対極論

正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ

大極論90号 迷惑?忖度? 非寛容? その1

2018-03-24 09:25:54 | 時事・思考実験
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市民活動や報道への規制、懸念も 都迷惑防止条例改正へ (2ちゃん 政治+・朝日新聞)

≫規制対象を拡大する東京都迷惑防止条例改正案が22日、都議会の警察・消防委員会で可決された。
29日の本会議で可決、成立する見通しだが、市民活動や報道機関の取材を規制しかねないと
懸念の声も上がっている。

≫迷惑防止条例は、恋愛感情に基づく嫌がらせ行為を禁じているストーカー規制法とは異なり、
恨みやねたみなど「悪意の感情」による行為などを規制している。

≫今回、監視していると告げること
▽名誉を害する事項を告げること▽性的羞恥(しゅうち)心を害する事項を告げること、の三つの行為を加える。

 また、電話やファクスを想定していた「連続電話」にメールやSNSを追加。「つきまとい」の定義も広げ、
住宅周辺での待ち伏せや見張りなどに加えて「みだりにうろつくこと」も新たに禁じる。

≫これに対し、反対の意見書を出した弁護士団体「自由法曹団東京支部」などは、「名誉を害する事項を告げること」や
「監視していると告げること」などの規制対象の拡大は、市民が国会前や路上、SNSで国会議員の批判をすることや、
報道活動を規制することにつながるなどと批判する。

≫自由法曹団東京支部は、
何が「正当な」行為かを決めるのは現場の警察官の判断に委ねられていると指摘。「恣意(しい)的な乱用を
防止することは到底不可能だ」と疑義を呈している。

(続く)



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