど、自分で
腫瘍が見つかるまでのサインに早期に気付くというのは難しいものだ。




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最近

2009-05-06 23:00:24 | 退院後 つぶやき
最近、日記の更新が滞り気味になっています。

元々は、病気のことや検査のこと手術のことなどを書いて
同じ病気と闘ってる方のお役に立てればと思って書き始めました。

腎臓の腫瘍発見に至るまでの経緯
検査、入院、手術、退院後ここまで綴って
現在は、日常の出来事を交えながら
体調のこと、気になる症状、毎月1度の通院と3ヵ月に1度のCT検査のことを
綴っています。
毎日大きな体調の変化もなく、日記の更新も滞って実をいうと
このままブログを続けていてもいいのかな?と思うことしばしば・・・
一旦、このブログは終わりにしようか?
なんて考えることもあるのですが、
日記の更新がない日でも、ブログを訪れてくれる方が300~500人
このアクセス数を見ると、なんだか有難くて
もしかしたら、同じ病気で闘病中の方や「もしかして?」と不安な病状の方のお役に立ててるのかもぉ。。。と思ってみたりしています。

あまり頻繁な更新は出来ないかもしれませんが、
このブログにアクセスしてくださる方が沢山みえますので
日常の出来事や戯言などが多くなりますが
ボチボチ更新していきますので宜しくお願いします。

更新のない日も
いつも本当に訪問ありがとうございます。
感謝しています。



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GW真っ只中のニュース
5月2日忌野清志郎さんがん性リンパ管症のため都内の病院で死去。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。

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時を刻んでいこう・・・

2009-04-20 00:21:10 | 退院後 つぶやき
4月13日が誕生日でした。
いつもは、私の誕生日など気にもしてくれなかった主人や息子達。

今年は、誕生日に主人と次男は花をプレゼントしてくれました。





PINKのミニバラともうひとつは白い花の中に★のように黄色い花?雄しべ?めしべ?何の花なのか????わかりません

どうせなら、ちゃんと花の名前くらい調べて
欲を言うなら花言葉なんかも考えてプレゼントしてほしいもんです(笑)
ロマンチックの欠片もありません
いくつになっても、そこらへんの小細工に心はトキメクもんなんですが
我が家の 殿方達には無理な要望のようです
こんな事を言うと罰があたるかも
いつも誕生日なんてそっちのけ・・・だったのがプレゼントがあったのだから2人の前では、大袈裟に喜んでおきましたが


この日の夕日・・・





夕日が沈んでゆく空
ちょっと切なげで私の心の中では、
色んな思いが交錯しました。


誕生日から遅れること2日
4月15日
もうベッドに潜り込んでいた私のところに長男がやってきて

「お母さん、遅くなったけど誕生日おめでとう

そう言ってベッドの枕元に小さな手提げ袋を置いて
サッと部屋から出てゆきました。


むっくりと起き上がり
袋を開けてみるとゴールドのリボンがかけられた小さな箱
小さな箱の中身は






腕時計でした。
長男が、誕生日にプレゼントをしてくれたのは はじめて?
自分で自分がバイトしたお金でプレゼントしてくれたのは、はじめてです。
しかもなかなか高価なプレゼント
凄くビックリしてしまいました。

離れの部屋に行ってしまった長男にメールでお礼


「素敵なプレゼントをありがとう昨年、手術をして新しい身体になってから、これからの時をプレゼントしてもらった腕時計と共に元気に刻んでいきますね。めっちゃ嬉しい寝られへん(笑)ありがとう


いつもメールしても、なかなか返信してこない長男が


「今まで迷惑と世話ばっかかけてきたしたまには何かしなアカンなと思って身体は大事にしてください。ちょっとでも体調悪かったら休んで、無理はしないようにこれからも心配ばっかかけると思うけど我慢強く見守って下さい。 おやすみ。」

と返信してきました。


私、家族の皆に心配かけているんだなぁ。。。


これからも まだまだ色んな事があるだろうけれど
今年の誕生日は、新しい身体になってはじめての誕生日
「1歳」です(笑)
これからの時が出来るだけ素敵な事が多い時であるよう願いました。



この世に生かされている事を噛み締めて
これからの時を刻んでいこう・・・
行けるとこまで何処までも
時を刻んでいこう・・・




そんなふうに思った1歳の誕生日でした。
(しつこいようですが1歳だからね~!!若返りました




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最後のお見舞い。

2009-04-10 15:30:29 | 退院後 つぶやき
今日は、退院してから4回目の検診だった。

CT検査は3ヵ月に1度なので今日は、尿検査と日々の血圧報告
それと体調の報告のみ。

尿にたんぱくは下りていなかった。
血圧もまだ少し下の下がり具合はよくないが、前回よりも落ち着いてきた感じ。
腰の痛みや変わったことがないかなど簡単な質問に答え
診察は終了。

会計を済ませ
いつものように入院中に仲良くしてくれていた膀胱癌で入院中の
Oさんの病室へ向かった。

今朝、家を出る前にOさんの娘さんにメールしてみた。

「今日、検診で病院に行くのですが、お母様の体調はどうですか?
体調が悪くなければ、お母様に会いに行こうと思うのですが。」

メールの返信は、私の診察が終わっても来なかった。
家事などで携帯が手元になくてメールをまだ見てないのかな?
そう思ってエレベーターのF6のボタンを押した。

病室は655室
4人部屋
私が入院して手術を受ける前の部屋だ。

窓際の右側のベッド。
カーテン越しにTVの電気がついているのがわかった。
「Oさ~~ん!!」
声をかけてカーテンをそっと開けた。
ベッドには誰もいない。
TVがつけっぱなしのまま・・・
お手洗いにでも行ったのかな?
4月の10日過ぎに退院する予定だと先月Oさんを訪ねた時に
Oさんの付き添いをしていた娘さんから聞いていた。
先月より良くなられたんだ!
なんだか嬉しい気分だった。

部屋に一番近いトイレを見たが、誰も入っている気配なし・・・
病室の前の廊下で立っていると入院中にお世話になっていた看護師さんがいた。
看護師さんは、私に気付いて
「あ!そらさん!」
と声をかけてくれた。

「Oさん、どっか行ってるんですか?部屋のTVがつけっぱなしなんだけど
ベッドにみえないのでお手洗いか何処かに行かれてるのかなぁ~?って思って」

看護師さんの目が一瞬にして暗くなった。
「Oさんね。。。亡くなられたんですよ。」

頭が真っ白になった・・。
看護師さんの話では、Oさんは1週間ほど前に亡くなられたそうだ。
最期は苦しまずに穏やかに娘さんにも看取られたそうだ。
先月には1度、外泊許可をもらって家に帰れたらしい。
私がお見舞いに行くと
入院中、いつも私に「早く家に帰りたい・・・。」と漏らしていた。

先月の私の通院日にOさんに会ったのが最後になった。
別れ際、
「来月は10日に来るよ!それ迄もっと元気になっててよ。一緒に院内にある喫茶店へ行ってコーヒー飲もうね。約束やよ。」
そう言って別れた。
Oさんは、頷きながら泣いていた・・・。

こらえきれなくなって看護師さんの前で泣いた。
看護師さんに私の身体の調子はどうかと訪ねられた。
元気で仕事復帰もしていることを伝えた。

看護師さんと別れ
泣きながら病院の中を歩いた。
「一緒に喫茶店に行こうね。」そう約束したのに・・・
入院中、Oさんに誘われて喫茶店へ行った。
Oさんがモーニングのトーストとコーヒーが美味しい!と
喜んでいた顔が浮かんだ。

私は、Oさんに自分の母親を重ねていた。
病気の事を自分の両親には内緒にしてあったし、
病気で入退院をくりかえしている両親だから、たとえ私の病気を知らせたところで
お見舞いに来ることもできなかっただろう。
そんな私にOさんは、いつも優しくて
不安な時に
「大丈夫!あんたはいい子やもん。絶対に良くなるし、腫瘍も良性に決まってる!」
いつもそう言ってくれた。

腫瘍が悪性とわかった時も
「大丈夫!手術でとったんやから元気になる!」
そう励ましてくれた。


退院する時も退院してからも
「絶対に無理したらあかんよ。」
と言ってくれた。

お見舞いに行くと、
いつも私の手を握り
「あんたの手は、あったかくて気持ちええなぁ。癒しの手や。」
「あんたは、優しいなぁ。来てくれて嬉しいわぁ。また来てや。。」
と決まって私が帰るねと言うと泣いていた。。。

もし母が元気で私に会いに来ていたら、Oさんのような言葉をかけてくれただろう・・。入院中、そして退院後もOさんは、母のようだった。



Oさん、
もう痛みもなく苦しみもなくなったね・・。
よく頑張られましたね。
いつも優しく接して下さってありがとうございました。
ねぇ、Oさん一緒に看護師のY君をからかったりして面白かったね・・・。
Y君真っ赤な顔してたよね・・・。
手術前、手術後、不安だらけの私を勇気づけてくださって本当に有難かったです。
どれだけOさんの存在が心強かったことか・・・。
きっと、今は痛みも苦しみもない世界で元気に優しく微笑んでらっしゃるんでしょうね。これから、ひと月に1回の検診日の後にOさんに会えなくなると思うと寂しいし、何だか心細いよ・・・。

「あんたの手は、あったかくて気持ちええなぁ。癒しの手や。」
そう言って私の手を握った時の小さなOさんの少し冷たい手の感触・・・。

Oさん、
もしかしたら、病室で私が来るの待っててくれたの?
TVつけて元気だよ!って
歩けるようにもなったよって・・
それとも
病室を私が覗きに行った時、別の人が居て私がガッカリしないように
気をまわしてくれたの?

御茶目なOさんの仕業だったの?
粋で御茶目で可愛らしいOさんらしいね。
ふと、そんなふうに感じたら嬉しさと寂しさで余計に泣けた・・・。


友達でもあり、戦友でもあり、母でもあったOさん。
最後まで本当にありがとうございました。
どうか安らかに・・・。







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今日という日は・・・

2009-04-10 15:29:15 | 退院後 つぶやき
       





      今日という日は、
      昨日亡くなった人が
      あれほど生きたいと願った明日
      どうしても生きたかった日。。。




写真素材 PIXTA(c) こうちゃん写真素材 PIXTA





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