いつものように前夜発。
そしていつものように運転中眠くなりました。
塩原の道の駅まで行けそうでしたが、安全を優先して矢板北パーキングで寝ることにしました。
5時間ほど寝れるはずでした。
まだ午前5時にならない頃かな? けたたましいサイレンを鳴らした緊急車両が何台も通り過ぎます。
そしてパーキングエリア内にも赤色灯が回り始めました。
そうです。
ニュースで見た方も多いと思いますが、東北道の車6台の事故。
まさにその時、直前の矢板北パーキングで足止めをくらいました。
お巡りさんに状況を聞きます。
鹿沼から応援に来たそうです。
車線内にいる車は、その手前で待つしかないようで、パーキングエリア内で待った方が負担が少ないと言われました。
テレマークの先生に連絡します。
「ちょっと、いやだいぶ遅れてしまうかもしれません」
先生は「急がないで、こちらは大丈夫です」と返信してくれました。
水だけ買ってお湯を沸かし、朝ラーメンを作りました。
車内の清掃や便利アイテム取り付けなどをして時間を潰します。
8時半を過ぎた頃、パトカーが移動し通行止めの表示が下ろされました。
一台二台と出口に向かいます。
それに続いて四台目で出ました。
昨夜午前1時に乗った高速道路、たった一区間に8時間かかりました。
事故現場はまだ事故車両が寄せられたままになっていました。
中には前も後ろもなくなっている乗用車もありました。
単独で事故を起こして追い越し車線に止まっていた軽乗用車に後ろから走ってきた大型トレーラーと乗用車が突っ込みました。
その後、軽乗用車から降りた女性が走ってきた別の乗用車にはねられ、意識不明の重体だということです。
さらに女性をはねた乗用車に別の大型トレーラーが追突するなどしてこの乗用車のドライバーも意識不明の重体となってしまいました。
車は便利ですけど、怖いですね。
たった一台の運転ミスがまさか多くの方の人生を変えてしまうとは。
気を引き締めて高速道路を降りました。
道路に雪は無く、塩原を過ぎると車は激減しました。
スピード抑えめながらちょっと急ぎます。
スキー場到着は30分遅れの10時でした。
思ったより早く着きました。
女房から連絡あり、事故の詳細が分かったのはこの時でした。
また本開通は11時頃になったということです。
気持ちを切り替えてスクールスタートです。
今日は今シーズン最後のレッスン日となります。
少しは進歩出来ただろうか⋯。
ベーシックな練習から始まり、緩いコブ斜面までやりました。
『高橋さん、カラマツのコブに挑戦してみましょう』
えー待って下さいよ、ちゃんと滑れたことは1度もないですよ⋯ そんな事を思いながら言われた通りに滑ってみます。
あえなく3ターンで発射。
やっぱりな⋯。
先生がアドバイスしてくれますが転倒。
出来るようになれる気がしません。
先生がお手本を見せてくれます。
下から身を乗り出して見つめると⋯
『あ!滑るラインが違う。そうか、そこなんだ』今まで僕が滑ってきたラインと違うじゃないですか。
見えました。
『もう一度いきますか?』
本当は上部から一本滑って本日のレッスンは終了するはずでしたが、僕の様子を見てそう言ってくれました。
『お願いします!』
いきなり訪れた新しい感覚。
制動をきちんとかけながら、半分ぐらい通して滑る事が出来ました。
先生とはここで別れ、僕はこのままこの感覚を磨くことにしました。
何本も何本も行きました。
『見える。見えるぞ自分が滑るべきラインが』
やがて空が泣き出し本気の雨が降り出しましたが、リフト終了まで滑り倒しました。
ウェアはびしょびしょ、ゴーグルの中まで浸水。雪は最悪でしたがやめる気になりませんでした。
今日の練習の効果はまた来週確かめたいと思います。
先生、また来年もよろしくお願いします。ありがとうございました。
そしていつものように運転中眠くなりました。
塩原の道の駅まで行けそうでしたが、安全を優先して矢板北パーキングで寝ることにしました。
5時間ほど寝れるはずでした。
まだ午前5時にならない頃かな? けたたましいサイレンを鳴らした緊急車両が何台も通り過ぎます。
そしてパーキングエリア内にも赤色灯が回り始めました。
そうです。
ニュースで見た方も多いと思いますが、東北道の車6台の事故。
まさにその時、直前の矢板北パーキングで足止めをくらいました。
お巡りさんに状況を聞きます。
鹿沼から応援に来たそうです。
車線内にいる車は、その手前で待つしかないようで、パーキングエリア内で待った方が負担が少ないと言われました。
テレマークの先生に連絡します。
「ちょっと、いやだいぶ遅れてしまうかもしれません」
先生は「急がないで、こちらは大丈夫です」と返信してくれました。
水だけ買ってお湯を沸かし、朝ラーメンを作りました。
車内の清掃や便利アイテム取り付けなどをして時間を潰します。
8時半を過ぎた頃、パトカーが移動し通行止めの表示が下ろされました。
一台二台と出口に向かいます。
それに続いて四台目で出ました。
昨夜午前1時に乗った高速道路、たった一区間に8時間かかりました。
事故現場はまだ事故車両が寄せられたままになっていました。
中には前も後ろもなくなっている乗用車もありました。
単独で事故を起こして追い越し車線に止まっていた軽乗用車に後ろから走ってきた大型トレーラーと乗用車が突っ込みました。
その後、軽乗用車から降りた女性が走ってきた別の乗用車にはねられ、意識不明の重体だということです。
さらに女性をはねた乗用車に別の大型トレーラーが追突するなどしてこの乗用車のドライバーも意識不明の重体となってしまいました。
車は便利ですけど、怖いですね。
たった一台の運転ミスがまさか多くの方の人生を変えてしまうとは。
気を引き締めて高速道路を降りました。
道路に雪は無く、塩原を過ぎると車は激減しました。
スピード抑えめながらちょっと急ぎます。
スキー場到着は30分遅れの10時でした。
思ったより早く着きました。
女房から連絡あり、事故の詳細が分かったのはこの時でした。
また本開通は11時頃になったということです。
気持ちを切り替えてスクールスタートです。
今日は今シーズン最後のレッスン日となります。
少しは進歩出来ただろうか⋯。
ベーシックな練習から始まり、緩いコブ斜面までやりました。
『高橋さん、カラマツのコブに挑戦してみましょう』
えー待って下さいよ、ちゃんと滑れたことは1度もないですよ⋯ そんな事を思いながら言われた通りに滑ってみます。
あえなく3ターンで発射。
やっぱりな⋯。
先生がアドバイスしてくれますが転倒。
出来るようになれる気がしません。
先生がお手本を見せてくれます。
下から身を乗り出して見つめると⋯
『あ!滑るラインが違う。そうか、そこなんだ』今まで僕が滑ってきたラインと違うじゃないですか。
見えました。
『もう一度いきますか?』
本当は上部から一本滑って本日のレッスンは終了するはずでしたが、僕の様子を見てそう言ってくれました。
『お願いします!』
いきなり訪れた新しい感覚。
制動をきちんとかけながら、半分ぐらい通して滑る事が出来ました。
先生とはここで別れ、僕はこのままこの感覚を磨くことにしました。
何本も何本も行きました。
『見える。見えるぞ自分が滑るべきラインが』
やがて空が泣き出し本気の雨が降り出しましたが、リフト終了まで滑り倒しました。
ウェアはびしょびしょ、ゴーグルの中まで浸水。雪は最悪でしたがやめる気になりませんでした。
今日の練習の効果はまた来週確かめたいと思います。
先生、また来年もよろしくお願いします。ありがとうございました。