日本人としてのアレ。

通りすがりで会ったなら、その出会いを大切にしたい

『(はじめに)を改めます。』

2013-11-30 | はじめに

最近、色々と調子が良くて、正直言うと、文字通り『調子に乗ってました』m(__)m

でも、体調が悪い日や、原因不明で落ち込む日などがある場合、『やっぱりお客様のお陰なんだな』と、実感します。

 

僕は、人間不信って言うか・・・、『お客様に錯覚を楽しんでもらえる職業』を選んでおりますが、ぶっちゃけた話、僕の事を『楽しませて騙してくれた人』には出逢った事がありません。(マジシャンは別として)

子供の頃に大人に騙されたり、思春期に大人の女性に騙されたり・・・、言いたくないような経験ばかりです。

『言いたくない経験』は、僕しかしていない!!なんて被害者意識を前面に押し出すつもりはありません。

 

たぶん、皆様も同じだと思います。

個人差はあるけれども、『人は、欲望によって知らない奴に騙される』(自己責任でね)

これは、人類に【欲望】と言うDNAが組み込まれた時点で抗いようのない、普遍的なテーマだったりすると思うのです。

 

その『悪循環』を止めるために、僕は手品師として『嘘』はつかない様に努力しています。

『嘘』と言う漢字は、【口が虚しい】と書きます。

嘘をつく自分自身が虚しくなるのです。

嘘をつくと、無意識の後ろめたい気持ちがお客様に伝わってしまうようで、『手品に不信感』を与えます。

 

なので僕が行う事は、極力『偽』です。

『偽る』と言う行為は『人の為』と書きます。

 

この説明の全てを言わなくとも、僕の言いたい事を理解してもらいたいと思います・・・。

 

手品師は、『嘘はつかない』。(ついてはいけない)

けれども、『お客様が肉眼で見ている(その状況)は、偽りの現実』だと言う事です。

 

『嘘』と『偽』、これは、似て非なるもの。

 

僕は、ただ、テーブルを囲んだお客様と一緒に、『自分の目でハッキリ見ているのに信じられない事がある』言う、そんな不思議で楽しい時間を、共有させてもらえたら、僕も楽しいな!と思うのであります。

 

【驚く】と言う事を、一か月に一度位楽しめると、また人生と言う素晴らしい時間が、驚くほど変わると思うのです。


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