JR九州 お一人さま鉄旅 2022【 北部九州版 】 ２日目 ⑥ 『 みかど食堂 by NARISAWA 』

２０２２年５月２１日（土）～２３日（月）

ＪＲ九州の “ ハロー！自由時間ネットパス・北部九州版 ” を使った鉄旅３日間の記録です。

 

２０２２年５月２２日（日）　２日目

“ 特急 かわせみ やませみ ” に博多から乗車して、門司港に１２時１６分着。

ＪＲ九州の列車が並んで停車していたので撮影。

 

九州の鉄道の起点として栄えた北九州市のＪＲ門司港駅。

 

「旅立ちの鐘」

 

観光案内所 ＆ みどりの窓口で、門司港の観光案内地図をもらいました。

 

ランチは、門司港駅２階にある 『 みかど食堂 by NARISAWA 』で。

みかど食堂の歴史

大正3年、門司港駅の開業と同時に駅舎の2階で営業を開始した「みかど食堂」は、

当時、山陽鉄道の急行列車内で食堂車を運営していたみかど株式会社が全国の主要駅に

設けた駅構内の高級洋食店でした。

名物のカレーはソースポットで提供され、テーブルにはフィンガーボール、

内装もシャンデリアが吊るされるなど豪華で贅沢な空間でした。

復原工事中に旧厨房の床下から発見された伝票によると、1日に200組の来店があり

大変賑わっていたようですが、関門トンネルの開通によりお客さまが次第に遠のき、

昭和56年（1981年）ついにその歴史に幕を下ろしました。（みかど食堂ＨＰより）

 

2012年から6年をかけての保存修理工事で門司港駅は大正時代の姿を復元。

駅舎のグランドオープン時に『 みかど食堂 』は『 NARISAWA 』と共に再興すること

になり、『 みかど食堂 by NARISAWA 』として復活しています。

 

階段にも赤い絨毯が敷いてあり、駅舎２階で営業されています。

 

階段は折り返しになっていました。

 

旧貴賓室は、紫色の壁紙とスカーレットの絨毯、木材はチーク。

大正時代に皇族用として実際に使用された部屋で、6.3×6.8mという広さに、周囲を

アーチ状にした「折上格（おりあげごう）天井」（高さ4.9m）となっています。

旧貴賓室はレストランのグループ用個室として、予約すればお食事が出来るそうで、

お祝い事などに利用したら素敵ですね。

 

旧次室は、オリーブ色の絨毯と壁紙で木材は米松。

侍従やお供ら皇族スタッフが使用した部屋で、壁紙やカーテンも、残っていたもの

や写真を参考に復原されており、展示コーナーやレストランからトイレへの動線と

して使用されています。

 

窓からは、門司港駅のホームが見下ろせます。

 

『 みかど食堂 by NARISAWA 』

ランチメニューは、門司港ランチ ＆ みかどランチの２つだけでした。

私は、門司港グルメの焼きカレーが食べたいので門司港ランチ（３８００円）にしました。

 

予約をしていなかったので、博多駅から電話を掛けたのですが話し中で繋がらず、大丈夫

かしら？と思ったのですが当日でもＯＫでした。

シックで落ち着いた店内に案内されました。

 

門司港レトロ地区が見える窓側ソファー席にして頂きました。

確か、ななだい（だいママ）様も、この席で ご主人とランチをされていたと思います。

 

日本郵船、旧門司三井倶楽部の建物が見えます。

 

関門橋も見えて良い感じの席です。

 

贅沢サラダ。

　うちのたまご、九州産野菜、長洲鶏、自家製マヨネーズ、シーザードレッシング。

サラダがホントに美味しくて、ボリュームもあってお腹いっぱいになりました。

長洲鶏は揚げたてで温かかったです。

 

シーフード焼きカレー。

　タコ、イカ、エビ、白身魚、鯵、ムール貝、ガーリックライス。

 

門司港まつりが開催されていて、パレードを見ることも出来ましたよ。

 

懐かしの濃厚プリン。

　うちのたまご、あまおう苺。

珈琲。

　バリスタおすすめの当店オリジナル珈琲。

　鹿児島県喜界島の砂糖。

 

ホット珈琲はブラックで飲みますが、折角ですから半分はカフェオーレにしました。

 

外は３０℃超えで暑く、門司港駅前の噴水広場では子どもたちが水遊びしています。

 

門司港駅舎の小窓。

 

美味しい食事を頂き、外の景色を楽しみ、涼しい店内で１時間以上ゆっくり過ごしました。

帰りに、店員さんから撮って頂きましたよ。

 

旧貴賓室と旧次室の間に設置された お手洗い。

 

蛇口が凝っていてレトロですね。

 

１４時１０分、２番ホームに黒い列車が入線してきました。

 

階段を駆け下りて、門司港駅のホームへ。

 

実は、日曜日ルートの、大分・別府を出発して来た “ ３６ぷらす３ ” を待っていました。

門司港で４０分間停車して、お買い物など楽しんで貰って博多へ出発します。

私は他に目的があるので今回は乗車しませんよ。

 

門司港駅を正面から撮影。

1988年（昭和63年）駅舎として初めて国の重要文化財に指定されたＪＲ門司港駅。

左右対称のルネサンス様式になっています。レトロでモダンな駅舎ですね。

みかど食堂は２階にありますから、私は中央にある時計の下の窓側で食事をしていました。

良い時間を過ごせました。

 

画像が多くなりましたので、続きは、また。