対極論

正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ

大極論91号 証人喚問? 証人恫喝? その1

2018-03-28 08:58:50 | 時事・思考実験

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立憲民主くん「証言拒否、裏を返せば「事実です」「やりました」と認めたということ」 ネット「やっぱり魔女狩りじゃん」(5ちゃん 速報・立憲民主くんツイッター)

▼立憲民主くんのツイート

刑事訴追を理由に証言拒否することは、裏を返せば「はい、事実です」「やりました」と認めているということ。ある意味非常にわかりやすい。

【解説】
立憲民主党公式キャラの立憲民主くんがツイッターでこう呟いたが、
この論旨だと刑事事件の被疑者(佐川氏はまだ被疑者でもないが捜査対象)の基本的な権利よりも証人喚問の証言の強制力が重い、
または証人喚問上では基本的人権は否定される、、というのが立憲民主党の公式見解らしい。

こうした、個人の人権よりも証人喚問の義務の方が重いとする、野党の論理がネット上で問題視されている。


【放送事故】福山哲郎、北村晴男弁護士の法解説が理解できない 生放送で恥を晒す(5ちゃん 速報・netgeek)※元ネタはグッディ

森友文書の改竄騒動で佐川元長官が国会に証人喚問された件で立憲民主党の福山哲郎議員が根本的なところから勘違いをしており、北村晴男弁護士が間違いを正す場面があった。
もはや放送事故のやりとり。

福山哲郎「経緯について刑事訴追の恐れがあり答えられないと仰ってるのに官邸などの指示は『ない』と明確に答えた。不可思議」
北村晴男「全然おかしくない。自分がやった事は刑事訴追の恐れがあり答えられないが、官邸からの指示がなければ『ない』と答えれられる」

北村晴男「全くおかしくないです。刑事訴追というのは虚偽公文書作成罪にかかわるところですから、佐川さんが相当深く関与したんだろうなとなるから答えられない


北村晴男「官邸の関与がないということは答えられるんですよ」

北村晴男「自分がやったことは答えられないんですよ」

北村晴男「官邸からの指示がなければ答えられるし偽証罪にもならないんですよ。そうでしょ?」

北村晴男「経緯を一括りにして喋らなければおかしいという考え方は間違ってますよ」


【解説】
立憲民主党の福山議員が、首相の関与を否定しながら都合次第で証言拒否をする佐川氏は矛盾だと指摘するも、北村弁護士に福山議員はその論旨を否定される。


【お題】
今回の証人喚問で証言拒否を繰り返した佐川氏。
その50回の証言拒否がメディアでクローズアップされた。

同時に佐川氏は、安倍夫妻の関与を否定し野党側の「期待」に反する証言を行った。

こうして証人喚問は幕を閉じたが議会は相変わらずモリカケで紛糾したままである。
こうした状況はどうであろうか?


【極論】

発行者:
一言だけ言わせてくれ!
もし野党が本気で安倍首相の関与を確たる証拠に基づいて確信しているのならば…
『佐川氏を「安倍夫妻の関与を否定した」という証人喚問の偽証罪で、確たる証拠と共に告訴するべきだ。』

モリカケへの首相夫妻の「関与」や「忖度」などは、首相が金銭的授受を受けていない以上、犯罪行為・司法マターではない以上、政治の問題。
また財務局の公文書書き換えはそもそも起訴化出来るか微妙な案件だが、
証人喚問が本当に「偽証」ならば明確に告訴・起訴案件で、
司法の場で「首相の関与」を明確化できる絶対の機会である。
これで野党が佐川氏を偽証罪で告発しないのならば、野党は証拠も確信もなく、単に議会妨害で騒いでいるだけという証明になってしまう。

首相夫人を証人喚問に呼び出す前に、確たる証拠と確信があるのならば、佐川氏の告訴をまずするべきであるのでは?

問題解決のボールは野党側にある。

(続く)



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