対極論

正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ

大極論 41号 宅配便は?

2016-12-29 06:21:09 | 時事・思考実験
正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験

【社会】“佐川ブン投げ”は氷山の一角 梅酒が粉々、冷蔵便なのに常温で届く、弁償は「クレーム代品」で…など宅配便トラブル続出★2(2ちゃん ビジネスニュース+・ライブドアニュース)

佐川急便の配達員による荷物ぶん投げ動画でチラリのぞいた宅配便トラブルがいま、急増している。 宅配便の取扱量は、インターネットを使った通信販売が普及する前の1990年度は11億個だったが、昨2015年度は37億4500万個と3倍以上に伸びた。
トラブルも1557件が報告されている。

【物流】「アマゾン多過ぎ」ヤマトドライバーから悲鳴続出、「利便性」が生んだ過酷な実態★8(2ちゃん 速報ニュース・弁護士ドットコム)

【お題】
便利な宅配便が少しおかしい。
荷物の遅配や破損など利用者にとって困る事象が頻発し、
一方で配達員・ドライバーへの過重労働や労基法違反の超過労働の問題化、
そして配達員の質の低下や駐車違反への替え玉出頭などモラルハザードも顕在化。

宅配便業界に何があったのか?

【極論】

A:
客…送り主も受取人も我儘になってきたから配達業が成立しなく崩壊しかけてるんだよ。
受取人が不在時間なのに送り主がその時間に時間指定をしたり。 一昔前に仮に時間指定なんてサービスがあったら、送り主・受取人双方が事前に指定時間に在宅しているか確認してから宅配便に依頼しただろうし、仮に指定時間に不在にしていたなら受取人は宅配便ドライバーに迷惑をかけたと・申し訳ないと思う気持ちを持っていたものだ。
時間指定を行うと言う事は指定時間に配達するサービスを行う義務と、受取人はその時間に確実に在宅する義務や道義があるべきものじゃないかな?
料金を支払えば・客ならば何でもあり、カネを払えば迷惑も恥知らずの振る舞いも許されるという風潮や他人の迷惑が何なのかを考えない風潮がこうした事態を招いているのでは?

B:
安くて・便利で・速くて・多様な条件やサービスも受け入れてくれる。
本来は「何かを得れば何かを失う」トレード・オフの関係で社会は動いる、速いサービスを使えは料金が高くなり・安い運賃の会社なら配送の質が落ちるとかね…
基本的にはサービス業なら技術革新・システム改革などでのみそのトレード・オフが緩み、サービスの質が向上し速くて・安くて・便利になる。
配送業で例えるなら徒歩の飛脚が船舶になり鉄道・航空機・トラック…という技術革新の進歩やIT技術の進歩による配送管理の効率化とかかな?

もし技術革新の速度よりもサービスのトレード・オフの緩みが早いならば、それは配送会社による配達員への負荷強要が原因である場合の可能性が高い。 賃金切り下げや過重な労働時間やらサービス残業とかね。


C:
ヤマト運輸の場合、おそらくアマゾンの配送を独占する事により、安い単価でも安定した大量の荷物を配送する事による「規模の経済」を志向しようとしたんだろうね。
配達量の多少に関わらず配達員は特定の地区に毎日特定数が配置コストになる、一種の「固定費」状態。 ならばアマゾンと配送契約をし配達量を増やしても会社的には利益が上がるだけで経費はガス代が増えるのと僅かばかりの配達インセンティブがコストになるだけが。
だが実際はアマゾンを頻繁に利用する世帯は昼間不在の単身世帯や忙しい共働き世帯と重なり、二重三重の再配達の手間が増えて実際の配達コストパフォーマンスが悪化している現実と、
その悪化したコストパフォーマンスを現場の配達員に押し付け労働環境の悪化を見てみぬふりを経営側がする事によって帳簿上のヤマトの利益が捻出されている現実。
ヤマト運輸とアマゾンの関係だけじゃなく大概の運輸業が様々な理由で悪化したコストパフォーマンスをドライバー配達員に押し付けているのが現実。
それがトラブル頻発の原因では?

D:
かつて、大英帝国華やかりし頃、インド・英国航路が多数の海運業界が乱立し過当な競争を繰り広げ、その結果船舶の事故や荷物の行方不明が頻発し荷主側が問題視した頃には手遅れで、既に真面目な船舶業者は淘汰され、安かろう・悪かろうの船会社が安売り競争に明け暮れていたという事があった。
その事態を打開する為に「荷主サイド」から運賃の安定の為のカルテル団体を船会社に設立を依頼し、適正な料金で適正な運輸サービスの提供を望んだ。

所謂今現在も残る、独禁法にうるさいアメリカですら認めるカルテル「海運同盟」の設立である。

さて自由主義経済・アダム・スミスな国イギリスが完全競争の弊害を認め、適正な料金と適正なサービスのバランスが壊れると利用者自身に被害がツケとして回ると理解した事象だが、
日本の運送団体と政府はその事をそろそろ理解すべきでは?

E:
ブラック企業でも理不尽な業務でも文句も辞めもせずにドライバーが続けるから悪いんだよ!
消費市場に消費者の選択に自由がありながら、労働市場が市場として需給が不完全で尚且つ労働者に変なプライドや義務感があるから、ブラック企業が増えて健全な企業が淘汰されるんだよ。

労働市場から運輸労働者が辞め撤退すれば、運輸企業は労賃と労働環境を改善するようになり、運輸各社も荷主に値上げ要求をせざる得なくなる。






大極論40号 貧困の犯人(その2)

2016-12-28 05:42:58 | 時事・思考実験
正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験

【国内】誰が日本の貧困を拡大させているのか?(続き)

D:
では本題に戻ります。
誰が日本の貧困を拡大させているのか?どうでしょうか?


A:
誰が…ねぇw
貧困なんて今に始まった事じゃないし、貧富の拡大なんて「剰余価値」とそれによって生じた利潤の再投下のせいだってマルクスを読むまでもなく分かる事だしなぁ。
ってかじゃあ、そうして利潤と再投下を繰り返す資本家へ富が集中する事が悪い・ズルいと言って非難をする奴らは、自分がカネを貯めて資本家側になれば良いし、資本家や経営者が失敗しても何のセーフティネットも資本家には無い状況にも目を向けろよ!

B:
バカかね君は?
破産法・民事再生法を知らないのか?
あと会社は株式会社・有限会社ともに「有限責任」なのを知らないのか? 実質的に会社の資産の範囲での責任に限定されるシステムで、個人経営や合資合名会社じゃない限り無限責任は原則あり得ない。

A:
少しは社会に出たら?
普通は会社の破産・倒産とは債務超過での事業停止・破産宣告処理や手形不渡り・支払い不履行による信用毀損による仕入れ不能や仕入れ取引先による債務回収騒動による事業継続停止状態になるかだが、
じゃあそもそも負債となるべくカネは誰が貸したんだよ?
親類縁者に頼み込んだカネか銀行の融資だろ?

銀行はタダじゃあ貸さない、経営オーナーの「私財」を担保・抵当にして貸すんだよ!
破産したら身ぐるみ銀行から剥がされ、取引先には仕入れを回収され債権支払いを強要され、親類縁者には見捨てられ恨まれ縁を切られ…
それでも誰も助けないし、国すら助けない、儲かってる時には税金をガッポリ取っても潰れれば知らん顔、いや潰れても納税の督促はくるぞ?

社員は潰れても失業保険が会社都合でフルに出るが、社長には何も出ない。

それでも資本家・経営者はズルいですか?


C:
まぁまぁ、確かに社長個人が担保を出して保証人になるのは中小企業で日本の大多数の会社の話だから切実だが、
少なくともそんな状況になるまで会社を運営する社長が能無しだよ。
ある程度のところで経営に見込みが立たなければ事業撤退を決断するべきだし、傷が浅いうちなら担保も全部取られる訳じゃないしね。
社員の生活の為に会社を続けても潰れた時は、社員は罵声しかしないモノ。 だからこそ会社都合失業保険をフルに出せるように手配して早急に撤退の為の人員整理するべきなんだよね。


B:
話は逸れたが資本家の資本の蓄積・資本の再投下のサイクルが富の寡占を産むのは間違いがない話で、国はだからこそ利益から法人税を・資本家や高収入者からは所得税を累進的に高い税率で取り社会に再分配をして格差を縮小させるべきだが、
小泉政権から今のアベまで法人税・所得税の累進税率の最高税率を引き下げる反面で逆進性が高い消費税税率を上げたり、所得税の扶養控除を改悪したりして格差を拡大させている。
社会に貧困を蔓延させ社会に不義と不公平を醸成させる安倍政権に反対の声を挙げるべきだな。

C:
ってかさぁ、そこまで安倍政権が不義と不公平の根源で怨嗟の的ならば、何故高い支持率なんだい?

考えられる答えは4っつかな?

1・実はメディアの示す支持率はデタラメで、政権から買収か恫喝をされている、もしくは去勢されていて吠える事も出来なくなって御用支持率を垂れ流している?

2・数字はデタラメだが、目的はある時期になったら数字を一気に落として不人気を演出する為のマスゴミの策略か?

3・支持率は正しくて実際に安倍政権政策を支持し満足している国民ばかり?

4・不満があるが、対案・アンチテーゼになる野党が胡散臭くて信用できないから仕方なく相対的に支持している?

私は(4)だと思うのですが、それなら貧困問題を含めた安倍政権の問題の最大悪は野党とそれと共闘するパヨクの責任ですね。
安倍自民に問題があるとしても、その政策は小泉改革からの継承政策で、別に公約違反や騙しの政策ではない。
一方でそうしたオープンな政策に反対軸を提示しても支持されない野党が根本的に問題なんじゃないかな?

A:
去勢されているのはマスゴミじゃなく野党だよ。
何をやっても一定の支持・票とカネがパヨクと労組から流れてくるから緊張感がない。

労組も野党と本気で「革命」なんて起こした日にゃあ会社の経営が傾き労組どころじゃないから程々の活動で良いし、なんと言っても労組のスポンサーは労組に積極的でないノンポリ従業員からの給与天引き組合費だから真剣味が湧かない。

パヨクも政治イシューにしている貧困弱者や在日や労働問題の労働者や福島原発被害者や沖縄基地反対派は資金源ではなく、「別の利害関係者」がスポンサーで、政治イシューの対象問題や被害者は単なる運動を展開する為の「ネタ」に過ぎないから、本気の当事者意識が無い。 
要するにスポンサーを喜ばす為に問題当事者へ押し掛け与力をするだけで、実際はその結果問題当事者がどうなろうと知ったことではない。
ちょうどメディアと視聴者とスポンサーの関係と似ていて、パヨクが本当はどっちを向いて仕事をしているか分からなく、本当に助け共闘をするべき被害者や弱者の側に立たないのがミエミエだから、国民からも胡散臭く見られるのでは?

労組が政治の為に労働者から組合費の搾取の構図から脱却し、スポンサーである労働者の為の政治活動を行い、
パヨクは弱者を喰い物にする政治運動から脱却し、背中にいる弱者の為の政治活動を自覚し。
野党はカネと票の安穏から脱して、そうした国民の声を背負い政治に望むという基本的な事が出来れば安倍政権を傾かせ、安倍政権にも緊張感を与えて、国家の為の政治から国民の為の政治にシフトさせられるんだがな。

まぁパヨクも民進党もバカだから安穏の豚の立場で腐り朽ちるだけだろうがなww

B:
草生やして茶化してるんじゃないよ!

アンタがパヨクと呼ぶ政治活動家やボランティアかまるで誰かに飼い馴らされた存在だと言いたげだが、
みんな手弁当で問題解決の為の一歩・礎になろうと奮闘しているんだよ!

虐げる政治・恐怖と恫喝で弱者を叩き回るポスト真実で踊り狂うネトウヨ・真面目に当たり前の社会を希求する人々を茶化して貶めるネット界隈!
そういう社会悪に正面切って戦うリスクはあれどメリットは皆無の活動をスポンサーだ?安穏だ?
愚弄して良い事と悪い事があるよ!


A:
悪いのは愚弄じゃなくパヨクの頭だよw
まぁ本当に悪いのは社会問題意識を持つ多感な青少年に「セイギノミカタ」の称号とポリコレ棒を与えて後ろから操る悪い大人だがな…

こうした悪い大人は本音では問題解決をされては困る存在で、問題を煽り・起こし騒ぎ・社会に混乱と怨嗟を撒き散らしたい存在なんでな。

悪い大人は貧困問題の解決手段もある程度理解しているが、運動上では絶対に提示しない。
何故なら、解決せずに貧困が拡大・悪化し社会混乱になり人々が憎しみとルサンチマンで満たされる社会を望んでいる。

解決へ導く手法を知る力と発信する力を使わないで更なる貧困の拡大を求める悪い大人…それが本当に悪い人間だわな。


D:
誰が悪いって魔女狩りみたいなマネをしていても問題解決にはなりませんよ。
冷戦崩壊とバブル崩壊の二つの事象で貧困と格差拡大は必然的になったのですよ。

まず冷戦崩壊はアメリカに日本をはじめとした同盟国を甘やかせても自陣営に付かせておくインセンティブがなくなり、特に日本への経済的要求が激化しました。
まず日本の資本主義国でありながら非資本主義的な経済構造である、主要上場企業間の株の持ち合いと銀行が融資という実質的な資本投入を行うメインバンク制(メインバンクと株の持ち合いは表裏一体)を槍玉に挙げました。
このメインバンク制と株の持ち合いは銀行を頂点とする一種の
コンチェルンのように働きながら一方で株主不在の株式会社を示し「会社は誰の物」かという資本主義の根本が歪んだ怪しいシステム=ニッポン株式会社を形成したのです。
ですが、このシステムは「会社は従業員のモノ」という概念を生み出し、終身雇用制という永続的な御恩と奉公に似たある種
の主従関係を会社という法人と結びながら、その経営サイドもそのほとんどが会社の従業員の一員で、忠誠心も帰属意識も高く会社と人生が融合したかのような企業文化が普通になる国になりました。 そしてアメリカはこうした企業システム・企業文化を非資本主義だと攻撃し、
アメリカの代理人が如くの竹中平蔵氏はアメリカの希望通りに株の持ち合いを解消させる政策を行いました。

株の持ち合いの解消は平成不況による銀行の貸し渋りと重なりながらメインバンク制によるコンチェルンを終焉させました。

株の持ち合いが終焉し「会社は株主のモノ」という概念が定着すると、従業員は会社を所有し運営する仲間・同志から利潤を生み出す生産財の一部となりました。
当然、生産財ならばコストパフォーマンスの概念で「導入」が決められ、同時期に始まった派遣法改正に合わせて生産財である従業員を派遣に切り替える事にも経営は躊躇しなくなった訳です。

株の持ち合い解消から始まる会社の概念が、会社と従業員の関係を変え、派遣社員の増加への正当化を行った事が格差の拡大の原因の一つだと私は思っています。
これに不況による就職氷河期が非正規雇用を状態化させた事や、国際化に伴う産業空洞化が非正規を安く酷く使用する動機と正当化に繋がったり、不況による共働きという女性の社会進出が就業者を増やし雇用のパイを奪い合うという事も格差拡大に繋がったとも言えます。

とにかく貧困の拡大の原因だけで本が一冊書けてしまうくらいの論説が必要です、
「誰が貧困を」などの悪人探し・魔女狩りで問題を単純化してもそれは単なるプロパガンダで敵を示し憎しみを煽る手法に過ぎないのだと思いますよ。


B:
また「一億総懺悔」ですか?
責任者を曖昧にしての構造論的な問題追求では本質がぼやけるだけですよ?

大極論 40号 貧困の犯人とは?(その1)

2016-12-28 03:35:07 | 時事・思考実験
正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験
【国内】誰が日本の貧困を拡大させているのか? (2ちゃん ビジネス+・HUFFPOST・「稲葉剛公式サイト」より転載)

私はカジノ法案について、現在でも深刻な国内のギャンブル依存症問題を悪化させ、ホームレス問題などの貧困問題を深刻化させるものだとして、反対の論陣を張ってきました。
こうした主張をすると、必ずと言っていいほど、「パチンコはいいのか?」という意見が飛んでくるのですが、私はパチンコへの規制も強化すべきだと考えています。少なくとも、駅前などアクセスしやすい場所での出店は規制すべきです。


生活保護世帯の増加に対して、厚生労働省の担当者は「依然として、1人暮らしを中心に高齢者世帯の増加に歯止めがかかっていない。高齢者が貧困に陥らないよう対策を検討していく必要がある」とNHKの取材に答えていますが、今回の年金カット法案は全く逆の方向を向いており、生活保護世帯の更なる増加を助長するものだと言えます。

このように、今国会における与党や日本維新の会の動きは、「政治が貧困問題の解決を遠ざけている」と言わざるを得ないものでした。

「左派と見られるのが怖い」症候群
カジノ法案や年金カット法案、生活保護基準の引き下げといった「政治的」な課題に対して意見を述べると、自分たちの活動が色メガネで見られるようになり、支持が広がらなくなってしまうのではないか、と恐れてしまう。「左派と見られるのが怖い」症候群とでも言うべき現象が広がりつつあるように、私には思えます。

残念ながら、今の政治が貧困を拡大させ続けているのは明白です。一人ひとりの生活困窮者を支えていく現場の努力を踏みにじるがごとき政治の動きに対して、内心、憤りを感じている関係者は多いのではないかと思います。

貧困問題を本気で解決したいのであれば、「誰が貧困を拡大させているのか」という議論を避けて通ることはできないのです。

【お題】
当記事の著者・稲葉氏は、ホームレス支援団体「やもい」をはじめとして貧困問題に取り組む、そうした人からの視点だが、どうだろうか?

【極論】

A:
やもい…かw
代表の湯浅が麻生政権末期に日比谷に派遣と関係ないホームレスをかき集めて「派遣村」を称して作り、政権揺さぶりに使い、その「恩賞」で民主党参与に遇されたトコロの理事ねぇ…
こうした背景があると貧困対策団体=サヨクだと色眼鏡で見られても仕方ないよね。

B:
小泉改革以降、政府与党は貧困の拡大、自由競争から過当競争更には寡頭競争を推進し生活破綻者を増やす政策をしている。
どうしても保守・自民党と対峙するアクションを行えば民主=民進党と接近せざる得ない、当然左派団体関係者との交流も起こるのは仕方がない。

C:
このブログ記事を見てもわかるように、貧困救済団体の看板を掲げながら「政府が悪い・政治が悪い」とその政党を名指しで挙げて批判しながら、政治的色眼鏡で運動が見られて困ると嘆く矛盾をしてる事を自分で気付いていないよね。
最後に「誰が貧困を拡大させているのか」って敵・犯人を決めて攻撃すれば社会が良くなるとプロパガンダをやろうとしている。
こんなのが理事の団体じゃあ、団体はパヨクの巣だって思われかねないよw

B:
貧困の対策をしてる目線から何が悪いのかを分析する事がおかしいのか?
分析の結果が今の政治の問題だと述べるコトがパヨクなのか?
実際に貧困を拡大させる政策をしているのは政府だし、それを否定する事が悪いなら、その国はファシズムだよ。

C:
別に政府批判をするのは自由。
一方で政府批判の為に貧困問題を利用していると団体自体を色眼鏡で見るのも人々の自由。

A:
少なくともホームレスを動員して派遣村をデッチあげた時点で貧困対策団体を政治活動の道具に使ったのは明白だな。
弱者・正論を御旗に政治的恫喝をすればそういう理解をされるに決まってる。
やってる事は、食い詰め者を「大衆」と称して集めて、僧兵と共に春日大社のご神木や神輿を担いで摂関家に強訴に行く山法師(延暦寺)のやり口と変わらないわw

B:
じゃあ何か?
弱者対策団体や社会問題を啓発する団体・個人はサヨクだから相手にするなって世相が正しいとする社会がマトモなのかよ!

大多数の国民が下層に堕ちて弱者側になりつつあるのに、弱者対策団体が下層に色眼鏡で見られる社会っておかしいだろ?

C:
別におかしくはない、
社会が矛盾に満ち不安と不満が溢れ経済的にも困窮が増えると、社会主義者や無政府主義者が跋扈し党勢を拡大するのがこの数世紀の歴史。
だが、日本では先の民主党政権下でのそうした「弱者目線」での革命家モドキの所業と無能が露見し、支持するはずの有権者をウンザリさせ、同時にそうした弱者目線への胡散臭さを感じちまった訳でな。


B:
じゃあそれに乗じた安倍政権のやりたい放題を容認し、貧困で殺されるのを喜べとでも言うのか?


D:
まぁ…ノー・アベだけ騒いでいればセカイが変わると思っているパヨクが政治のアンチテーゼであり、社会問題対策団体がそうした連中に縋り歩調を合わせる事が正義だと思い続けるならば、社会はそれらを見棄てるだろうね。
その結果社会が悪くなってもな…

ってかパヨクは社会正義を実現したいのかい? それとも自民党を悪漢視しての国盗りをしたいのか?

A:
国盗りをしたいだけに決まってるじゃんw
弱者・安保・差別…正論や綺麗事を並べて対立軸を作り敵対者を「正義の」ポリコレ棒で殴り回りセイギの擁護者のコスプレをして、政治に口出しし反政府運動を画策する。
弱者や安保に差別なぞその為の手段・養分に過ぎない。

B:
そんな訳あるか!
社会正義・社会問題に対峙すると、どうしても政治の壁にぶちあたるのは当たり前だし、政治に関与せざる得ない。
そして諸問題の解決の為には、現在の政権政策を変更させるしかないとの結論に達するのも必然。
特に日々悪化する状況を促進するような法案を量産する政府与党が相手ならばなおさらだよね。

A:
で?
政権を倒し政権交代をすればですか?
その結果は明らかでしたよね?

言っておく、有権者への情緒的プロパガンダは実体が伴わないと怨嗟となって再び返ってくるぞ?

(続く)

大極論 39号

2016-12-27 14:04:13 | 時事・思考実験
正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験

しばき隊野間さん(50歳)「外国人を親日と反日に分けたがる日本人は幼稚の一言に尽きる。30年もアニメばっか見続けたからだ」(2ちゃん・東アジア ツイッター)

野間易通さんがリツイート
ECD@ecdecdecd
自分のことを好きか嫌いかだけで他人を評価するようなひとは相当幼稚だよな。
外国人を「親日」と「反日」に分けたがる日本人ってなんなの?

【お題】
しばき隊(現・対レイシスト行動集団)の主催者・野間氏の発言だが、日本人は「外国人を親日と反日に分けたがる」らしい。 少なくとも実社会で外国人評をする機会を見聞した事など殆ど無い人ばかりだと思うが、実際これはどういう事だろうか?

【極論】

A:
親日と反日の二元論のカテゴライズを批判する口で、日本人を勝手に差別するバカw
自分が常にダブスタなのも気が付いてない。

B:
主義主張を発するのに、カテゴライズ・区分けをし対立点・対立者を明確化するのは当然、
自分が今述べる主張が自分達の普段の活動とが仮にダブルスタンダードだとしても、それを理由に批判や主張の価値が毀損する訳ではない。
文明的生活をしている者が環境保護活動をする資格が無いと言われたらおかしいだろ?

A:
差別反対を唱えながら、差別的カテゴライズを設定しその背景を勝手に設定し、レッテル貼りをし見下す。
差別反対運動家が差別主義者な行動をしているんだぜ?
例えば、強姦魔が粗暴犯を非難する主張をするようなマネをしてたらおかしいだろ?

B:
差別とは多数派が少数派を、強者が弱者をレッテル貼りし差別的対応をする事を言う。
野間さんは少数者の弱者視点から社会を俯瞰しているので差別ではない。

A:
彼は「オタクは排除します」などを発言し、オタクを徹底的に敵視していますが?
彼には俯瞰的な視点は存在しなく、あるのは主観的先入観と差別意識を彼のポリコレ言論で正当化しているだけでは?

オタクが日本の多数派でもないし、朝日新聞のような時事問題を政治イシューに絡める事を業とするメディアと結託してる野間サン界隈が既に弱者とは言えない。


少なくとも差別的カテゴライズを「論評」としたいなら、そのイシューとカテゴライズ対象との基礎的なデータ・エビデンスを示すべきだな。
彼と対立する在特会は少なくとも基礎データとエビデンスを提示して在日差別を在日批判論だと定義し喧伝している。


B:
いくらデータを出そうが証拠を出そうが、ごく一部の在日韓国朝鮮人が関与した不正行為を、属性自体の差別だと喧伝する事に正当性がある訳がないでしょ?
大多数の韓国・朝鮮在日は善良に日本社会に溶け込んでいるよ。


A:
はいはいw
一部のねw
朝鮮学校自体が拉致事件の実行機関として活動し、日本人に敵愾心を植え込んで反日を口実に犯罪行為を正当化する害虫の集団の分際でなんですか?

B:
ほう、まさに一部の犯罪を属性に絡ませてレッテル貼りのですか?まさにレイシズムそのものですね!

A:
じゃあ、お前らのお友達のリベラル市長=川崎市長の論法でお前たちを納得させてやるよ!
共産党への抗議デモを止めたい川崎市長が『蓋然性』という言葉を使って抗議デモを妨害し潰したんだぜ?
デモの主催メンバーに在特会メンバーが居るという理由で嫌韓デモとは無関係の反共産党デモを職権で潰す、その理由が嫌韓ヘイトスピーチを行う蓋然性があるという理屈でな!

『蓋然性』という主観的概念の可能性論で首長が妨害しパヨク界隈が喝采する事が通るならば、
パヨク界隈が言うような、ネトウヨによるレイシズム的とされる在日の危険性論は差別発言ではなく蓋然性的在日犯罪への主張だと言っても問題がない。


C:
ってかこの前まで野間をはじめとする、
パヨク界隈は中立な見方をする者を「どっちもどっち論」だと否定し、今度は善悪二元論的に対立側の主張をする人間を「幼稚なアニメ脳」とレッテル貼りですか?
つまり、パヨク界隈が満足する人間って、二元論的な思考回路で尚且つパヨク側に信奉した概念を持たないとだめって事ですか?
多様性を口にしながら対立者批判はダブルスタンダード上等ッスかw

結局パヨク界隈は思想信条・言論の自由を認めないファシズムが多様性・ダイバーシティを口上に人を差別する悪意の塊のポリコレ棒な矛盾集団だわな。


B:
Cさん、今は二元論とレッテル貼りをするネトウヨの話をしているのであって、会話の状況やその時の立場が違う事でダブルスタンダードだとか矛盾だとか喚かれても困りますが?
そういうのを論点すり替えと言うのでは?
もし、あらゆる状況・論点立場での矛盾を一切認めないのが識者・論者の資格ならば、誰も語れないし議論自体が成立しなくなる。
だいたいその論法だとネトウヨ界隈も、一切の矛盾のない差別的な言動をしなければならないって意味不明な状況になりますよ?

C:
滅茶苦茶だなw
最低限の話をしてやるよ!
全く利害関係の無い人間がその場の状況判断で行う言論ならば、その時々の価値観や状況で真逆の結論を論じてもそれはあり得る話だが、
既にその利害関係に組入ってる・ないしは飯の種にしている野間が、左右や差別問題で語るのは、明白なポジショントークなんだよ!
飯の種にしてるポジショントークがコロコロ都合次第で変わってたら非難されるだろ?


ってかお前さんがネトウヨと定義する連中って何だよ?
それこそ差別を推奨する側のポジショントークだって定義するならば、単なるレッテル貼りだぜ?
「在日特権を許さない」この当たり前の話が何故差別主義者なんだ?
論点逸しをしているのはパヨクじゃないか?


B:
なんでそう屁理屈を言う人が増えたのですかね?
野田さん=CRAC界隈は差別を許さない事を合言葉に、在日特権などのあり得ない差別的な優遇を有るかのように喧伝し属性攻撃を正当化する在特会を封じ込めようとしてるだけの、
人類普遍的な価値観に基づいて活動しているだけですよ?

ダブルスタンダードでも何でもない、二元論的に差別を助長する輩を倒し、差別問題に中立な立場を取るふりをして問題意識から逃れる人には沈黙は差別を助ける事と同じだと檄を送っただけで、別にダブルスタンダードでも非慣用な強要でもありませんよ?

A:
ばっかみたいW
その「人類普遍的な価値」とやらを自念もせずに盲信し強要するからポリコレ棒だって揶揄されるんだよw

本当に在日の属性がいわれなき差別されているのか?
在日の一部のが悪い事をした事を口実に属性自体が差別の喧伝に遭っているのか?
在日全体が差別の為に貧しく、日本人への悪事を不本意ながらやらざる得ない環境を強いられているのか? またはそこまで環境が悪いから特権とも見られるほどの福祉を在日は享受せねばならないのか?
反日教育で在日にとって日本人への犯罪・危害行為が「抗日的英雄行為」だと刷り込まれているから当たり前のように犯罪が多いのか?

あんたはそんな事も考えた事が無いだろ?




大極論 38号 (追加)

2016-12-25 04:18:04 | 時事・思考実験
「マスゴミ批判」がこの国にとって「百害あって一利なし」である理由(追加)


この編の最後は「思考実験」ではなく私見を発信させて貰います。



【発行者の寝言】
ポスト・真実…結局はプロパガンダ製造が政府やメディアの独占物だった時代は過ぎ、ネットの出現による個人が行うプロパガンダ製造にその威力・権限を奪われた結果、
焦るメディアがポスト・真実などのプロパガンダ用語を流行らせ、ネット発信媒体の悪事を喧伝しようとしているのは明白。

一方で、マスメディアがこの造語を発信すればするほどマスメディアが行ってきたプロパガンダの悪行がネットで暴露され拡散されていくパラドックス。 結果は「オマエガイウナ」

【ポスト・真実とは?】
事象・情報の流れと量の膨大で複雑な現代、個人があらゆる角度から情報を見つめ判断を出来ない時代になり、
その情報に造詣が深い・専門家・識者に情報の選択から結論論評の思考判断まで「委託」しがちになる。
更に、人は最初に得た情報と評価判断を「先入観」として刷り込みなかなか再評価・修正出来なくなる。
情報を自ら咀嚼せず識者に判断を依存する、更にはその刷り込まれた判断・評価を再評価する事を嫌う人の性…既成事実の信奉。

そうした気質・状況の時代では、人々に最初に刷り込む情報媒体こそが優秀として好まれて、熟考し中立に考え結論に時間がかかり再評価を厭わず事実を積み重ねて報道する情報媒体は読者・視聴者の先入観との葛藤に遭い嫌われ敬遠される。
かくしてポスト・真実という印象や情緒的な権威や情報媒体の発する情報こそが「真実」だと独り歩きし、人々は再評価する事なく情報が事実・常識だと固定化し社会の「歴史」にもなりかねない。


【ポスト・真実の作り方】
かつて韓国のNTBSというメディアがアシアナ航空着陸失敗事故で韓国側の責任回避を行う手法として『'操縦士過失'主張に対抗する5つ戒律』を述べたが、これが興味深いので抜粋する。

1・ 最初から積極的な‘メディア対応プレー’を広げろ
最初に認識して決定した結論に対しては、以後新たに正確な事実が明らかになっても、なかなか最初の決定を修正しないとする大衆の属性に基づいたものだ。
政治交渉ではこれを‘赤いニシン戦略(Red herring)’、すなわち、まだ決定されていない内容をすでに決定された事実であるようにメディアに公開して、一般の人たちに偽りを真実だと信じさせる戦略だ。

2・ いわゆる交渉論の‘公共の敵(Common enemy)に追い込む’戦略
米国国民もボーイングの欠陥航空機の犠牲者になりえることを浮上させろこれと同時に、ボーイングによる欠陥の被害者や犠牲者に、米国国民もなりえるという論理を着実に展開しなければならない

3. 友好的な機関および団体と‘連合戦線’を形成しなさい

‘公共の敵’戦略を一層強固にするためには、韓国と同じ被害者の立場にある機関や団体との連携対応同盟連合(Alliance)戦略が必須だ。まずこのNTSBによる‘操縦士過失’発表に怒った、‘国際民間航空操縦士協会(ALPA)’や、以前に機体の欠陥で事故がおきたのにNTSBが認めず、‘操縦士過失’を追求されて困りきった、すなわち悪感情がある航空会社と、適切な同盟関係を形成して合同対応することだ。


4. 韓国政府は外交チャネルを通じて抗議レベルを高めろ
各種外交チャネルを通じて韓国政府と国民の不満を伝えて抗議水準を高めて、この意志を多角的に伝達しなければならない。

5. FX事業参加業者であるボーイングに、大韓民国国民感情を悪化させないのが良いことだと警告圧迫しなさい
もし‘操縦士過失’で押し続けるのならば、数兆ウォンのFX事業でボーイングを選択する政府を、大韓民国国民は容赦しないだろう。このような意志を要路を通じて米国核心部とNTSBに伝えなければならない。


さて、4と5は一種の恫喝交渉手法だから今回は論を省くが、
1・2・3は今回の「ポスト・真実」と深い関係があり、特に1はポスト・真実の本質を突き、
2はポスト・真実を大衆に広めるコツ(=大衆をニュースの視聴者・傍観者から当事者として舞台に上げる)
3は2を補完する為の多数派工作と同業者・識者専門家を味方に付けて、主張に権威付けをする。

という手法を表している。
この中には真相究明や再発防止の発想は一切無く、韓国側の責任回避手法とボーイングへの押し付けという「利害工作」のプロパガンダ手法でしかの述べない。
だがこの「戒律」はポスト・真実とは何か? 先入観の愚かさ・熟考しない事・誰かに情報の取受選択を丸投げする危険性・情緒的な思考の危うさを如実に示し、それを利用し利用されているのが現代社会だと示している。


【戒律の背景】

アシアナ航空でのNTBSの論説は別にNTBSが韓国の優秀なプロパガンダ製造業者ではなく、普段から韓国人が日常で人との付き合い方・交渉術として行ってきた事を纏めただけに過ぎない。

従軍慰安婦捏造問題などはその好例で、先に大声で嘘捏造を並べ既成事実化し、二国間問題を世界の人権侵害問題化し慰安婦問題の放置は世界の女性人権問題の後退を意味すると喧伝し、人権蹂躙の歴史を持つユダヤ人団体と共闘を画策し、
更には交渉で謝れば貶し謝らなければ怒り恫喝の手口に使い、日本が謝罪・賠償をせねば日韓国籍関係は破綻し更には世界中で反日工作を展開すると暗に恫喝する…

では韓国人は何故こうした「戒律」を身に着けているのだろうか?
それは儒教が劣化し社会的階級と儒教的な徳の大小が同一化され、階級の上部が絶対化された社会になり、物事の判断が善悪正否ではなく、上位序列のその場の納得・心象で判断される社会だから。
そして悪と認定された者は一族郎党が族誅で即決に処分され再審の機会が失われるような裁可が平然と下される社会だったから。

さて、声闘(声討)という朝鮮の文化を象徴するような討論手法がある。
とにかく声を大きく、尊大に振る舞い、相手を見下して、過剰な形容詞を用いて罵倒しあう手法だが、 声闘には事実や客観性があまり考慮されず嘘・捏造・誹謗の中傷と自己の絶対正義の披露宴となる。
これこそ、劣化儒教と族誅の織りなした文化で、階級上部等に心象でその場で納得されて裁可されればすべて勝ちという社会システムがこうした「戒律」として現代にも続いて判断思考・交渉術・人間関係そして社会的規範にも根付いている。


【ポスト・真実と戒律の親和性】

先述のアシアナ航空戒律を例として朝鮮声闘文化とポスト・真実が親和性が高い事を論じたが、
では朝鮮式声闘文化が世界のスタンダードになりこの言論手法が世界を席巻するかと言えば必ずしもそうはならないと思う。

何故ならいくら先入観を刷り込むプロパガンダが発達し、白を黒と言う詭弁が闊歩しようが、現実・事実が付いて回る。
昼間に闇夜は来ないと喧伝しても日は落ちる事実は変わらない。
このポスト・真実の効用は、物事が決着し解決するまで騙し対立する意見を封殺し対立者を弾圧出来れば良いだけの話。
昼間に闇夜を否定し、闇夜の存在を語る対立者を戒律で潰しポスト・真実で自己が優位になっていれば、闇夜が来たとしても対立者が主張の正当性を再考しようとしても、その時は別の対立項に論点を移せば良いだけ。
情報洪水化社会ではポスト・真実が有効に働くがそれは、ポスト・真実の嘘がバレた時にも嘘を受け流せる体制が出来ていればの話。
蓮舫の国籍時の話法がまさにそれだが、そうした言動が通用するのは蓮舫・民進党に「権威」が存在すればこそ。
だから民進党のポスト・真実は通用しなくなった訳さ。
(まぁこういう言い方をすると民進党が朝鮮人と親和性が高いと喧伝するようなものだがw)


ポスト真実・ポリコレ棒・東大話法詭弁・綺麗事・おためごかし…
貴方の考えを惑わし、間違った社会に誘導する論法や手法は数多にある。
同時に絶対の正解解などもない。