◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

【13】 入院6日目 手術前日

2009-01-22 13:56:11 | 入院 (手術前)
■ 2008年12月14日(日) 入院6日目 手術前 ■


*今朝から絶食
水、お茶、飴・ガム以外は食べてはいけない。

*マグコロールP(下剤)服用

この下剤、紙コップに入った白いドロッとした液
見た目はバリウム。味はオレンジ風味。不味い
”マグコロールP”これが効いたのか本日、便意しばしば
*9時より24時間持続点滴開始
*手術部位剃毛



この前、麻酔科の先生と手術時の麻酔についての話をした際、
今年の8月に子宮筋腫の手術で硬膜外麻酔を使用し、術後、左足に痛みが残り現在もその痛みが残っていることを伝えた。
前回の硬膜外麻酔での左足の痛みを考慮し、今回は硬膜外麻酔の使用は
「やめた方がいい。」と中止することになった。
術後、硬膜外麻酔は細い管を留置することにより術後の鎮痛を出来るので痛みが軽減されるが、
硬膜外麻酔を中止することにより痛みが強くなるかもしれないが、
その時は別の痛み止めで対処するとにことになった。





前回の子宮筋腫の手術の際、
背中に細い管を入れる際
「痛い」と訴えたのにも関わらず、そのまま全身麻酔に切り替えられ
意識がなくなった状態で、管を装着された。
術後に左足に痛みが出た。
これって?医療ミス?

今回、こちらの麻酔科の先生にその時の状況を話したところ
「痛い」と訴えたところで、硬膜外麻酔の中止をするべきですね。と
首をひねって言われた。


手術の準備は着々と進められている。
でも、全く実感なし。
「明日、手術で”もしも・・・”の事が起きたら?」
そんな事を考えても全然怖くないんだ。
不思議なくらい。

明日になったら実感涌くのかな?
ドキドキするかな?



な~んて思いながら持参したお守りを握る






病院での長い夜
全然、眠れなかった。


いよいよ明日、手術です


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【12】 入院5日目・手術まであと2日

2009-01-22 13:46:07 | 入院 (手術前)
■ 2008年12月13日(土)入院5日目・手術まであと2日 ■



今日から
抗生剤を内服(朝・昼・夕・ねる前)


入院してたら、どんどん時間や曜日、日にちの感覚がなくなってゆく・・・



病院は退屈で時間が長く感じる。
家から持ってきた年賀状をせっせと書く。
手術までに全部書いてしまう。
術後は、書けなくなるかもしれない(状態が悪いと)から・・・








今年は、病気になったお陰で時間がいっぱいあるから
久しぶりに手作りの手描き年賀状
にしてみた。
年賀状を書いていると
長らく会ってない友達に手紙を書いているみたいで楽しい。


PM3:00~
職場の友人2人が お見舞いに来てくれた。
職場の人には、お見舞いはお断りしていたのに・・・
だってー
ちょっとスッピン見られるの(*/▽\*)イヤン ですもん(笑)
しかも、お見舞いに来た人が涙目になって帰るんだもん
ヾ(・ε・。)ォィォィ!
そんな顔されたら、困るやん!


私、とても2日後に手術を控えた人に見えないくらい元気だ


夜、S主治医が病室に来た時
「先生、私すごく元気なんだけど手術しなきゃダメなの?」
と言ってみたが、笑って誤魔化された


やっぱ、手術するんだなぁ。。。







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【11】 入院生活 <4日目>手術3日前

2009-01-22 10:15:17 | 入院 (手術前)
■2008年12月12日(金)入院<4日目>手術まであと3日 ■


本日より手術準備に突入



食事が「低残渣食」に変わる
*低残渣食→胃腸に残りにくい食事




これが、美味しくない

下剤も服用。
今からお腹の中に食べ物を残さない準備だ。


夜、友達がお見舞いに来てくれた。
ケーキ持って。。。
今日から食事が「低残渣食」になってるのに・・・・・
病室抜け出して
友達と2階のソファーのある場所に移動して
一緒にケーキ食べちゃった
良い子の皆さんは決して真似しないでね!

はいはい
私は不良患者ですよ


大丈夫手術までに出せばいいんだから


      「ケーキ超おいしかったよ~








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【10】 入院生活<3日目>

2009-01-21 15:07:53 | 入院 (手術前)
■ 2008年12月11日(木)入院生活<3日目> ■



今朝も頭痛。
血圧は下がってきた。

今朝6時より翌朝6時まで(24時間)尿を壺みたいな容器に溜める。


今朝、私の大部屋の隣の個室に入院されていたお爺さんが亡くなった・・・。
家族の方がお迎えに来ている最中に出くわしてしまった。
お爺さんの姿も見た事なかったが、
何だか凹


午前中S先生の診察
エコーで腫瘍の位置を再確認


手術日が16日(火)→15日(月)に変更になる。
1日手術が早くなった。


当初、
私が帝王切開で2回、
子宮筋腫の手術
、で今年2008年8月(4ヶ月前)に
どちらも臍から下を合計3回切開しているということもあって
今回、腎臓&腫瘍を摘出するのに『横』に切開↓↓↓する予定だったが






横に切開すると傷の治りが遅く、術後の痛みも強く、
縦に切った方が、腎臓摘出時、より的確に手術出来る、
であろうということで

縦に切開↓↓↓するということに変更になった。







どちらにしろ、痛いだろうなぁ~


今日もシャワーした
手術後は、とうぶんシャワーも出来なくなるから
せめて手術前は毎日シャワーしたい


今日も頭痛が酷くて、昼間は殆どベッドで寝ていた。
頭痛は辛い。

入院していても変わらず”花粉症”で鼻詰まり

夕方になって頭痛が少しましになる。








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【9】 入院生活 <2日目>

2009-01-21 12:43:59 | 入院 (手術前)
■ 2008年12月10日(水)<入院2日目> ■


午前 腹部CT検査 (注射しながら。何の注射かよくわからない)
午後 MRI検査


朝から頭痛が酷い
朝の回診時にS先生に 頭痛を伝え頭痛薬(ロキソニン)もらう。
薬を飲んだが頭痛は治まらず



同室のOさんNさんと仲良くなる。
食堂で一緒にお茶に誘ってもらった。
嬉しかった。



午後からシャワー。
シャンプーしてスッキリ!
少し気分転換だ


夜の回診時にS先生に頭痛は治まらないと伝える。
血圧が高いのが原因かもしれないと言われる。
血圧を下げる薬(ノルバスク錠5mg)が処方される。
夕食後服用。



血液検査で2項目ほど数値の高いのがあり、
腎臓の腫瘍からの影響があるのかもしれないと言われる。
どんな影響が???
よくわからない。
血液検査の何の数値が高かったのか ちゃんと聞けばよかった・・。
そこまで頭がまわらない



知り合いから
続々と心配メールが届く



病院の夜は早い。
消灯時間10時。
ハッキリいって全く眠くない。









夜の病院は、色んな音が聞こえる。
遠くの部屋から響く叫び声や呻き声
誰かの足音。
ナースステーションや廊下からの話し声。
ナースコールの音。
聴力が超いい私は、こんな時辛い
色々な音に敏感になってしまう・・・




窓の外を見て気を紛らわす。
病室の小さな窓から見える夜景はとても綺麗だった
ベッドに座って写メ撮ってみた。
夜景ぜんぜん綺麗に撮れてないし
おまけにガラスに幽霊みたいにボヤ~ッと映ってる
コレ!幽霊ちゃうよ
私やん(笑)
窓際のベッドからだと窓が大きいから
もっと夜景が綺麗に見えるのになぁ。。。
廊下側のベッドの窓は小さくて残念だ




病院の夜は寂しい。。。






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【8】 入院 <入院1日目>

2009-01-20 15:20:33 | 入院 (手術前)
<入院1日目>

■2008年12月9日(火) 入院 ■


PM2:00~いよいよ入院です。


入院の為の受付をすると
手首に名前とバーコード患者ID番号、生年月日、血液型などが記入された
バンドを手首に付けられた。





このバンドに記載されてる患者ID番号
この番号をひとつづつ足していくと
0+0+0+0+0+8+4+9+6+4=31
私のラッキーナンバー(好きな番号)は
「31」
自分のID番号が「31」って
な~んかラッキー気分


単純な私は、これで病気もスッキリ治る予感なのだ



入院した実感があまりなかった。
ちょっと旅行にでも行く感じ(笑)
家族の心配をよそに全く私は呑気だ


病室は、6階
個室を希望していたのにも関わらず手違い?
それとも手術前は大部屋なのか?
”4人部屋”に案内された


手術後は、個室に必ず変えてもらうよう頼んで
しばらくは4人部屋での入院生活のスタートとなった。


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同部屋の他の患者さんは
50代女性 結石で石を砕く為の短期入院の患者Nさん
70代女性 膀胱癌 抗がん剤治療の為の長期入院予定の患者Oさん
70代女性 足を火傷の患者?さん
の3名だった。

まず、最初に私に声をかけてくれたのは、
膀胱癌で入院されていたOさん。
上品で人あたりのいいお婆チャマだった。

入院初日の血圧 上が160代でビックリ
こんなに高い血圧ははじめてだった。
これも腎臓のせい????

入院してすぐ
これから24時間、尿を全部とり壺のような容器に入れるよう言われた
これが、結構面倒臭くて
血尿の私の尿の「血」のような臭いがたまらなかった


夕方、主治医のS先生が病室を覗きに来る。
S先生、なかなかのイケメン
年齢は私と同じくらい
S先生は、とっても優しい口調で感じがいい。

「SORAさん、これから頑張りましょう

と笑顔で言ってくれた

単純な私は頑張れそうな気がする(笑)


さぁ、入院生活のはじまりだ








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