◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

術後15年 腎臓がん卒業!

2024-03-20 00:14:40 | 術後15年腎がん卒業!
2023年12月15日(水)
腎臓がん手術より15年目のCT検査の結果を聞きに病院へ行ってきました。
今回も転移・再発なく無事クリア!
そして、主治医から

「今年で15年ですね。どうですか、そろそろ腎がん卒業しますか!
腎がんの術後検査はいつまでという事はありませんが、もう良いかなぁと。
もちろん心配なら年に一度の検査はやってもいいですが、どうしますか?
15年・・・もう大丈夫じゃないかなぁ。。。」

と、一瞬「え?」と頭が真っ白になりましたが、

「卒業します!」そう答えました。

主治医が満面の笑みで「じゃ、卒業しましょうか」続けて
「もし、何かあったらいつでも・・・いや、何かあったら困るけど(笑)」

15年長かったような。。あっという間だったような。。
でも、本当に色んな出来事が詰まった時間でした。

この日は、偶然にも15年前に腎がんを手術した日と同じ12月15日。
今年、前回の記事に書いた10年前に書いた未来レターも届き
色んなことが完結したというか、整ったというか不思議な気持ちです。
今一度、未来レターに同封していた写真を見ていると
「もう大丈夫!」と10年前の自分が微笑んでいるようにも見えます。

「私、腎臓がん卒業しました!」

もちろんこの先も体調不良があれば「もしかしたら・・・」
不安な気持ちがよぎるのは変わりありませんが、
15年という長い腎がんという呪縛から解き放たれ肩の荷がおりた・・
ほんのちょっぴり心が軽くなった。そんな感じです。
長らく応援してくださった方には心から感謝申し上げます。
腎がん卒業報告をすることが出来て本当に嬉しいです。

春になったら、ずっと守ってくださった奈良の癌封じ寺大安寺さんに千羽鶴を持って
腎がん卒業報告とお礼に行きたいと思っています。
腎がん発覚当時、SNSで交流のあった会ったことも実際に話をしたこともない友達が
子供さんと一緒に一生懸命に折ってくれた大切な千羽鶴。
10年経っても手元に置いておきたくてずっと守ってもらっていた千羽鶴。
大安寺さんに納めて本当に腎がん卒業としたいと思います。

皆さまが穏やかなクリスマス新年を過ごされますように

腎がん治療中の方が それぞれ納得のいく治療をうけ穏やかに過ごせますよう
転移なくこられている方が、このまま転移・再発なく卒業の日を迎えられますよう
いつも 心よりお祈りしています。

♥コメントは2014年1月いっぱいで閉じさせていただきました。
5年ぶりの更新にも関わらずコメント下さった方々、とっても嬉しかったです。
ありがとうございました。


【2024年3月20日 追記】
毎月通う内科にて血液検査の結果が出ました。
何と!eGRFの数値がこれまでの最高でした。
eGRF 71.6ml

腎臓の働きの点数としたら71.6点!
あまりにも数値が良かったので追記しておきます。

ちなみに手術後(右腎臓摘出後)の点数40点
術後1年4ヶ月の点数60点くらい でした。
術後~術後14年までは50~60台を行ったり来たりという感じでした。
そして術後15年に70点と驚きの数値に。
片腎になってもここまで機能が回復するんだと驚きました。
左腎臓くんの回復力に感謝です。


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