対極論

正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ

対極論 十号

2016-10-28 19:32:53 | 時事・思考実験

正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ


【話題】「労働時間が短い国の方が経済成長する」法則が判明 (2ちゃん 速報+・InfoseekNEWSより)



労働時間が長い国を見ると、どうも昨今経済が低迷している国々がランクインする傾向にあるようだ。
興味深いことに、逆に労働時間が短い国の1位はオランダ(年間平均1381時間)、2位はドイツ(年間平均1397時間)、3位はノルウェー(年間平均1420時間)など、先進国のなかでも着実に経済成長を果たしている国がランクインした。


OECD諸国の中で、実際に日本の生産性は下位にあると分析されている。
英エコノミスト誌によると「日本人が1時間に生み出すGDPは、たった39ドルである」一方、アメリカは62ドルとのこと。

これはもはや、さまざまな数値によって「企業が長時間社員をこき使ったところで生産性は上がらず、国も経済成長できない」という現実があらわになっているとしか思えない。
日本政府が極力残業を規制し、ブラック企業が淘汰されることを切に願う。

【お題】
労働時間と時間あたりの労働生産性には反比例的な関係があるらしく、過度な長時間労働は企業にとっても労働者にとっても、またその一国経済にとってもマイナスらしい、
では長時間労働・ブラック企業を淘汰すれば、労働生産性は上がり国際競争力にも好影響があるのだろうか?


【極論】

A:
なにこの主客転倒な話w
バブル崩壊で景気が悪くなった影響で安売り合戦が始まり、モノ・サービスの価値が低下したからだろ?
企業が生産性を上げても市場がその価値を低く見做し取引すれば、金額価値ベースの労働生産性・労働生産価値は上がった事にはならないわw

B:
(A)さんの話に近いが、米欧の一部の国みたく金融資本主義の国と日本みたく産業資本主義の国が同一の労働生産性を語られてもナンセンスですね。
ってか生産産業界で生産性を上げようとして付加価値を上げようとしても、市場の商品サイクルが早くなりすぐ陳腐化する現代では付加価値が生産性を一転させるのは難しい時代ですしね。

C:
A・Bさんの説明では、労働時間を短くしても労働生産性は上がらず、日本の労働生産性を上げるのは市場や景気の論理だと言う訳ですか?

A:
そこまでは言わない、労働時間と労働生産性の関係は、一定時間以上の連続労働や一日での一定時間以上の超過労働は急速に労働生産性を逓減させる事は実証実験や各種統計データに示されているのも事実。
だが例えば、昭和の好景気の時代が超過労働が無かった訳ではなく、超過労働と労働生産性の相関関係がこの記事の結論で導くには少しおかしいのでは?と言いたいのです。

B:
まぁそういう事。記事は長時間労働が労働生産性を押し下げると言い、おそらく長時間労働は労働者のモチベーションを下げ結果的にブラック企業は経営にマイナスの手法をしていると結論づけたいのだろうが、
実際は不況が薄利多売の経営にシフトするのは当然で儲からない仕事=労働生産価値の低い仕事になるのは必然だという事。


C:
そおなのかな?
それって、中小企業の製造業にはそうかもしれないけど、大企業の非製造部門などの所謂ホワイトカラーとかは違うのではないかな?

A:
各業態によって違いがありますよね?
中小企業の製造業などで特に国際化の影響を露骨に受けている業態では競争による販売単価の低下が労働生産価値の低下になっているし、
ブラック企業問題になりがちなチェーン店系飲食業では販売単価の低下に加え企業執行側の机上の労働生産性の向上を強要した結果、現場レベルのサービス残業の横行と隠蔽という実質的な労働生産性の低下とその矛盾の発生が理由にありますね。

B:
あとCさんが指摘するホワイトカラーの長時間労働と労働生産性の関連ですが、記事のように長時間労働を行わせると単位時間あたりの労働生産性が低下すると言うより、
企業文化が長時間労働を尊ぶ風潮や、
企業人にとって長時間労働が労働に真剣に向き合っていると上司にアピールする為のパフォーマンス機会となっている現実、そして長時間労働を努力と勘案し、結果・実績と同等に評価する規範が存在するからではないでしょうか?
また、上司より先に帰れない企業文化や若輩は一番に出社し休みも関係ないという体育会系な風潮ぁあったりしますね。


C:
なんか変ですねw
会社とは利益を挙げる所ですが、それでは上司を満足させる為に働いているかの様ですね!

B:
それが「社内営業」というやつですw
顧客に営業をするのではなく組織内に自らを営業する、企業利益としては無意味ですけどね。

日本では海外と違い、企業へは「勤め」に行くものです。
つまり擬似的な主従関係で企業体・経営側の奉公人・家人になり「忠誠」を誓うのがお仕事です
契約に基づく労働力を就業とする欧米の企業意識と違いますね。


C:
もしそうだとすると、経営学的な実証実験で示されている、長時間労働が逆に労働生産性を下げて無駄という意味が欧米と日本では違うという事になりますね?

A:
必ずしもそうではありませんが、日本独自の事情で労働生産性の低い長時間労働をやっている事も示せますね。

逆に、長時間労働を強いながら時間単位の労働生産性の向上を無理強いさせるケースがチェーン店飲食業等に見られますね。
本来、長時間労働による労働生産性低下は肉体的精神的な面での「自己防衛」の面もあります、そこを無理強いすれば過労死等になるのは必然ですが、
下部の立場の人間を無理強いするのが「人間教育」であるかの社内規範を育てている企業では、下部の人間に無理強いの同調圧力を行い、さも修業や忠誠の論理で自己を追い詰め精神的疾患まで発症させかねないのが日本ではありますね。


B:
国際化の名の下にそういう無理強いの搾取の構造を進めても、日本の労働生産性は下がり景気の抜本的な改善がみられない原因こそまさにこの長時間労働にあるのではないかと思いますね。

A:
(B)さん、意味がわからないので少し詳しく!
製造業現場や飲食業等でサビ残等を用いて、会計的な労働生産性を下げて、労働の安売りをさせてまで出した結果は「国際競争力・国際レベル」に十二分に対応出来るはずが、何故か日本国の景気に反映されない不思議。
それは例えば明治期の養蚕紡績業等の労働者から搾取した財が資本家や国家に溜まり民を犠牲にした国家の勃興とも違うみたいで、何故国際競争力をコストダウンで上げてもを景気にも国富にもならないのですかね?

B:
理由は2つあります。
明治期と違い外貨を稼ぎ資本を蓄積し富国にする時代ではなく、今は国家の景気を回す事が国富になる時代です。
成熟した国家に於いて、労働者から労働力を安い賃金で搾取するという事は、労働者から消費をする機会を奪う事と同列になります。
ましてや長時間労働・休日出勤・サービス残業などを経済界が常態化させれば金銭的な需要を棄損するだけでなく、消費への時間的機会も失わせる事になります。
「若者の○○離れ」と言い内需機会の喪失を産業界は嘆いていますが、結局は自業自得の話ですね。

『労働者が消費者です』

あとは、明治期のの金・銀本位性と違い為替市場に通貨価値が決められてる現在、外貨滞留・貿易黒字の拡大は円高に直結し、国が金満だから不況になるという逆説的状況が発生します。

つまり、安い賃金と長時間労働で搾取した貿易黒字・国富は成熟した国家経済では悪影響になるわけです。







対極論 番外編

2016-10-18 05:39:27 | 時事・思考実験
【稲田防衛相】矛盾突かれ答弁で涙…専門家「ボロが出た」言行不一致に不安の声★3(2ちゃん 速報+・毎日新聞)

 稲田氏が涙を浮かべたのは9月30日。辻元氏が8月15日(終戦の日)の全国戦没者追悼式を欠席した理由をただした時だ。稲田氏は海賊対処で自衛隊の駐留するアフリカ・ジブチを訪問中だった。
辻元氏は「涙を浮かべ、震えていた。矛盾を突かれ、答弁しようがなかったのだろう。うろたえる防衛大臣を世界各国はどう思うか。国益を損ねている」と指摘する。

【お題】
辻元議員の質問に稲田防衛相が涙を浮かべ震え返答していたと毎日新聞をはじめリベラル紙が嘲笑しているが、何であろうか?
今回は当ブログ「思考実験」の主旨を逸脱し、ブログ発行者の発言を行う事を許してもらいたい。

【極論】
発行者:
「矛盾を突かれ」なぞ勝手な断定で稲田大臣を貶める毎日新聞と勝利宣言で陽々とする辻元ですか?ふざけんじゃねぇよボケ!
テメェ等サヨクが靖国参拝を否定し批判するから、外交的影響も含めて、お前らサヨクどもに配慮する為にジブチ出張という口実で追悼を欠席したんだろ!

今回で気に食わないのは、「配慮」された側のサヨクの代弁者である辻元が配慮に感謝するどころか攻撃口実に使って陽々としている事と、そうした「恥知らず」の攻撃を戦果とし侮蔑に使う毎日新聞のやり口なんだよ!
どう見てもあの涙は配慮を仇で返され攻撃の口実に使われあまつさえ「国益」なぞクソ程に価値を感じない人間に国益を滔々と語られ責められた「悔し涙」だろ!

民主主義は「強者の自制」「弱者・劣者への配慮」が肝要だと思う、特に議会制民主主義では政権与党が勢力の優勢をカサに配慮をしなくなれば議会制民主主義の意味がなくなる、譲れる所は配慮する度量が与党には必要な訳さ、
それを自党の要求を押しつけ、配慮せねば民主主義の敵だと喧伝し、配慮すれば国益を損なったと非難する野党、
コイツ等みたいなゴロツキの論理が野党の議会闘争手法になるなら、与党には配慮の論理も正当性もインセンティブも働かなくなり、与党にとって「強者の非寛容」の利益が働き議会制民主主義が壊れる事になるだけかと。

辻元氏のやり口・毎日新聞の喧伝は、議会制民主主義にとって重要な「強者の自制」を否定させ、政権与党の強い政府は野党に耳を傾けるインセンティブを壊し・自制・妥協のリスクを惹起させる事になりかねない。

野党が与党側の言行不一致を攻めるのは当然だが、自分達側が配慮されての言行不一致を責めるのは人として 議会制民主主義としてどうなのか? 
そして、朝日・毎日新聞に対峙する産経はそのマッチョな体質から同じく「涙し」靖国に欠席した稲田大臣に否定的な文面を掲げるだけで、信念を曲げてまで野党に配慮しながらその配慮を口実に稲田大臣を責める構図に踏み込まず、
野党の信義のなさ・辻元氏の狡猾さを批判しなかった事は、産経新聞の限界なのだろうか?


※今回も「思考実験」的なブログを発行しようと考えましたが、辻元氏肯定側の論調を自ら示すだけで、この辻元氏のあまりのゲスなやり口に不快感を覚えどうしても書けなくなりましたが、
私としては「どうしても言わねばならない事」に思え記しました。

対極論 九号

2016-10-16 06:30:40 | 時事・思考実験
正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ

【労働】解雇規制を緩和へ 小泉進次郎氏が提言 雇用の流動化を狙う(2ちゃん、ビジネス+・日経)

自民党の小泉進次郎農林部会長がトップの「2020年以降の経済財政構想小委員会」が月内にまとめる社会保障制度改革案の骨格が分かった。若者でパートなどの非正規社員が増えているため、
正規・非正規を問わず全ての労働者が社会保険に入れるようにする。企業への解雇規制を緩和し、成長産業への労働移動を後押しする。

【お題】
解雇規制緩和を含めた雇用流動化政策を企図、終身雇用制度を実質的に終焉させるこの制度は雇用にとって社会にとってどうだろうか?


【極論】

A:
「消費」とは捨てるゴミ箱かリサイクルが出来るシステムがあるから消費が成立する、そのシステムが無ければゴミ屋敷になる。
企業の雇用もまた同じではないだろうか? 市場規模が広がりづらい今、雇用の分だけ仕事が有るわけではない。 ならば新しい採用と同数の退場者も仕方がない業界も多い。

B:
人間をゴミやリサイクル品と一緒にするな!
仮に会社にとって従業員が単なる生産財・消耗品とみなす時代だとしても、国民の統合たる国家がそれを是認する政策をしてはだめだろ?

A:
逆に、今まで終身雇用として正社員を優遇する政策ばかりしてたから、派遣等の非正規雇用が「消耗品」扱いされて不遇な人が増え、一方で企業としては安価で都合の良い非正規雇用を増やした結果が今の状態なんでは?


C:
ふと「リサイクル」で思ったが、リサイクルショップや古本屋さんに並べられてるヤツってビミョーなのが多くね?
たぶん、捨てる・リサイクルをする人って、新モデルが出たらか買い換えるだけじゃなく、気に入らないから買い換えた人も多いと思うな。
そうすると、リサイクルショップに集まるのは少なくとも前所有者にとって要らないものだった訳で、その中でリサイクルショップでも回転早く売れる物と店の奥や野ざらしみたくなってるモノがあるが、
人材も流動化したら売れ残り人材が増えて社会問題化するぜ?


A:
じゃあ、社会問題化を防ぐ為に企業は売れ残りそうな人材の保護をせにゃあならんのか? そうしたら、企業は益々正規雇用採用に慎重になり非正規雇用が増えるだけですよ?

D:
(C)さんそれ分かるわ! リサイクルショップって新規回転時には「良い商品」を揃えるが、良い商品から売れてヘンなのが残り、更に商品を補充しその中から良い商品が売れてまたヘンなのが残りを繰り返し、
店内に段々と「澱」のようにダメダメな商品の陳列が滞留し、一定限度で新規の入荷も途絶え客足も落ちて、ひっそり閉店
…ってのがリサイクルショップでよくあるパターンだよねw

雇用をリサイクルに例えると同じで、違うのはリサイクルに当たる派遣会社や職安が潰れないだけで、職安なんかに行っても普通の仕事に就けない人がどんどん顕在化する問題ってどうするんだろ?

A:
(D)さん、リサイクルショップだってちゃんと掃除をしたりリフォームした後に店頭に出すよ。
再就職も同じで、失業中に様々なスクールや職業訓練の場を公共が用意してたり、派遣会社でも各スキル養成に力をいれていたりする。


B:
人を中古品で例えるのはやめろって!
だいたいコイツのオヤジが、規制緩和だとかで産業を滅茶苦茶にして、窮した企業に同じく規制緩和で派遣社員を提示して雇用を滅茶苦茶にしたんじゃねぇか!
そして更に息子は窮した派遣社員・非正規に同一待遇を提示して正社員システムを滅茶苦茶にしようってヤツですか?


A:
覆水盆に返らず、小泉改革云々で過去を喚いて息子を責める口実にするより、今の非正規雇用問題をどうすべきかが重要なんじゃね?
じゃあ(B)さんはこれに勝る非正規雇用対案はあるの?


B:
覆水盆に返らず? また水を入れ直せば良いだろ!
派遣社員を実質的に制限して、企業に派遣雇用から正規雇用にシフトを進めさせれば良いだけ。


A:
出来もしない無茶を対案にしますか?
小泉改革とは別に小泉個人の理念やエゴを具現化した訳ではなく、
冷戦終結後の「平和の配当」と称するグローバル化そして国際金融資本主義化の流れで国際競争力の企業強化に必須だった、合理的帰結の政策に過ぎない。


D:
(A)さん、対案と言いますが、
その前に、その構造改革と言うのをやった結果、日本国やまたは日本企業が復活したって話はあまり聞かないのですが?
トヨタとかごく一部の輸出企業の競争力が上がったみたいですが、シャープやサンヨー等の電気産業が衰退しましたよ?
対案を言う前に政策の精査をしてからじゃないと、何かおかしいと思います。

A:
(D)さん、それは円高が進んで輸出企業の企業業績が悪化したという外部要因ですよ。

B:
(A)さんデタラメ過ぎ!
円高になった原因は二つ、一つは構造改革の結果 企業構造が強くなり稼げるようになったから国の収支の黒字が続き、円高になりやすくなった事、

また一つは、構造改革と消費税増税等で、労働者=消費者の生活不安が増し消費行動に悪影響が出たから、つまり消費の減退で国内企業業績も悪化し海外からの資源や製品輸入額も減り、先の企業構造改革と合わせて、安い賃金で搾取し作り黒字を溜め込むって一種の飢餓輸出で外貨を溜め込んだから円高になった、
つまり構造改革自体が円高を呼び込む皮肉になった訳だね。

A:
反論します。円高は小泉改革前からです。
どちらにせよ、長期の不況で企業自体が構造改革を進めていた訳で、その結果のリストラの嵐が雇用の需給悪化に繋がった訳です。
そして、景気が上向きになろうとしても、企業としては終身雇用の固定費化する正規雇用採用に二の足を踏む状態で、
そこを改善する為にアルバイトより高スキルで正規雇用のように固定費化しない人材=派遣社員が必須だった訳ですね。

ハッキリしている事は、グローバル化で国際競争力が必須な事と景気不景気の波が早く、企業業績も流動化しやすい現在、
固定費化する正社員はよほど社内のコアを任せられる人材しか必要なくなり、派遣と委託が社内で益々占める事になります。
ですから正規雇用の保護より非正規の社会保障制度を充実させる施策が必要なのですね。

B:
(A)さん、貴方は自分で何を言ってるか理解してます?
労働の需給悪化が不況を加速した事を認めての不況ですよね?

労働の需給悪化が不況になる理由、簡単ですよね?明日のメシの不安・職の不安を抱えながら楽しく消費が出来ないからですよね?
貴方は人間をリサイクル品みたく例えますが、
リサイクルは退蔵すればそのままですが、人間がリストラされれば明日からの食事に困ります。雇用保険なんて有って無きが如しですよ?
明日雇い止めになる不安に怯える派遣が消費など考えないし、結婚なんかも想像できない。

そんなふざけた日本にしたグローバル主義者とは何ですか?



対極論 八号 (その2)

2016-10-14 05:23:54 | 時事・思考実験
【地域】「戦争という名の狂気 知られざる事実 南京事件」 ―南京大虐殺の事実を知って 12日まで写真展 (神奈川新聞)(続き

E:
さてお題に戻ります。
南京大虐殺という歴史的事象ですがそれ自体が捏造だとの反論・否定的見解がありますがどうでしょうか?

A:
どう考えてもを捏造ですw
あったのは通常の戦闘と掃討戦による便衣兵(ゲリラ)の処分と、あとはあったとしても多少の誤認逮捕による処刑程度でしょ?
それですら、アメリカがグァンタナモ米軍基地にアルカイダ(容疑者)を捕らえてやりたい放題やっても非難されるだけで戦争犯罪にはされない、同じ事をやっても戦勝国なら問題なく敗戦国なら戦犯のダブルスタンダードに過ぎない。
そのダブルスタンダードを拡大解釈とイメージ操作で、偶々あったかも知れない戦時のゲリラ掃討時のトラブルというグレーゾーンをさも軍部組織の命令による大虐殺だと喧伝してるのがパヨクなんだよねw

C:
ゲリラ掃討で市民が30万人も殺されるかバカ!
そんな屁理屈で騙そうとして、罪悪感は無いの?


A:すげぇなw
南京戦前に南京市内の人口が20万人だったのに、30万人を殺害ですか?そして南京戦後は南京戦前よりも人口が増えてますぜ? 中国人は殺すと殺す以上に増えていくのですか?

C:
南京市の人口は南京戦前は百万都市でしたが?

A:
南京戦前に大半の市民は南京から疎開したりして多くても20万人程度、それも安全区に逃げ込んだりして実際の戦闘地域には殆どいなかったとかですね?

D:
具体的な人口や犠牲者の数で虐殺を否定しても世界から反発されるだけですよ?

A:
えーと、人数は話の信憑性の重要な要素ですよ?
人数の分析から話者の矛盾が出ますからね。
貴方こそ海外でディベートやったら瞬殺で大恥かきますよw

D:
日本では南京大虐殺を否定するのですか?
東京裁判を否定しサンフランシスコ講和を破棄する気ですね?
恐ろしい話です。

B:
えーと、まずサンフランシスコ講和条約は日本人の思想信条の自由・学問研究の自由を否定する条項はありませんが?
あるのは東京裁判の「結果」を受け入れる事と、連合軍による占領状態を終わらせ、独立国として歩む事ですが?

君こそサンフランシスコ講和条約を恫喝道具に使って日本人の思想統制を目論むファシストですね。

C:
私は間違いなく南京大虐殺はあったと思います。
これだけの証言と証拠があって否定をするなんて人間らしくないですね。

A:
(C)さん、まず証言は証拠になりません、少なくとも文化大革命のような証拠もなく政府におもねる告発が証拠をしてリンチ・処刑にするような非民主主義の人治国家の政体が存続し、そうした歴史を肯定的に評価し続ける国家の人民の証言などは、証拠能力はありません。
何故なら政府の意向で政府の都合の良い証言をしているだけですからね。
次に証拠ですが、今回の生首写真もそうですが、捏造・改竄ばかりでまともな証拠が皆無ですよ?
単純なミスならありえますがキャプションを消したり合成写真を使ったりで信頼性に対する背信行為ばかりを出すインチキ団体の証拠は証拠だけでなく論述も排除しなければなりません。

仮説・論説の間違えならば許されますが、証拠の捏造は許して波なりません。
STAP細胞で小保方氏が追放されるなど自然科学の分野では当たり前の事を、歴史学では全く適用されないばかりか、捏造者が敬わられる風潮、何なんですかね?

C:
では(A)さんは、一切の殺害行為は無かったと主張するのですね?

A:
先程の述べた通り、掃討戦や便衣兵の処分はありました。
戦闘時の犠牲も出たでしょうね?

それよりも、その「一切の殺害行為」という質問自体が姑息だと思いますが?
戦闘行為とは敵対勢力の排除である以上、一切の殺害はあり得ません、貴方は殺害行為の有無を言質にして大虐殺の有無に話の結論を転嫁しようとしましたね?

質問をワンフレーズ・二社一択化する、左派の方がよく行う手口ですが、
「わかりやすい質問」のふりをして論点逸らしを防ぎ本質を引き摺りだそうとしてるように見せ掛け、どちらに答えても矛盾や嘘を付いているかのように印象付ける手口ですね。

物事の判断基準や説明論点は、条件・状況・見解で異なりますがその説明をさせずに相手を陥れる卑怯な方法です。

例えば、南京攻城時の重砲撃での被害者は「虐殺行為」になるのか? 掃討時の便衣兵の処理は虐殺になるのか?
または捕虜への現地部隊の処理は虐殺になるのか? 便衣兵だか怪しい人間を処理するのは虐殺か? 掃討作戦や治安維持に託つけての暴行略奪行為は無かったか?
そもそもどの事象が軍の指令系統だったかもあるのでは?

C:
詭弁ですね、そもそも日本軍が侵略をしなければ虐殺は起きませんでしたよ?
どう反論しても戦犯国を擁護できませんよ。

A:
(C)さん(D)さん、貴方たちの論法は単なる人民裁判の論理です。
日本軍が侵略をした事実と(私は支那事変は侵略とはおもってませんが)、日本軍が人民を虐殺した仮定は別の話ですが?
貴方は敗戦国は「悪い奴」だからどんな罪科も押し付けても構わないし、戦勝国には何を言っても良い権利があるかのような論法ですが、それはリンチの正当化の論理だとおもいます。
もしそのような論法ならば戦争の「歴史を学ぶ」事で得られる教訓は、戦争をしないではなく「今度は戦争に勝つ」という事になり、あなた方の狙いと間逆な思想が拡大しますよ?

まずは、戦争の勝敗と善悪は別の話・戦争をする事と戦争犯罪をする事は別の話、それを分けないと単なる弱肉強食の正当化という「平和を愛する者」の主張と聞く側の不信感の齟齬ができますよ?


B:
なるほどね、勝者が善悪を決めて敗者へ罪を押し付ける事が「平和主義者」のルールなら、敗者側は平和を守る動機よりも次の戦争に勝つインセンティブが働きますねw
だが歴史は「勝者の歴史」でそれが事実でもあるよね?


A:
そう、「勝者の歴史」、これが問題ですね。
勝てば官軍、でも「平和を望む人々」が勝てば官軍の論理を前面に出して平和を語る事に違和感はありませんか?
南京から脱線してるように思えますが、実は学術的な歴史学を政治的な歴史認識が曇らせる原因がこの勝者の歴史なんですよね。
そして、この勝者の歴史という政治的な歴史認識の闊歩・押しつけが南京や慰安婦の捏造・歪曲に繋がり、ひいてはまさに「勝つインセンティブ」を惹起させると思うのです。

平和団体が啓蒙する「勝者の歴史」観が戦争願望を惹起させる、まさにパラドックスです。

対極論 八号 (その1)

2016-10-12 14:27:18 | 時事・思考実験
正論・異論・極論…様々な角度から考察する思考実験ブログ


【地域】「戦争という名の狂気 知られざる事実 南京事件」 ―南京大虐殺の事実を知って 12日まで写真展 (神奈川新聞)(2ちゃんねる 速報+)

【お題】
横須賀市で市民団体による「南京大虐殺」と呼ばれる日本軍の行為を糾弾する写真展が開かれた、
南京大虐殺の肯定派・否定派とあるがどうだろうか?

【極論】

A:
おいおい、神奈川新聞が撮った市民団体とやらのパネル展示だが、
一番前のパネルって既に論破されてる生首写真じゃねぇか!

B:
ホントだw

元写真の「嶺ニテ銃殺セル馬賊ノ首 」の注釈を消して捏造してるなw
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/Decapitated_heads_of_bandits_at_Tieling.jpg

毎度だが、このまま騒ぎが大きくなる前に神奈川新聞は記事をサイトから消して逃亡するぞ!
早く魚拓をしておくべきだなw

C:
記録が少し間違っていた事を理由に全否定して揉み消す、ネトウヨのいつもの手口だな。

A:
いやいやいやいやwww
資料の選択ミスや解釈ミスなら許せるが、元写真のキャプションを消して、勝手な注釈を付けて市民団体が展示で、新聞が「宣伝」だろ? 故意の捏造だろ!
ネット社会じゃない時代はこれでやりたい放題やって捏造を「事実」だと強弁し「歴史認識」を創り出してきたパターンじゃん。

D:
こんなわかりやすいミスをわざわざするなんて、これは神奈川新聞社内に潜り込んだネトウヨ心配による謀略だな!

A:
いやいやw市民団体とやらが開催しているのは事実だし、
もし謀略を言うなら、市民団体とやらが針を仕掛けて神奈川新聞が釣れたとなら解るがなw まさに赤井邦道事件だなw

ってか連日反日・侮日記事を書きなぐる神奈川新聞がこの程度のミスに気が付かないって、
リベラルって善悪や事の真偽を先入観で判断してるバカだからじゃねぇの?

(続きます)