先日の同窓会で久しぶりに皆に会いました。
それぞれがすっかりそれなりの歳になっていい味出してます。
昔話に盛り上がるなか、僕には会ったらぜひ話してみたい人がいました。
なかなか僕には難しく感じていた彼、でも何故か趣味の志向が一緒なのです。
好みの女性のタイプも同じだったし、ここはいっちょ思い切って話しかけてみるか⋯。
僕『どうも、久しぶりです』
彼『おっ、元気?』
僕『うん、なんかさ山行ってるんだって? だいぶあちこち登り散らかしてるみたいだね』
彼『んなことないよ、なに?ケンちゃん(僕のことね)も登るの?』
僕『うん、冬はスキーしてるけどそれ以外はあちこちの山に行ってる』
彼『へー、今度一緒に行こうよ』
僕『いいよ。でも俺ついていけるかなぁ』
彼『待ってよ、俺こそゆっくりで迷惑かけると思うんだ。それとスキーも行こうよ』
しばらく他の同級生たちと話したりしていましたが、彼と目が合うと「ここに座ってよ」と自分の隣を指さしています。
彼『スキーはどこ行ってるの?』
僕『たかつえがほとんどだよ。昔ザウス(過去に船橋にあった人工スキー場)で君を見かけたんだ。声掛けられないほど上手くてレベルが違ってた』
彼『なーんで、声掛けてよ』
⋯待ってくれ、僕は君にスキーはかないっこないし、気安く話しかけられる雰囲気なかったし⋯
僕『だってクラウン(スキー検定最上級)の人と一緒に滑ったら俺が惨めじゃん』
実際にクラウンとは知らずに言ったら、本当にそうでした。
彼『そんなことないよ、昔の話しさ。今はそこまで体力が無いよ。今度一緒に行こうよ』
僕『またまた〜俺を安心させといて見せつけるんだろ? そんじゃいつ行けるのよ』
彼『休みは火曜日だっけ?』
僕『あっ!今度の火曜日なら祝日じゃん、休みだろ?』
彼『今度の火曜日って、3日後じゃないかー』
僕『そだよ。まあ行けそうなら連絡してよ』
ありゃりゃ、俺何誘ってるんだろ。
いつものように一人で練習すればいいじゃないか。
でも、なんか彼、顔つきが優しくなっていて話し方も柔らかい。ちょっと嬉しくなって、いろいろ話しました。
僕『じゃ、その気になったら連絡してよ』
そう言って同窓会は終了
当然のことながらスキーに行くという話は「永遠に来ない大人の口約束」だと思っていました。
そして月曜日。
なかなか来ない連絡に『やっぱりこうなるよね』と思っていました。
仕事の合間に一応連絡してみます。
しばらく経って返ってきた返事は『行くつもりです。よろしくお願いします』と。
えーっ!マジで?
よーし、こうなってら下手くそな俺をトコトン見せつけてやる!
目の前で派手に転んでやるだけさ。
その夜、午前1時に塩原の道の駅に着く予定だということでした。
道の駅に着いてみると彼の車が先に到着していました。
とてもワクワクしました。
隣に停めようと思いましたが、エンジン音で起こしてはいけないと思い、少し離して停めました。
寝床を作って寝ます。
7時に起きる予定です。
朝。
少し早く起きて彼の車の脇に移動します、
なんとすでに起きていて、トイレに行っていたのか向こうの方から満面の笑みを浮かべて近寄ってきてくれました。
本当にいい顔になったな⋯。
僕『おはようございます。今日は付き合わせてしまってすみません』
彼『いやいやこちらこそありがとう』
僕の車に荷物を乗せてもらい、一台で行くことにしました。
話は尽きません。
あっという間にスキー場に到着しました。
僕『テレマークの体験してくれるんだろ? それにしてもまさかブーツのサイズまで同じとは思わなかったな。はははは』
彼『趣味も同じだし、まさか同級生と来れるとは思わなかったよ。俺たち似てるのかもね嬉しい』と言ってくれました、
とりあえず彼には自分のアルペンスキーを履いてもらい、その滑りを見せてもらうことにしました。
たかつえスキー場のメインバーンにアクセスします。
僕『さ、いっちょかましてもらおうかな』
彼はもたもたせずに一気に行きました。
おー速ぇ〜。
さすがクラウンの滑りはキレっキレです。
着いて行くのがやっとの状態でした。
数本滑って一度ゲレンデベースに戻ります。
彼『じゃそのテレマークってやつに履き替えようかな』
僕『おっ、いきますか?』
さて、クラウンほどの足前はテレマークスキーに乗り換えるとどうなるのか。
もちろん彼は初体験です。
画像はクラウンの滑りです。
その2へ続きます。
それぞれがすっかりそれなりの歳になっていい味出してます。
昔話に盛り上がるなか、僕には会ったらぜひ話してみたい人がいました。
なかなか僕には難しく感じていた彼、でも何故か趣味の志向が一緒なのです。
好みの女性のタイプも同じだったし、ここはいっちょ思い切って話しかけてみるか⋯。
僕『どうも、久しぶりです』
彼『おっ、元気?』
僕『うん、なんかさ山行ってるんだって? だいぶあちこち登り散らかしてるみたいだね』
彼『んなことないよ、なに?ケンちゃん(僕のことね)も登るの?』
僕『うん、冬はスキーしてるけどそれ以外はあちこちの山に行ってる』
彼『へー、今度一緒に行こうよ』
僕『いいよ。でも俺ついていけるかなぁ』
彼『待ってよ、俺こそゆっくりで迷惑かけると思うんだ。それとスキーも行こうよ』
しばらく他の同級生たちと話したりしていましたが、彼と目が合うと「ここに座ってよ」と自分の隣を指さしています。
彼『スキーはどこ行ってるの?』
僕『たかつえがほとんどだよ。昔ザウス(過去に船橋にあった人工スキー場)で君を見かけたんだ。声掛けられないほど上手くてレベルが違ってた』
彼『なーんで、声掛けてよ』
⋯待ってくれ、僕は君にスキーはかないっこないし、気安く話しかけられる雰囲気なかったし⋯
僕『だってクラウン(スキー検定最上級)の人と一緒に滑ったら俺が惨めじゃん』
実際にクラウンとは知らずに言ったら、本当にそうでした。
彼『そんなことないよ、昔の話しさ。今はそこまで体力が無いよ。今度一緒に行こうよ』
僕『またまた〜俺を安心させといて見せつけるんだろ? そんじゃいつ行けるのよ』
彼『休みは火曜日だっけ?』
僕『あっ!今度の火曜日なら祝日じゃん、休みだろ?』
彼『今度の火曜日って、3日後じゃないかー』
僕『そだよ。まあ行けそうなら連絡してよ』
ありゃりゃ、俺何誘ってるんだろ。
いつものように一人で練習すればいいじゃないか。
でも、なんか彼、顔つきが優しくなっていて話し方も柔らかい。ちょっと嬉しくなって、いろいろ話しました。
僕『じゃ、その気になったら連絡してよ』
そう言って同窓会は終了
当然のことながらスキーに行くという話は「永遠に来ない大人の口約束」だと思っていました。
そして月曜日。
なかなか来ない連絡に『やっぱりこうなるよね』と思っていました。
仕事の合間に一応連絡してみます。
しばらく経って返ってきた返事は『行くつもりです。よろしくお願いします』と。
えーっ!マジで?
よーし、こうなってら下手くそな俺をトコトン見せつけてやる!
目の前で派手に転んでやるだけさ。
その夜、午前1時に塩原の道の駅に着く予定だということでした。
道の駅に着いてみると彼の車が先に到着していました。
とてもワクワクしました。
隣に停めようと思いましたが、エンジン音で起こしてはいけないと思い、少し離して停めました。
寝床を作って寝ます。
7時に起きる予定です。
朝。
少し早く起きて彼の車の脇に移動します、
なんとすでに起きていて、トイレに行っていたのか向こうの方から満面の笑みを浮かべて近寄ってきてくれました。
本当にいい顔になったな⋯。
僕『おはようございます。今日は付き合わせてしまってすみません』
彼『いやいやこちらこそありがとう』
僕の車に荷物を乗せてもらい、一台で行くことにしました。
話は尽きません。
あっという間にスキー場に到着しました。
僕『テレマークの体験してくれるんだろ? それにしてもまさかブーツのサイズまで同じとは思わなかったな。はははは』
彼『趣味も同じだし、まさか同級生と来れるとは思わなかったよ。俺たち似てるのかもね嬉しい』と言ってくれました、
とりあえず彼には自分のアルペンスキーを履いてもらい、その滑りを見せてもらうことにしました。
たかつえスキー場のメインバーンにアクセスします。
僕『さ、いっちょかましてもらおうかな』
彼はもたもたせずに一気に行きました。
おー速ぇ〜。
さすがクラウンの滑りはキレっキレです。
着いて行くのがやっとの状態でした。
数本滑って一度ゲレンデベースに戻ります。
彼『じゃそのテレマークってやつに履き替えようかな』
僕『おっ、いきますか?』
さて、クラウンほどの足前はテレマークスキーに乗り換えるとどうなるのか。
もちろん彼は初体験です。
画像はクラウンの滑りです。
その2へ続きます。