緊急事態宣言も全国で解除になり、僕の自粛モードも解除しました。
前回まで歩いた「逢隈(おおくま)駅」から宮城に入って「中野栄駅」までと、2日目に「塩竈駅」から「中野栄駅」までの計画です。
6時07分の電車に乗ります。
久しぶりの誘導標柱です。
さらに川沿いを歩き、阿武隈川を渡ります。
こんな感じです。
「千年希望の丘13号丘」です。
いやいや長かったです。
おかげさまで腹が出る出る。
お散歩程度じゃお話になりませんね、やっぱり。
全然登ってないのでいきなり山はちょっと無理です。
2週間空けただけでも体力落ちるので、1ヶ月以上の我慢はだいぶこたえました。
ということで今週の連休は「みちのく潮風トレイル」の続きを歩くことにしました。
今回歩くセクションはこちら↓
前回まで歩いた「逢隈(おおくま)駅」から宮城に入って「中野栄駅」までと、2日目に「塩竈駅」から「中野栄駅」までの計画です。
いつものごとく前夜発です。
今回は頑張って20時30分に家を出ることが出来ました。
なんてったって 片道310kmありますからね。
だんだん遠くなってきて、運転も辛いです。
それと現在常磐道は夜間工事通行止め区間があります。
今回は広野IC~常磐富岡ICの区間が通行止めで、一般道への迂回をさせられました。
それでも休憩はトイレ1回以外は止まらず、0時30分に到着しました。
高速降りてからも近かったですしね。
睡眠が浅く、3時半に1度目覚めました。
なんとか2度寝して5時30分の起床です。
これだけ眠れりゃ問題ないです。
JR仙石線で仙台で乗り換え、JR常磐線で福島の逢隈駅に降り立ちました。
電車での移動に50分ぐらいかかりました。
今日は遠いぞ···。
6時07分の電車に乗ります。
それなりに乗客がいましたが、混雑はしていません。
逢隈駅は無人駅ですが、降りる人が思ったより居たので驚きました。
さて、GPSナビをセットし地図を持ってスタートします。時刻は7時10分でした。
久しぶりの誘導標柱です。
みちのくのコレはとても分かりやすいですが、すべての曲がり角に付いているわけではありません。
ボーっとしていると通り過ぎてしまうので気をつけないとね。
のっけから、見たいと思っていた「田澤麿崖仏」をいつの間にかスルーしてしまいました。あ〜ぁ。
阿武隈川に出ました。
いきなり目に飛び込んできたのは「日本製紙岩沼工場」でした。
ものすごい煙突から煙が出ています。
この煙、秋田工場では異臭が酷く住民の苦情が出ていましたが、現在は石炭や木屑を燃料とするリサイクル操業になっているようです。
もちろん宮城県でもばい煙に対する協定を結んでおり、公害の抑制に対する監視をしているようです。
しかしながら、要塞を思わせるようなその外観は一種の写真撮影ポイントとしても有名で、夕暮れどきに浮かび上がるその様は独特の様相をかもし出しているように思えます。
さらに川沿いを歩き、阿武隈川を渡ります。
歩いて渡る人はほとんどいません。
歩道があって良かったのですが、なかには横断歩道なんて無いところもあるので、車に手を挙げてアピールしながら渡ったりします。
こんな感じです。
対岸に渡ると宮城県です。
土手の上をずっと歩き、ちょっと入ると「南浜中央病院」がありました。
当然ここも津波の被害を受けています。
今では立派に復興を遂げ、また地域の大切な役目を再開していました。
YouTubeでも動画が上がっています。
この辺りになると古い地図ではどうにもなりません。
とにかくすべて変わってしまっていますから。
みちのく潮風トレイルの地図ですら、すでに変化があります。
つまりそんなスピードで復興が進んでいるということですね。
GPSと紙地図を照らし合わせながら進んで行きます。
「千年希望の丘13号丘」です。
ほぼ平らなこの土地では高台がありません。
ちなみに〇号丘は1〜3と11~13の6基でした。
なんのための丘なのかな··· 避難場所としての役割は果たしそうですけど。
でも調べてみると意外な真実を知りました。
波の力を減衰させる役割があるほか、やはりいざという時の避難場所にもなります。
丘の土台などには、震災ガレキが用いられているとのことです。
そういう想いを込めて造られているのです。
そして海沿いの土地からは津波を意識した構造になっているため、海がほとんど見えません。
その2へ続きます。
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