注文してた月刊フラワーズ7月号が届いて、モー様の「春の夢」読みました。
予想はしてましたが、やっぱり、40年前のあの瑞々しい線が失われていて、お話の筋立てというか構成力に安心の確かさは認めますが、空気感に大きな違いを感じました。
エドガーが落ち着き過ぎていて、少年の繊細で危うくゆらめくような匂いが漂ってきません。
登場人物がピクトグラムかという印象もありました。
アランにいたっては、まるで人相が変わってしまっていて、ちょっと困ってしまいます。
あの当時の線をそのまま再現することは不可能だろうし、どうしても描線にも作者の経験知がにじみ出てしまうんだろうとは思うんですが、昔は作者と漫画の主人公たちの年齢が近かったということで、描き手もストレートに感情移入できてたんじゃないでしょうか。
わたくしにしても、思い起こせばその頃は、エドガーたちの立ち居振る舞いのすべてを舐めるような目で追いかけ、身体をひねって投げかけてくる生意気な視線や気取ったポーズがたまらなく好きでした。
そして、木漏れ日のきらきらしさや長雨の湿気、ひいては青春の甘やかさが画面からそのまま伝わってくるような卓越した表現力に悶絶しておりました。
モー様から受けた恩恵は身体に沁み込んでいるので、気持ちが離れることは決してありませんが、互いに経てきた年月が、寄り添い方に変化を強いるのは仕方のないことだと思います。
でも、エドガーに会えて嬉しかったです。
昨日のティッシュケースと同じ組み合わせの布で、まん丸ポーチと作り慣れたネコのコースター。迷彩柄のまん丸ポーチもファスナーがまだだけど、このまま持ち手を付けて小物入れにするのもありかなぁと考えてます。
予想はしてましたが、やっぱり、40年前のあの瑞々しい線が失われていて、お話の筋立てというか構成力に安心の確かさは認めますが、空気感に大きな違いを感じました。
エドガーが落ち着き過ぎていて、少年の繊細で危うくゆらめくような匂いが漂ってきません。
登場人物がピクトグラムかという印象もありました。
アランにいたっては、まるで人相が変わってしまっていて、ちょっと困ってしまいます。
あの当時の線をそのまま再現することは不可能だろうし、どうしても描線にも作者の経験知がにじみ出てしまうんだろうとは思うんですが、昔は作者と漫画の主人公たちの年齢が近かったということで、描き手もストレートに感情移入できてたんじゃないでしょうか。
わたくしにしても、思い起こせばその頃は、エドガーたちの立ち居振る舞いのすべてを舐めるような目で追いかけ、身体をひねって投げかけてくる生意気な視線や気取ったポーズがたまらなく好きでした。
そして、木漏れ日のきらきらしさや長雨の湿気、ひいては青春の甘やかさが画面からそのまま伝わってくるような卓越した表現力に悶絶しておりました。
モー様から受けた恩恵は身体に沁み込んでいるので、気持ちが離れることは決してありませんが、互いに経てきた年月が、寄り添い方に変化を強いるのは仕方のないことだと思います。
でも、エドガーに会えて嬉しかったです。
昨日のティッシュケースと同じ組み合わせの布で、まん丸ポーチと作り慣れたネコのコースター。迷彩柄のまん丸ポーチもファスナーがまだだけど、このまま持ち手を付けて小物入れにするのもありかなぁと考えてます。